立地が悪い飲食店が行うべき集客方法10選

飲食店の成功には立地が重要とされますが、理想的な場所に出店できない場合もあります。
しかし、立地条件が厳しい店舗でも効果的な集客方法を活用することで、成功へと導くことが可能です。

この記事では、立地が悪い飲食店でも集客できる方法を詳しく解説し、お客様が絶えない人気店へと成長させるためのアプローチを紹介します。
メリットやデメリットを考慮しながら、ぜひ本記事で紹介する集客方法を参考にしてください。

はじめに:悪い立地の条件は飲食店の業態によって異なる

この記事をお読みいただくにあたり、まずはじめにご注意いただきたいことをお伝えします。
それは「飲食店経営者にとって立地は重要な要素ですが、立地が悪いとされる条件も業態やコンセプトによって異なる」ということです。

(例)
・回転率が要求されるファストフード店やラーメン店、夜の営業が中心の居酒屋やバーなどの業態は駅前や繁華街の出店がオススメ。
・また、ランチタイムや仕事後の飲み会などでの利用者が多いのはビジネス街でも回転率の高い飲食店がオススメ。
・地元住民や中高年層が利用する喫茶店や定食屋などは、地元住民の少ない商店街の出店がオススメ。
・客単価の高いフレンチやイタリアンなどのレストランは、ゆったりとした雰囲気がある住宅街の出店がオススメ。
・家族での利用が多いファミリーレストランや焼肉店、回転寿司店などは車でアクセスしやすく駐車場が広いロードサイドでの出店がオススメ etc.

以上のように、立地条件の悪さは一概にデメリットとは言えず、自店舗のコンセプトや業態に合った立地を分析し選ぶことが重要です。
繁華街や路面店以外でも、顧客の滞在時間や客単価アップに注力すれば、地下店舗や空中店舗で売上を確保できるでしょう。
立地によるデメリットを克服し、効果的な集客方法を見つけて成功へと導くことが求められます。

以上を前提としつつ、この記事では飲食店にとって立地が悪いとされる一般例とその対策について次章から紹介していきます。

 

立地の悪い飲食店とは

それでは本章では立地が悪い飲食店の具体例とその対策について紹介します。

・人通りや交通量が少ない
・地下店舗や空中店舗
・駅から遠い
・駐車場がない、駐車しづらい

それぞれ順番にご紹介します。

 


人通りや交通量が少ない

交通量が少ない

立地の悪い飲食店は、人通りや交通量が少ないことがデメリットとなり、集客が難しい状況に直面しています。
特に、大通りから外れた路地裏や住宅街では夜になると物騒な雰囲気も漂い、お客様が来店しにくくなることがあります。
また、通行量や視認性が低いと、お店の存在が知られる機会が少なく、新規顧客の獲得が困難です。交通量が少ない場所では、飛び込み客が減り、予約以外の来店が見込めなくなることもあります。

これらのデメリットを克服するために、まずはお店の入り口近くに看板やパネルを設置し、店内の様子を写真で紹介することが重要です。また、WebサイトやSNSを活用し、お店の認知度を向上させる必要があります。さらに、口コミや宣伝、常連客の獲得に力を入れ、知名度を上げましょう。来店のきっかけにつながるようなクーポンの配布や常連客限定のキャンペーンも効果的です。

飛び込み客が少ない立地のお店は、当日予約が可能であることを分かりやすくアピールすることも大切です。人通りが少ない場所にあるお店は、通りがかりの来店が少ないため、宣伝に工夫が必要です。大通りに看板を設置したり、SNSを活用したり、リピーターを増やして口コミを増やすなど、人の目に止まる機会を増やすことが求められます。

 


地下店舗や空中店舗

立地の悪い飲食店

立地の悪い飲食店の条件として、地下店舗や空中店舗(2階以上にある店舗)であることが挙げられます。これらの店舗は、道路からお店の情報が把握しにくく、何のお店であるかやどんなメニューがあるかが分かりづらいため、来店につながりにくくなります。特に地下店舗は、人目につきにくく、通りかかる人が少ないことから集客が難しい傾向にあります。空中店舗も同様に、物理的に人の流れが少なく、心理的に1階にある店舗よりも入店されにくいデメリットがあります。

