飲食店の集客法11選【2024年 最新版】

※2023年12月に最新情報に更新

飲食店をやっている以上、常に課題にあがるのが集客ではないでしょうか?
今や激戦状態にある外食産業ですが、繁盛店として生き残る為には継続的な売り上げが必要です。
その為には一人でも多くのお客様にお店の存在を知ってもらい、リピーターを増やし集客に繋げていく事が大事になってきます。

飲食店の集客法10選

「お客さんを獲得するにはどうしたらいい?」「頑張って集客しているけど、いまいち成果がわからない」
などのお悩みをお持ちの飲食店様に、ぜひこの記事をご覧いただきお役にたてればと思っています。

今回は効果的に集客に繋げるための方法を11種類紹介し、大切となるポイントをそれぞれ紹介します。

立地や条件、価格帯やターゲットによっても集客の戦略や方法が異なってきます。
この記事をご参考に自店に合った集客方法を探し、繁盛店を目指しましょう!

 

目次

1.集客するために『飲食店を利用する顧客心理』を知る

1-1.お客様が飲食店を選ぶ際の心理とは?

お客様が飲食店を選ぶ際に、何を重視してその飲食店に足を運ぶのでしょうか?
グルメサイトなどで店選びをする際に、女性の方がメニューや価格、店内の写真など多くの情報をリサーチしているようです。
※日本政策金融公庫調べ
大体の方は特に大きくわけてこの4つに基準をおいて飲食店選びをするのではないでしょうか?

お客様が飲食店を選ぶ際の心理とは?

①味・メニュー
②雰囲気
③価格
④接客態度・サービス

お客様の基本的な心理についてまとめてみたいと思います。

①味・メニュー

不味い飲食店にはいくら価格がリーズナブルでも足を運んではいただけません。
美味しい料理は大前提で、それに加えお客様が飽きないように新メニューや季節限定メニューを出すなどの工夫が必要でしょう。

②雰囲気

雰囲気とは場の空気でお店に入った時にお客様は五感で察知します。
どんなに料理がおいしくてもお店の雰囲気や従業員のサービスが悪いと行きたくないですよね?
特に女性は「今日はゆったりおいしいものを食べたい」「今日は女子会だからおしゃれな雰囲気であの店にしよう」といったように、目的にあわせて飲食店を選ぶことが多いようです。
少人数の落ち着いた心地良い雰囲気や大人数の明るい楽しい雰囲気など、お客様の目的にあった飲食店であると何度も足を運びたくなるでしょう。
時間を忘れてしまうような居心地の良いお店づくり、雰囲気づくりは大切ですよね。

③価格

たとえ料理がどんなにおいしくても、ものすごく高くては誰も食べに来てはくれません。
「この価格で種類が多くて内容が充実している」など支払う価格以上の価値であれば「ここはお得だった!」と思ってもらえます。
支払う価格以上のクオリティーでメニューやサービスを提供できればお客様も何度も来店したくなるでしょう。

④接客態度・サービス

これは飲食店としては基本中の基本ですが、来店時に笑顔で快く迎えられるとお客様も気持ちいいものです。
ドリンクが空いていたら気づいてくれたり取り皿やおしぼりが汚れていたらすっと取り替えてくれたり、気遣いある接客にお客様は喜びます。
また行きたいと思うスタッフがいたり、気持ちいいコミュニケーションができる飲食店は集客につながりやすいでしょう。

お客様が飲食店を選ぶ際の基準を考えながら、お客様に喜んでもらえる店づくりをしていきたいですね。

 


1-2.飲食店の集客方法 -AISCEAS理論-

今では飲食店を探す時、パソコンやスマホを使って検索をするのは当たり前となりました。
ではお客様はどのような心理を経てあなたの飲食店を利用するのでしょうか?
消費者行動パターンを表すのにAISCEASの法則というものがあります。

Attention(認知・注意)→ 広告などを見て注意をひかれ
Interest(興味・関心)→ 興味・関心が沸きます
Search(検索)→ ネットで検索して
Comparison(比較)→ 他の飲食店と比較
Examination(検討)→ どこに行こうか検討し
Action(行動)→ 飲食店に行く
Share(共有)→ 感想などを共有

インターネットが普及した今、消費者の行動パターンを元に効果的なマーケティングや集客を行いたいですね。

 

2.飲食店の集客方法:チラシを配る

飲食店の宣伝方法として、パッと思いつくのが「チラシ」ではないでしょうか?
チラシは飲食店オリジナルの販促物を作成することができ、新規顧客獲得や集客の為のツールとして有効です。
ポイントをしっかり抑え他店との差別化を図ることができれば、お客様へも効果的にアピールし集客できるでしょう。