これらのデメリットを克服するためには、人の目につきやすい場所にメニューの写真や価格帯を掲示したパネルや看板を設置し、お店の雰囲気を伝える工夫が必要です。また、地下に向かう階段を明るく入りやすい雰囲気にすることや、窓ガラスにチラシを貼ったり、通りに看板を設置するなどの工夫も重要です。さらに、目立つ看板を設置して誘導したり、窓にカッティングシートなどを貼ってアピールしたりすることも効果的です。

立地が悪い場合でも、どのようなお店であるかをわかりやすくアピールすることで、自然とお客様も増えていくはずです。インターネットで検索して訪れるお客様が店舗の場所がわかりづらいときに、他の店舗へ流れてしまわないよう、わかりやすいお店づくりに取り組みましょう。

 


駅から遠い

立地の悪い飲食店は、駅から遠いことが大きなデメリットとなります。
特に車移動の少ない大都市圏では、駅近に多くの店舗があり、アクセスの良さが重要視されます。
一方で、地方では駐車場の有無が大きな要素となります。地元のお客様以外にとってアクセスの悪さは不便さを感じさせ、来店のハードルを上げる要因になります。

駅から遠い店舗は仕事帰りや車を持っていないお客様が立ち寄りにくくなりますが、駅から遠い場所にあってもお客様の心を掴む工夫が求められます。
独自のメニューやリピーターを増やす施策など、「あの店に行きたい!」と思わせる店舗づくりして、アクセスが悪いと評価される場所でも「わざわざ歩いてまで行く価値がある」と思われるような店舗ですれば、集客に大きく影響する立地のデメリットを克服できるでしょう。

 


駐車場がない、駐車しづらい

立地の悪い飲食店の条件の一つに、駐車場がない・駐車しづらいという点が挙げられます。
車で来店を検討するお客様にとって、駐車場がない、駐車スペースが少ない、あるいは停めづらい場所にある飲食店はネガティブな印象を与え、来店を断念させることがあります。特に、自家用車での移動がメインの地域では、駐車場の有無や広さが重要な要素となります。

駐車場がない場合、お客様はコインパーキングを探す必要があり、駐車場代もかかってしまうため、来店のハードルが上がります。
また、駐車場があっても停めにくい場所であったり、大きい車が利用しにくい場合は、家族での利用を断念させることもあります。

駐車場がない場合や不便な場合は、近くの土地や月極駐車場を借りることを検討してみてください。
また、近くのコインパーキングと提携するか、駐車場代を補填するような施策を行うことでお客様が飲食店を利用しやすくなり、新規お客様やリピーターの獲得にもつながるでしょう。

 

立地が悪い場所にも出店メリットはある

前章で立地の悪い飲食店の特長を紹介しましたが、実は立地が悪い場所にも飲食店が出店するメリットはあります。

 


競合が少なく空き物件が豊富

立地の良い物件は、当然ですが飲食店経営者に人気が高く、競合が多いため入手が困難です。しかし、立地が悪い物件では競争率が低く、店舗コンセプトに合った物件をじっくり選ぶことができます。

また、駅前や繁華街は人通りが多く集客力があるものの、賃料が高くなる傾向にあります。一方で、立地が悪い場所は賃料が比較的安く、店舗面積も広いため、開放的な空間を提供できます。節約した資金は、広告や仕入れに活用でき、開業準備に余裕が生まれます。

多くの飲食店経営者が好立地に出店を望むため、駅前や繁華街では競合店が多く集客が難しい場合があります。しかし、立地が悪い場所は競合店が少なく、地域ニーズに合った独自のコンセプトで他店と差別化しやすくなります。

以上のように、立地が悪い場所では駅前店舗と比較して賃貸費用や購入費用が格段に安く、固定費を抑えることができます。飲食店経営において、FLRコスト(食材費、人件費、家賃)と呼ばれる固定費をいかに抑えるかも重要になります。家賃や店舗購入費を抑えることで、その分経営に余裕が生まれます。

 


隠れ家的な魅力をアピール

隠れ家飲食店

『立地が悪い』とされる原因の一つである『人通りが少ない』という点を逆手に取り、隠れ家的な魅力をアピールできます。立地が悪い場所は周辺が静かで、落ち着いた雰囲気を演出できます。緑豊かな庭や快適なソファーを提供することで、お客様が日常から離れてリラックスできる空間を演出できます。

ただし、まずはお店の存在を知ってもらわなければ、お客様は訪れません。WebサービスやSNS、チラシを活用するなど効果的な情報発信が重要です。

以上のように、立地が悪い場所に出店を検討する時には、事前にデメリットとなる部分を明確にして対策を練っておくと多くのメリットを得ることができます。

 

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法10選

それではここからは立地の悪い飲食店が行うべき集客方法を紹介します。

1.どんなお店か一目で分かるようにする
2.メニューを工夫する
3.立地の悪さを強みに変える
4.グルメサイトに掲載する
5.SNSやホームページを活用する
6.ローカルSEOに力を入れる
7.口コミを増やす
8.デリバリーや通信販売を始める
9.イベント出店、他店とのコラボ、ケータリングを行う
10.リピーター対策を強化する

それぞれ順番に紹介します。

 


1.どんなお店か一目で分かるようにする

まず最初にお伝えするのが「パッと見てどんな飲食店なのか分かりやすくする工夫が大切になる」ということです。

立地の悪い飲食店は「店舗を見つけてもらいにくい」というデメリットがあります。
そのデメリットを解消するためにも、通りすがりの人に「何のお店(業態)で、どんな雰囲気で、どんなメニューがあって、価格はいくらくらいなのか?」というのが、すぐに分かるようにしましょう。具体的には店頭に設置する看板やポスター、ホームページ、SNSなどの施策で重要になります。

 


2.メニューを工夫する

高単価メニュー

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法の一つとして、メニューを工夫することが挙げられます。ここでしか味わえないメニューや話題性を重視した看板メニューを提供することで、SNSなどでの口コミが広がり、集客の強力な武器となります。また、限定メニューやレアなメニューを提供することで、特別感を演出し、お客様の興味を引きます。

メニューを工夫する際には、競合店舗との差別化を図るために、自店のターゲット層や周辺の客層を分析し、それに合ったメニューや価格設定を行いましょう。例えば、若い世代を集客したい場合はインスタ映えするメニューを提供し、ファミリー層を集客したい場合はお子様も食べられるメニューセットを用意するなど、お客様に合わせたメニューの打ち出しに工夫が必要です。

さらに、期間限定メニューを提供することで「このメニューを食べたい」という興味を引きますし、「今じゃないと食べらない」という緊急性も訴求できますので、対象期間の来店数を増加させることができます。閑散期・繁忙期に関わらず、お客様が来店したいと感じるきっかけ作りを定期的に行うことが重要です。

立地が悪い飲食店でも、メニューの工夫により、お客様に訪れたいと思ってもらえるような魅力的なお店づくりを目指しましょう。

 


3.立地の悪さを強みに変える

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法は、立地の悪さを強みに変えることです。駅から離れている場合は、無料の運転代行サービスや送迎車を提供し、コインパーキングの駐車代を無料にすることで、アクセスの悪さをカバーしましょう。

空中店舗や地下店舗の場合、看板に内装写真やメニュー、料理の写真を掲示し、安心感を与える工夫が必要です。また、立地の特徴を活かして、空中店舗では窓からの眺望、地下店舗では静かで落ち着いた雰囲気を演出しましょう。

立地の悪さをアピールポイントに変える方法として、「隠れ家」をコンセプトにすることも効果的です。また、駅から遠い場所では広い土地と店舗を活用し、席数や駐車場を増やしてファミリー層を集客できます。

住宅街にあるお店は、地域に根差した経営を行い、近所のリピーターを増やすことが重要です。立地が悪い店は家賃が安いことが多く、その浮いたお金を内装やメニューに力を入れて他店との差別化ができます。

立地の悪さを強みに変えることで、お客様が来店したいと思う魅力的な飲食店を作り上げましょう。

 


4.グルメサイトに掲載する

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法の一つとして、グルメサイトに掲載することが効果的です。

新規顧客が飲食店を探す際にグルメサイトを利用することが多いため、登録することで集客力が強化されます。ユーザー数の多いグルメサイトに掲載すれば、多くの人に認知してもらえるきっかけになり、来店の可能性が高まります。
ただし、グルメサイトの集客力は、その地域の登録者数によります。地域の登録者が少なければ、全国的に有名な媒体でも集客力が低い場合があります。掲載を検討する際は自分の地域の掲載状況を事前に調べておくと良いでしょう。