飲食店の集客に有効なチラシ作成のポイントやコツをご紹介します。

 


2-1.チラシ配布の目的

飲食店のチラシ配布やポスティングは認知度を高める事が目的です。
ですので即効性というよりも中長期的な感覚でとらえたほうがよいでしょう。

1回配布して効果がでなかった場合、やっても無駄と判断してやめてしまう飲食店が大半です。
より多くの人にあなたの飲食店を知ってもらうためには、一気に結果を求めてはいけません。

大手飲食チェーン店でも何度も定期的にポストにチラシが入っていたりします。
既に知名度がある場合でもお客様に再度アピールしています。

何回か配布していくうちに認知度が高まってくれば、それに伴い売上げも上がってくるでしょう。

チラシ配布の目的

 

 


2-2.チラシ作成のポイント

①ターゲットを絞る

チラシは作成するからにはできるだけ多くの人に見てもらいたいところですが、その中でもだれにきてほしいのかターゲットを明確にすることで反応率を高めることができます。

そのターゲットが飲食店に対して何を求めているのか?
ターゲットが興味をひきそうな飲食店の売りや情報を重点的に掲載しましょう。

このターゲット層は明確であるほど訴求力のあるチラシを作れるでしょう。

例えば新規店は、飲食店のコンセプトや価格からターゲットを絞り込めるのではないでしょうか。
大衆向けでリーズナブルが売りの飲食店であれば10~20代の若い客層、静かで落ち着いた雰囲気で少し価格が高めの飲食店であれば30代以上の社会人など。

固定客が居るような既存店などは、客層をチェックしてみましょう。
性別や人数、来店するのはファミリー層が多のか、個人やカップルなのか。
その客層がいくらくらい使って、どこに惹かれて来店しているのか。
リピート率や飲食店のコンセプトを考えながらターゲットを絞り込んでください。

このようにターゲットを明確に絞りこむことができればできるほど、チラシのイメージや伝えたい情報もはっきりとしてくるでしょう。

 

②掲載する内容を絞る

チラシは一定のスペースで飲食店の魅力や情報を伝えなければなりません。
たくさんの情報を詰め込みすぎてゴチャゴチャしてしまうと伝えたい内容がうまく伝わらなくなってしまいます。

毎回たくさんのチラシを目にすることが多い中で1つのチラシにじっくりと時間をかけて目を通す人はあまりいないでしょう。
ですので、できるだけ伝えたい内容を絞って集客したいターゲットに目にとめてもらえるような情報にする必要があります。

例えば新規オープンの飲食店であればオープン記念キャンペーンを掲載したり、居酒屋であれば忘年会や新年会など、ターゲットに合わせた情報をすっきりと明確に記載しましょう。

また、チラシにクーポンを付けるのも集客のきっかけとなるでしょう。
「会計から○○円割引」「ドリンク1杯サービス」などのお得だと思わせるような魅力的な特典を用意したり、期間限定や限定○個など日付を設ける事で行動を促すような特典もいいかもしれません。

 

③デザイン

お客様に興味を持ってもらうには視覚的に目にとまり、見てもらわなければいけません。
その為にはやはり訴求力のあるデザインが必要です。

・惹きつけられるキャッチコピー
・目にとまるデザイン
・おいしそうな写真

この3つのポイントを押さえ、反応率の高いチラシを作成し効果的に集客しましょう。

 

 

3.飲食店の集客方法:看板を工夫する

看板は通行するお客様にあなたの飲食店の魅力をアピールできる集客方法です。

今ではいろいろなところで見かける看板ですが、「ただ目立つだけ」「何やだかよくわからない」看板も数多くあります。
残念ながらせっかくの飲食店の魅力やウリをアピールできないていなかったり、情報がたりないために思うように集客に繋がらないと悩んでいる飲食店の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

看板を最大限に活用し、集客を促すためにはどうしたらいいでしょうか?
ここでは飲食店の看板を作成する際のメリットやコツをご紹介します。

 


3-1.看板を設置する3つのメリット

看板から得られるメリットとはなんでしょか?

 

①メリットその1 「通りすがりの通行人を集客できる」

以前から看板を見てどうしようか迷っていたお客様がいたとします。
そこに看板を通じて飲食店のウリやサービスなどをしっかり伝えることができれば集客効果につながっていくでしょう。

 

②メリットその2 「飲食店を覚えてもらえる」

看板はずっとその場所にあるので通行人に対して飲食店の存在を覚えてもらえます。
そして持続的に魅力をアピールすることができるので認知度がアップしてチラシなどと組み合わせればさらに髙い集客効果につながっていくでしょう。

 

③メリットその3 「いろんな情報を伝えることできる」

例えばドリンク1杯無料キャンペーンや新メニューの告知などお客様にアピールしたい情報を伝えることができます。

 


3-2.看板の役割と目的

看板の目的は集客をアップさせることです。
そのために看板の役割として考えなければならないのは3つです。

①飲食店の存在を知らせる → 発見率アップを向上させるにはどうしたらいいか?
②飲食店に魅力を感じてもらう → 発見してくれた人にビジュアルで興味を持ってもらうには?
③飲食店に入店してもらう → 興味を持ってもらった人にどのように入店に導き集客するか

ではそれぞれどのようにしたら確率を高め集客することができるのでしょうか?