自分のお店に合ったグルメサイトに掲載することによって、検索からお店にたどり着くお客様の増加が期待できますが、掲載費用や口コミ数についても費用対効果を考慮する必要があります。
お客様が店舗の雰囲気やメニュー、サービスを事前に調べて来店するため、詳細を細かく書くなど掲載内容を充実させることが大切です。充実度が高いほど閲覧数も上がり、立地が悪い飲食店はWEBの集客を強化できます。

※グルメサイト掲載に関しては以下の記事に詳しくまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

飲食店の集客に欠かせないグルメサイト一覧

 


5.SNSやホームページを活用する

グルメサイト・SNSの活用とメリット、デメリット

立地が悪い飲食店でも、SNSを活用して効果的に集客することが可能です。Instagram、Twitter、TikTokなどの無料で手軽に利用できるSNSは、集客ツールとして大変重要です。運用できるスタッフがいる場合は、お店のアカウントを開設し、ハッシュタグを活用しながらオリジナルの画像や動画を継続的に投稿しましょう。これにより、お客様の目に止まりやすくなります。

今はインターネット上で情報を得る時代なので、SNSやブログを使って積極的に情報発信しましょう。特に、常連客がSNSでお店の情報をシェアすれば、その情報が拡散されて新規のお客様の目に留まる可能性が高まります。SNS広告も効果的で、低コストで地域に絞り込んだ広告が出せます。

また、店舗のホームページも充実させることが重要です。SNSで興味を持ったお客様が次にホームページをチェックすることが多いため、魅力的な内容にすることで来店率が上がります。店内の雰囲気やメニュー、価格、サービスを伝えるだけでなく、アクセス方法や駐車場の有無も掲載しておくと効果的です。

立地が悪い飲食店でも、SNSやホームページを上手く活用すれば、情報の拡散力を高め、新規顧客の獲得につなげることができます。

※ちなみにインスタについては以下の記事に詳しくまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

インスタグラムの始め方

飲食店インスタ集客|5つの重要ポイントと成功事例5選

【飲食店のインスタグラム】集客を成功させる10大ポイント

 


6.ローカルSEOに力を入れる

Googleマップのお店検索結果

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法は、ローカルSEOに力を入れることが効果的です。ローカルSEOとは、ローカル検索に対する最適化や、それを目的とした各種取り組みを意味します。ローカル検索とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで「地域名+業種」や「業種」、「目的とする施設」などの検索することで、これらの検索に対して上位に表示されることが集客につながります。

具体的には、Googleマップ検索最適化(MEO)を活用し、ビジネスリスティングの平均順位を向上させることで集客につなげる方法があります。Googleマップは、いま日本で一番使われているマップアプリですので露出しやすいメリットがあります。営業時間や定休日などの基本情報に加え、店内の画像やメニューを写真付きで掲載することが重要です。

また、GoogleビジネスプロフィールやYahoo!プレイスで口コミを含めた情報の管理や活用が必要です。検索結果に上位表示されても、口コミ評価が低く、詳細のわからない店舗はユーザーに対し魅力的に映りません。口コミや情報の充実が集客に繋がります。

※ちなみにローカルSEOについては以下の記事に詳しくまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

飲食店の集客で今すぐ絶対やるべき具体策【MEO対策・Googleマイビジネス・ローカルSEO】

今すぐやるべきYahoo!ロコでの集客対策を徹底解説

 

さらに、最近では検索エンジンだけでなく、InstagramなどのSNSでも地図からの検索の利便性を高める機能が発表されています。これらの機能を活用し、立地が悪い飲食店でも効果的な集客を実現しましょう。

 


7.口コミを増やす

紹介

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法の一つは、口コミを増やすことです。
口コミは、お客様が店舗の評判を知る重要な要素であり、良い口コミが増えることで集客に繋がります。