看板の役割と目的

①飲食店の存在を知らせるには

「看板を目立たせて視認性を高める」

看板の存在が遠くからでも気づいてもらえるようなデザインがよいでしょう。
看板を確認できないような障害物がないかどうかも確認しましょう。

「看板を目立たせて視認性を高める」

周囲にたくさん看板がある場合などはわかりづらいので、色を反転させたり配色を工夫するなど、周囲と同化しない色を選びましょう。
また、夜も営業している飲食店は照明のついている看板を設置して視認性を高めましょう。
店頭が明るいほど集客を促す効果は高いでしょう。

「人の流れを考えながら設置する」

看板の向きはお客様の歩く方向に直角に見やすいように配置しましょう。
通行人の多い場所なら30メートル先からでも認識できるように、また道路沿いの交通量があるような場所なら50メートル先からでも目立つよに設置しましょう。

 

②飲食店に魅力を感じてもらうには

「ジャンルをわかりやすくする」

ここは何の飲食店なのか?ジャンルを一目でわかりやすくしましょう。
店名だけではよくわからずに通り過ぎてしまうお客様を集客できません。
ラーメン屋、イタリアン、中華料理など、店のジャンルがはっきり分かればお客様も利用しやすいでしょう。

「おすすめ商品などの告知を簡潔にかく」

集客力を上げるためにはお客様の興味をひくように飲食店の目玉商品やアピールポイントを簡潔に書きましょう。
歩行者が看板を見るのは一瞬です。その為にパッとみて見やすいような文字の量を意識しましょう。

 

③飲食店に入店してもらうには

「店舗までの入口をわかりやすく導く

地下や複合施設の中の飲食店は入口がわかりにくい場合があります。
場所がわかりやすいように誘導したり店舗入口付近を照明で明るくする事も大切です。
入口付近が暗いと営業しているのかわからなかったり、不安にさせて入りづらい雰囲気を与えないように工夫しましょう。

 

 

4.飲食店の集客方法:飲食店検索ポータルサイトに掲載

スマホが普及した今では飲食店を探すのにスマホやネットで情報収集するのが当たり前になりました。
その中でも飲食店検索ポータルサイトへの掲載が集客の代表的な一つに挙げられるます。

飲食店ポータルサイトとは飲食店のサービスや情報を簡単に検索できるサイトで代表的なものに
・食べログ
・ぐるなび
・ホットペッパーグルメ
などがあります。

飲食店ポータルサイトで集客を促すためにはどうしたらいいでしょうか?
ここではポータルサイト特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

飲食店検索ポータルサイトに掲載

 


4-1.ポータルサイトに掲載する2つのメリット

飲食店ポータルサイトから得られるメリットとはなんでしょか?

①メリットその1 「ポータルサイトは上位表示されている」

上位表示されているポータルサイトが多いので知名度がなくてもポータルサイトの高い集客力を利用すれば目にとまる確率も増えます。

②メリットその2 「手軽に始められる」

自店のホームページを作らなくてもすぐに情報を掲載でき、手軽に始められます。

 


4-2.ポータルサイトに掲載する3つのデメリット

逆にデメリットとはなんでしょか?

①デメリットその1 「競合が多い」

掲載店舗が多いので見つけてもらうのがむずかしい場合もあります。

②デメリットその2 「デザインはきまっている」

レイアウトやフォーマットが決まっているのでオリジナリティは出せません。

③デメリットその3 「費用がかかるケースがある」

他の機能を追加するのは費用が発生してしまうので高くなってしまう場合もあります。

 


4-3.無料プランと有料プラン

飲食店ポータルサイトへの掲載は無料プランと有料プランがあります。
無料プランはほとんどのサイトが簡単な情報だけの掲載になっているので集客の効果が見えにくい場合もあります。
競合が多いので思ったように見つけてもらえない場合もあります。

有料プランはその面ページ数が増やせたり特集ページも掲載できたりとたくさんの情報を載せられるので機能面でも充実しています。
プランが上になるほど上位表示されるので集客効果が期待できるでしょう。

 


4-4.飲食店ポータルサイトの選び方

たくさんあるポータルサイトの中から集客をより多く期待できるサイトに登録したいのは当然ですよね。
ではどのように選べばいいのでしょうか?

あなたの飲食店はどんな場面で利用されているでしょうか?
宴会やデートなど利用目的は様々だと思います。

また飲食店を利用するターゲットによって使い分けると良いでしょう。

飲食店ポータルサイトにはそれぞれ特徴があります。
あなたの飲食店を利用するターゲット層が若年層か中年層なのか、高級店なのか大衆的なのか、によって飲食店にあったポータルサイトを選べば、より多くの集客が見込めるでしょう。

 


4-5.より効果をあげるためには?

お誕生日などの特別なプランやオリジナルプランを作ったり、クーポンを配布したり(客層によってまちまちですが)するのもよいでしょう。
当然写真は強いインパクトを与えるようなよりおいしそうな写真がいいでしょう。
掲載店舗が多い分、あなたの飲食店が選んでもらえるような工夫は必要です。

 

 

5.飲食店の集客方法:ホームページ

昔はホームページを作るのにある程度のコストや時間がかかっついました。
今では自分でも簡単に作れるサイトも増え、低コストでホームページが持てるようになりました。

自店の公式ホームページはポータルサイトと違い自由にデザインができるため、お店のオリジナリティやコンセプトをお客様にアピールすることができます。

ここではホームページで集客するためのポイントを以下の記事でご紹介します。

https://res-star.com/archives/column/hp-merit#link1

 

 

6.飲食店の集客方法:ブログ(SEO対策)

ブログは飲食店の情報を発信できる方法の一つです。

しかしただブログを書いているだけでお客様を集客をできるとは限りません。
お客様を集客をするためには工夫が必要です。
それではブログを書く際に何を意識すればよいでしょうか?
ここではブログを開設するメリットや集客方法についてのコツをご紹介していきます。

 


6-1.ブログをかくメリット

ブログは書き続けていけばその記事はどんどん蓄積され効果を発揮できるものなので、始めたからといってすぐに集客に繋がるものでもありません。
しかし集客を目的とした記事は財産となり、長い目でみてその効果を実感できるでしょう。

始めた当初はまだやる気があったのに、だんだんと更新が面倒になった・ネタがきれてしまって何をかいていいかわからない、などの理由で途中でやめてしまう方もいらっしゃると思います。

しかしそれでは効果を実感する前にやめてしまうことになるので非常にもったいないです。
やるからには集客の目的が達成できなければ意味がありません。

毎日書く事に越したことはありませんが、意味のないブログをダラダラと書き続けるくらいなら良質なブログを少しづつ書き続けたほうがよいでしょう。

書き続けていれば効果のでる媒体なのでぜひ続けてみてください。

 


6-2.どんなブログを使えばいい?

ブログを撰ぶ際に数あるなかからどの媒体を使用したらいいか迷ってしまうと思います。
ブログには無料ブログと有料ブログの2種類があります。

①無料ブログ

サーバーとドメインをレンタルして無料で使えるブログ
アメブロ・ライブドア・FC2・Yahoo!など

②有料ブログ

サーバーとドメインを取得して使う独自ブログ
wordpressなど

それぞれにメリット・デメリットがありますが無料ブログを使用するよりも独自ドメインを使用したwordpressなどのブログをおすすめします。

無料ブログはすぐに立ちあげられお金もかからないのがメリットですが、勝手に広告がいれられたり、ブログが削除されてしまったり、システムも安定しないなどがあるので、おすすめしない理由です。
wordpressは使い方が難しいのではないかという印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、慣れてしまえば他のブログと変わりません。

wordpressを使うメリットは、なによりSEOに強い、サーバーが安定しているなど集客の観点から見ても独自ドメインを使用したwordpressをおすすめします。
所有権が自分にあるのでデザインもオリジナルで作成できたりSEO対策も行えるので長期的に考えて、のちのちの集客につながってくるでしょう。

逆に費用がかかったり、使い方が慣れなかったり、などのデメリットはありますが、何を目的にするのかによって使い分けてください。

どんなブログを使えばいい?

 


6-3.どんな記事をかいたらいい?