まず、店舗周辺の法人企業への営業や取引業者への挨拶、自治会や地域のイベントへの参加などを積極的に行い、知り合いを増やして口コミの発信を促しましょう。
そして、来店されたお客様を大切にし、常連客に育てることで、口コミの拡散が進み、集客につながります。
「口コミしていただけたら次回〇%オフします」や「次回ドリンク1杯サービスします」など、口コミ特典サービスを提供することで口コミの増加を促すことができます。これにより、立地が悪い飲食店でもサービスの良さがお客様に伝わり、良い口コミが増えて再来店のきっかけになります。

立地が悪い店舗では、広範囲にPR情報を発信するよりも、ピンポイントで顧客にアプローチする方法が、低予算で効率的に集客できます。
口コミを増やすことを重視した集客戦略を実践し、立地が悪い飲食店でも多くのお客様が訪れるように努めましょう。

※ちなみに口コミについては以下の記事に詳しくまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

飲食店口コミ集客の具体策4選

 


8.デリバリーや通信販売を始める

デリバリー

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法として、デリバリーや通信販売の導入も効果的です。
コロナ禍でテイクアウトやデリバリーの需要が急増し、新規客がデリバリーでお店のファンになり、その後来店するという流れが定着しています。

通信販売を活用することで、自宅でお店の名物の味を楽しむことができ、実店舗への興味を喚起し、新たな客層の獲得にもつながります。
また、昼食時間が取れないOLやサラリーマンに向けたテイクアウトメニューを検討することで、お店の味やサービスを知ってもらい、ファンを増やすことが可能です。

立地が悪いという最初のハードルを越えなくても通信販売やデリバリーでお店の味を知ってもらえますし、その後の来店のきっかけにもなります。
※ただし、デリバリーは地方や人の少ない地域では活用が難しい場合もあります。

デリバリーや通信販売を活用し、立地の悪い飲食店でも多くのお客様が訪れるように努めましょう。

※ちなみにデリバリーについては以下の記事に詳しくまとめてありますので、もしよろしければご覧ください。

飲食店のデリバリー導入を徹底解説(注意点・外部サービス・売上UPのコツ)

デリバリーサービス12選を徹底比較

飲食店が通販を始める許可・準備・通販サービス徹底比較

飲食店「通販」の事例 15選

 


9.イベント出店、他店とのコラボ、ケータリングを行う

立地の悪い飲食店が店舗の存在を広くアピールする手段の1つとして、イベントに出店したり、他のお店とコラボしたり、ケータリングを行うという方法があります。

自分のお店のターゲットと親和性の高いお店とコラボすることも近隣店舗との接点が生まれますので、良好な顧客を得られる可能性があります。
ただし、お客様の奪い合いになってしまったりイメージダウンにつながるコラボにならないように注意が必要です。

そして、イベント出店やケータリングは人がたくさん集まりやすいので後々の集客に繋がります。
ただし、ほとんどのイベントには出店料がありますし、出店するための準備などに大きな手間とコストが発生します。もしもイベント出店などを検討される場合は赤字になってしまわないようにイベントで出会えたお客様に自分のお店にも来てもらえるようなリピート対策の仕組みが必要になりますので注意しましょう。

 


10.リピーター対策を強化する

立地が悪い飲食店が行うべき集客方法として、リピーター対策の強化が最も重要です。
飲食店をはじめビジネス全般では「2割の常連客が売上の8割を作る」と言われており、リピーターの獲得は長期的な経営に欠かせません。

リピーターを獲得するためには、まず料理の味や雰囲気、接客サービスを向上させることが大切です。特に独自のメニューや季節ごとの限定メニューを提供することで、お客様が飽きずに何度も足を運んでくれるようになります。また、接客の質も重要で、丁寧な接客とクレームへの親身な対応がお客様の満足度を高め、リピーターの獲得につながります。

次に、リピーター向けの特典を用意しましょう。例えば、次回利用可能なクーポンやスタンプカードを配布したり、誕生日月の来店でバースデープレートサービスを提供したり、リピーター感謝祭で割引を実施するなど、お得感を提供する工夫が必要です。

リピーター向けの特典で効果的なのが、自社の公式アプリを作成して、お客様にアプリ会員になっていただくことです。
私たちが提供するレストランスターアプリなら、クーポンやメッセージの配信、ポイントカード機能も一元管理が可能です。