①メニュー記事

どんなメニューがあるのかな?と興味を持っているお客様に新メニューや季節の限定メニューなどがあれば紹介しましょう。
特に力をいれているメニューなど食欲をそそる記事は積極的に盛り込んでいきましょう。
その際に大切なのが写真です。
集客を目的としているブログは、ダイレクトに視覚に訴えかける特においしそうな写真が特に重要になってきます。
プロの写真はより綺麗なので予算があれば考えてみるのもいいかもしれません。

②店内の様子記事

中の様子が見えない飲食店は特に入るのに勇気がいりますよね。
そういった不安を解消するためにも店内の写真を入れることによってイメージがしやすくなります。
どんな空間なのか?個室はあるのか?などの疑問が記事で解消されれば集客につながりやすくなるでしょう。

撮影時は店内を明るくして撮影を工夫し、行ってみたい!と思ってもらえるような演出を心がけたいですね。

③サービスや店舗情報、アクセス記事

営業時間・電話番号・スケジュール・店舗までの地図・アクセス方法・駐車場の有無などを記載してあげれば、ちゃんとたとり着けるか?などの不安を解消できるでしょう。
最寄駅からお店までのアクセスを写真でつけてあげたりするとよりわかりやすいでしょう。

④従業員やオーナーの記事

店員さんの人柄、普段の様子をかいてあげると、親しみやすくお客様との距離も縮まるでしょう。

 


6-4.キーワードの重要性

タイトルや記事にキーワードをいれるとSEO的にもよいでしょう。
例えばお客様が飲食店を探す場合、地域+業種(東京+焼肉)などのキーワードをいれて検索すると思います。
このキーワードをタイトルに含めておくと検索結果でより上位に表示されやすくなります。

さらに言うと(東京+焼肉+デート)(東京+焼肉+高級)などキーワードをより限定的なものにする事でさらに上位表示されやすく、アクセスの向上にも繋がるでしょう。

キーワードを盛込んだタイトルやそれに沿った記事を書く事で閲覧数を増やし集客アップを目指しましょう。

 

 

7.飲食店の集客方法:Googleビジネスプロフィール(MEO対策)

GoogleGoogleビジネスプロフィール(旧名称:Googleマイビジネス)とは、飲食店をやっている方でしたら登録して損はない便利なサービスです。

住所や電話番号など飲食店の情報を登録するとグーグル検索をされた時にその情報が表示されるので認知度を広めたり、インターネット集客が見込めるサービスです。

しかもそれらが全て無料で利用できるので、まだ登録していない飲食店はぜひ早めの登録をお勧めします。

集客を効果的なものにする為にGoogleビジネスプロフィールの必要性や活用方法を以下の記事でご紹介します。

>飲食店集客に役立つGoogleビジネスプロフィール(MEO対策・ローカルSEO)徹底講座

 

 

8.飲食店の集客方法:フェイスブック

今では多くの人が利用するSNSは飲食店のプロモーションや集客においてもかかせないツールとなっています。
すでに飲食店のフェイスブックページをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、集客に繋がるようなフェイスブックの活用方法やコツをご紹介します。

フェイスブック

 


8-1.国内利用者数

2800万人を突破しています。(2019年1月時点)

 


8-2.フェイスブックの特徴

①30代~40代が多い

他のSNSと比べるとと30代~40代が割合が多く、逆に若年層のフェイスブック離れが加速しています。

②実名で行う

実名で行なうことが特徴で、店舗のページを持てるのでホームページ代わりに使用する飲食店もあります。
ビジネスマンが名刺代わりに繋がることもあり、ビジネスマン同士のやり取りにも使われています。

③いいね!されて拡散する

SNSの特徴は友達やフォロワーに向けて情報の発信ができるので情報が拡散されやすく、やりかた次第でお客様の集客が見込めます。

投稿した記事が気に入ったAさんから「いいね!」をもらうとします。
するとAさんが記事に対して「いいね!」をしました。という情報がAさんと繋がっている友達のページにも表示されます。
Aさんがたくさんの人と繋がっていればいるほど、この投稿を目にする確率が高くなります。
友達がどんな記事に「いいね!」したか気になってそのページを見にきてくれる人もいるので、そのネットワークを使い情報を拡散すれば集客につながるでしょう。

 


8-3.フェイスブックでの集客のポイント

「いいね!」を増やすことで情報が拡散でき、たくさんの人に飲食店を知ってもらえる可能性があることはわかりました。
集客で成功するためにも以下のことを重視して運用を行ってみてください。

①だれがみてもわかる内容を投稿する

身内や友達などの常連向けに投稿を作ってしまいがちですが、そういう内容は好かれない可能性があります。
誰が見ても分かる投稿内容でなければ「いいね!」が増えたとしても新規のお客様は増えないでしょう。

②こだわった写真を用意する

フェイスブックは写真と文章で情報を伝えることができるのがメリットです。
文章だけではわかりにくい内容も視覚にうったえかけるインパクトのある写真があれば、それだけで魅力が伝わることでしょう。

「いいね!」が押される投稿は写真付きのものが多いので、飲食店であれば看板メニューやできあがったばかのおいしそうな写真が効果的です。

店内の雰囲気が伝わる写真をのせるのもいいでしょう。
その際にコメントを付け加えると「いいね!」の増加にもなるでしょう。

③更新は定期的に行う

フェイスブックを更新する頻度が低いと表示されにくくなったり、せっかくのフォロワーが減ってしまう可能性があります。
リアルタイムな飲食店の状況や雰囲気などちょっとした内容でもいいので、できるだけ更新頻度を多くしましょう。

④フェイスブックでしかみれない特典を付ける

数あるSNSの中からフェイスブックを頻繁に見てもらう為にもフェイスブッククーポンを発行したり特典を用意することでお客様が常にフェイスブックをチェックする環境を作っていきましょう。
あなたのフェイスブックをフォローしておいてよかったと思わせるようなメリットをつけると集客に繋がるでしょう。

⑤コメントには返信する

せっかく頂いたコメントは放置しないで返信しましょう。
お客様とのコミュニケーションは積極的に続けていくことで集客に導きましょう。

 

 

9.飲食店の集客方法:X(旧名称:ツイッター)

飲食店などではXを使って集客を行う方も数多くいらっしゃると思います。
Xは簡単にまとめると、140文字以内のコメントなどを気軽に投稿できるサービスです。
ここでは飲食店がXで集客をする際の活用方法やコツをご紹介します。

 


9-1.国内利用者数

4500万人を突破しています。(2018年10月時点)
*1人で複数アカウントを持つことができるので、実際の利用者の人数はこれよりも少ないでしょう。

 


9-2.Xの特徴

①若いユーザーが多い

Xは他のSNSと比べると10代20代の若年層が多く、若い人をターゲットとしたプロモーションや集客には積極的に活用したいサービスではないでしょうか。

②リ機能での拡散力

Xではリポスト(旧名称:リツイート)機能があるので、他のSNSと違って投稿内容があらゆる人に拡散されていきます。
リポスト機能とはボタン一つで拡散できる機能なので、例えば他の人にも広めたい投稿をすぐに拡散できるのが強みです。
ユーザーからユーザーへリポストを重ねていば情報がどんどん広まり、この拡散力が集客に繋がることでしょう。

③140文字以内

140字以内という文字制限があるので、短いコメントを投稿しなければならなりません。
その結果、気軽にリアルタイムな投稿ができるという点があげられます。

Xにはこのような特徴がありますが、では集客にどのようにいかしていけばいいでしょうか?

 


9-3.Xでの集客のポイント

①リポストしてもらえるような投稿をする

よっぽどお得なキャンペーンなどがあれば別ですが、飲食店の告知や宣伝の投稿ばかりしているとフォローされても積極的にリポストしようとは思わないでしょう。
よりリポスト(拡散される)される為には「拡散したい!」と思ってもらえる投稿をするのがベストです。
ここでしか得ることができない特別な情報(キャンペーン・限定サービスなど)を盛り込んだり、写真をのっけたりするといいでしょう。
拡散力が大きいだけにせっかく飲食店を知名度を上げて集客するチャンスを逃してしまうのはもったいないので工夫して投稿しましょう。

②ハッシュタグ(#)を活用する

ハッシュタグは情報を拡散する上で有効です。
例えば飲食店をさがしているとします。
ハッシュタグ(#)とは文章に「#飲食店」とつけることで飲食店を検索している人にみつけてもらいやすくなります。
#店名 #場所など自分と関係ありそうなハッシュタグをいれておくとよりよりリポストされやすく集客につながりやすくなるかもしれませんね。

③動画を投稿する

他のSNSにも言えることですが、毎日たくさんの記事が投稿されると、自分の投稿がタイムラインに埋もれてしまって気付かれなかったりすると大変もったいないです。
そこで動画や目をひく写真などを投稿するとより印象に残ります。
飲食店はおいしそうなメニューの写真などを貼付してもいいかもしれません。

④炎上に気を付ける

「炎上する」という言葉をよく聞きますが、よっぽどの事がない限りは常識をわきまえた投稿で反感を買うことはないと思います。
最近でいうとバイトテロという言葉を覚えている方もいらっしょかと思いますが、バイトが悪ふざけをした動画が広まってしまってその飲食店が炎上したというのがありました。
気軽に個人の意見を投稿できる反面、ちょっとしたことが炎上につながってしまう可能性もあります。
配慮にかけた投稿はやめるようにしましょう。

 

 

10.飲食店の集客方法:インスタグラム

インスタ映えと言う言葉をよく耳にします。
インスタグラムは他のSNSとどう違うのか、その特徴や効果的な集客方法のコツをご紹介します。

インスタグラム

 


10-1.国内利用者数

3300万人を突破しています。(2023年8月時点)

 