リピーター対策を強化することで、立地が悪い飲食店でもお客様が継続的に訪れるようになり、経営が安定します。

自社アプリを作成してリピーター対策を強化した飲食店の事例を以下の資料で無料公開しておりますので、もしよろしければダウンロードしてご覧ください。
↓ ↓ ↓

資料ダウンロード

必要事項をご記入ください。
すぐに下記の詳細資料がダウンロードできます。

プライバシーポリシーをご確認、ご同意の上、「同意して送信」ボタンを押してください。
※アクティブ・メディア株式会社から最新のお知らせなどお送りすることがあります。

    会社または店舗名必須

    ご連絡先電話番号必須

    担当者氏名必須

    メールアドレス必須

    導入をご希望の店舗数必須

    ご希望の資料(複数選択可)必須

    ①システム概要の資料②QSC販促事例の資料③インタビュー・事例集

    お問い合わせ内容任意

    1システム概要の資料:飲食店公式アプリ作成サービス
     レストラン★スター

    飲食店向けオリジナルアプリ作成サービス レストランスター

    ダウンロード

    内容
    • サービス概要
    • 機能①会員証をDX
    • 機能②ポイントカードをDX
    • 機能③リピート販促をDX
    • 機能④顧客管理をDX
    • 機能⑤アンケートをDX
    • 効果を最大化する3つのサポート
    • 運営会社(導入・開発の実績) etc.

    2販促事例の資料:アプリのQSCアンケートを活用した販促

    飲食店ロイヤルカスタマー育成 コンサルティングサービス紹介資料 アクティブ・メディア株式会社

    ダウンロード

    内容
    • QSCアンケート機能の特徴
    • 紙のアンケート・覆面調査との比較
    • 成功事例(日本酒原価酒蔵様)
    • アンケート機能の活用例
    • クーポン機能・分析データの活用例 etc.

    3アプリ導入インタビュー・事例集

    飲食店ロイヤルカスタマー育成 コンサルティングサービス紹介資料 アクティブ・メディア株式会社

    ダウンロード

    内容
    • FTG Company様
    • ステーキのあさくま様
    • 0秒レモンサワーⓇときわ亭様
    • クリエイティブプレイス様
    • スター食堂 様
    • 金剛園 様 etc.

     

    まとめ:立地の悪い飲食店はリピート率がUPする自社の公式アプリがオススメ!

    立地の悪い飲食店にとって大きな課題は「集客が難しい」ということです。

    自分の飲食店の独自のウリを作って、その売りを分かりやすく伝えられるように店頭やWEBでの露出を増やして、多くの人に見つけてもらえるように工夫しましょう。

    そして、来店してくれたお客様がその後も頻繁にお店に通ってくれたり、口コミを広めてくれるようなリピーターに育てましょう。

    そのためには自社の公式アプリを作成して運用することが効果的です。
    お客様にアプリ会員になってもらうことで、ポイントカードやクーポンなどリピートしたくなるサービスを提供することができます。そして「お客様がいつ来店して、いくら使ったか?どのようなサービスを喜んでいるか?」ということが分析できるようになりますので、顧客満足度の向上にも繋がります。お客様に喜んでいただける情報をアプリのメッセージ機能でPUSH配信することで来店のきっかけを作ることもできますのでリピート率が大きくUPします。

    また、アプリにはSNSやホームページに連携させる機能、アンケート機能、テイクアウトやデリバリーのモバイルオーダー機能、通信販売の機能など、飲食店のリピート対策を強化する機能を完全網羅しています。

    そして、私たちが提供するレストランスターは飲食店に完全特化したアプリを作成して運用をサポートするサービスです。アプリを作って「後はご自由にお使いください」というサービスではなく、アプリ会員を増やす施策や効果をUPさせる施策など運用も徹底サポートいたします。

    導入実績は3,000店以上あり独自ノウハウも豊富ですので、自社アプリの運用について気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。あなたからのお問合せをお待ちしております。

    ↓ ↓ ↓

    資料ダウンロードアイコン.png

    見積依頼アイコン.png

     

    それではこの記事は以上です。
    この記事の内容があなたの飲食店経営のヒントに、少しでもしていただければ幸いです。

    最後までお読みいただきありがとうございました。

     

    この記事を書いた人
    アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
    店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。