10-2.インスタグラムの特徴

①若いユーザーが多い

Xと同様10代20代などの若年層が多く、メインのユーザーは女性です。

②写真などのビジュアルに特化

視覚にうったえかける写真や動画をメインとしたSNです。

③充実した機能

写真加工機能があるので、簡単に綺麗な写真をアップすることができます。
さらに24時間以内に消えるストーリー機能があり、気軽に写真や動画を投稿することができます。
ストーリーではキャンペーン情報などを配信し、うまく集客に繋げましょう。

④拡散力が低い

インスタグラムは他のSNSに比べて投稿をシェアする機能がないので拡散力が低いという欠点が挙げられます。
しかし、それをカバーする為にフェイスブックやXに投稿をシェアすることができるなど、他のSNS との相互連携ができます。

 


10-3.インスタグラムでの集客のポイント

①ハッシュタグ(#)を活用する

X同様、ハッシュタグを上手に利用し投稿する事が集客に繋がるでしょう。
ハッシュタグを入れておく事によって同じような興味を持った人の目に触れたり、いろんな人とつながったりと、集客の可能性は大きくなります。

例えば「#スイーツ」「#焼肉」など料理と関連したタグをいれるだけで集客の可能性は広がります。
1つの投稿で30個までハッシュタグをつける事ができるので積極的に使っていきましょう。

②インスタ映えする写真を載せる

視覚で訴えるインスタは一押しメニューや季節の限定メニュー、新商品などの写真を載せる事によって飲食店の魅力や認知度をアピールする事ができます。
写真によってお客様の印象も随分変わり、集客や評価に響いてきます。
おいしそうに思わせなければお客様はあなたのお店に興味を示しません。
写真はそれほど重要なものになってきます。

③写真の撮り方を工夫する

写真の重要性はお伝えしましたが、撮り方をちょっと工夫するとプロっぽい仕上がり、イメージが変わったりするので工夫して撮ってみましょう。

•真上から撮る
盛り付けにこだわったり、真上からの構図で撮るとプロっぽい感じになります。

•盛り付けを工夫する
盛り付けや配置にこだわった写真もインスタ映えするでしょう。

•ごちゃごちゃさせない
写真の中にいろんなものが写りこんでいるとごちゃごちゃした感じになり目移りしてしまいます。
メインの料理だけが写るようにするとスッキリする事と目線が誘導できてるでしょう。

•自然の光をうまく取り入れる
自然の光が入るような場所で撮ると明るい写真が撮れます。そして逆光のほうが影の具合などからメリハリがきいた写真がとれるのでこちらも試してください。

⑤暗い写真は加工する

あまり加工しすぎて実物とかけ離れてしまうのはよくありませんが、写真によっては全体的に暗くとれてしまったりすら場合があるかもしれません。
そんな時は明るさを調整し、おいしさを感じてもらえるようにしましょう。

④位置情報をのせる

インスタグラムは投稿した際に位置情報をつける事ができます。
興味を持ってくれた人を集客する為には住所を設定しておく事が大事です。

 

 

11.飲食店の集客方法:インターネット広告

今では誰もがスマホやインターネットを使って飲食店の情報を調べる時代になりました。
その中の集客の一つの方法としてインターネット広告があります。
インターネット広告といってもどのような種類や特徴があるのでしょうか?
ここでは代表的なインターネット広告3つのご紹介と集客する際の活用方法やコツをご紹介します。

 


11-1.リスティング広告

リスティング広告とはユーザーがgoogleなどの検索画面でキーワードを入れて検索した結果、連動して表示される広告で「検索連動型広告」と呼ばれます。
東京 飲食店と検索すると「広告」というアイコンがついた記事がでてきます。(下図参照)

リスティング広告

11-1-1.リスティング広告の特徴

①SEOに関係なく上位表示される

検索エンジンにより、検索順にも日々変更します。
SEO対策でどうやったら上位に表示させることができるか悩まれる方もいらっしゃると思います。
リスティング広告ならお金をだせばそういう心配は解消されます。

②ターゲット・地域などを選んで配信できる

集客したいターゲット層や地域が決まっているのなら、そこに向けて広告を配信することができます。
例えば週末、永田町にいる人が「飲食店 永田町」と検索した場合にだけ「永田町周辺で営業する飲食店のキャンペーンやプラン」の広告を表示させることができます。
ですので、効率よく集客できるので他の広告方法と比べて費用対効果が優れています。

③配信時間を選べる

営業時間や曜日に合わせて広告の配信時間が選べます。
詳細な設定をすることで効率を図り、広告費用を抑えることができます。

 

11-1-2.リスティング広告の費用

リスティング広告は、広告がクリックされたタイミングで広告費用が発生します。
お客様が広告を見た分、費用を払うというシステムです。
入札制で1クリック何十円から、競合が多いキーワードでは何千円にもなることもあります。

 

11-1-3.リスティング広告のメリット・デメリット

メリットはチラシなどと比べて簡単に始めることができ、内容変更や配信停止などもすぐに行うことができるので自由度の高い集客方法の一つです。
費用面に関してもクリックされた分だけ課金される仕組みなので低コストで始めることができます。

検索されたキーワードや情報によって、ターゲットに合わせた広告が表示されるので費用対効果が良い半面、人気のあるキーワードは1クリックあたりの費用が高額になります。
その為、客単価が安い飲食店などはクリック数によっては費用対効果が悪い場合もあります。

広告を出す事で最初は赤字になったとしてものちのちリピーターとして集客を見込めるのなら広告を出す価値はあるでしょう。

 


11-2.SNS広告

SNS広告とはフェイスブック・X・インスタグラムなどのSNSに掲載する広告です。
拡散性の高いSNSならではの特性にあわせた広告を出し、それによってどのような効果があるのかをご紹介します。

 

11-2-1.SNS広告の特徴

SNSはユーザーが登録している情報(住所・年齢など)を元にターゲットに合わせた広告を配信できる為、より制度の高い広告配信が可能です。
これにより飲食店の認知度・集客度アップが見込まれます。
主要な3つ(フェイスブック・X・インスタグラム)のSNS広告についてそれぞれの特徴をご紹介します。

①フェイスブック広告

フェイスブックは基本的に実名登録となっているので、それ以外にも住所・年齢などの詳細な情報が登録されています。
それらの情報から、より詳細なターゲットの絞り込みができるので、ピンポイントで広告が配信できます。
インスタグラムと連携して広告を出すことができるのがフェイスブック広告の利点でもあります。
デメリットとしてはフェイスブックユーザーのみに向けての配信になる事と、仕様の変更が多い事です。

②X広告

10代20代の利用者が多いので、主に若年層のアプローチが効果的なのと、高い拡散力が特徴です。
X広告の課金方法は、一次拡散(ユーザーが広告に対して行った初めてのリツイートやクリック、フォロー)にのみ発生します。
なので、表示だけでは費用はかかりません。
リツイートなどで2次拡散が進むほど、高い費用対効果が期待できるできるのが大きなメリットです。
拡散力が強い反面、ツイートが保存されてしまうので消すことができません。
ターゲット にあわせた広告を打てるのはフェイスブック広告やリスティング広告ですが、拡散力ではX広告でしょう。

③インスタグラム広告

インスタグラムはフェイスブックの、より精度の高い詳細なターゲットの情報を活用しながら、タイムラインやストーリーズに写真や動画などの広告を出すことができます。
女性の比率が多いので、若い女性をターゲットとしたアプローチが効果的です。
特にビジュアルに訴えかける商品などを掲載すると良いでしょう。
しかし、年齢が高い層のプロモーションや集客には不向きです。

狙ったターゲットを集客に導くためには30代以降が集客ターゲットならフェイスブック広告、10代20代の若年層であればX広告、若い女性に視覚的にアプローチしたいのならインスタグラム広告とそれぞれ特徴を掴み、使い分けてみてください。

 

11-2-2.SNS広告の費用

リスティング広告は、広告がクリックされたタイミングで広告費用が発生します。
お客様が広告を見た分、費用を払うというシステムです。
入札制で1クリック何十円から、競合が多いキーワードでは何千円にもなることもあります。

 

11-2-3.SNS広告のメリット・デメリット

メリットはチラシなどと比べて簡単に始めることができ、内容変更や配信停止などもすぐに行うことができるので自由度の高い集客方法の一つです。
費用面に関してもクリックされた分だけ課金される仕組みなので低コストで始めることができます。

検索されたキーワードや情報によって、ターゲットに合わせた広告が表示されるので費用対効果が良い半面、人気のあるキーワードは1クリックあたりの費用が高額になります。
その為、客単価が安い飲食店などはクリック数によっては費用対効果が悪い場合もあります。

広告を出す事で最初は赤字になったとしてものちのちリピーターとして集客を見込めるのなら広告を出す価値はあるでしょう。

 

 

12.飲食店の集客方法:サブスクリプション

サブスクリプションとは、簡単にいうと「月々3000円でビール飲み放題」などの「定額制サービス」の事で、音楽業界などによく見られるサービスですが、最近は飲食店でもこのサブスクリプションが増えつつあります。では飲食店でこのサブスクリプションサービスはどのように集客に活用されているのでしょうか?ここではサブスクリプションを活用するメリットや成功事例を以下の記事でご紹介します。

>【成功事例】飲食店アプリがサブスクリプション成功のカギ!?

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。