飲食店インスタ集客|5つの重要ポイントと成功事例5選

この記事では飲食店がインスタグラムを運営して、集客に繋げるために大切になるポイントと、大手チェーン店の事例を紹介します。
「これからインスタグラムの運営を始める方」「運営しているが効果が出ない…」とお悩みの方は、参考にしていただける部分が必ずありますので是非ご一読ください。

 

飲食店インスタグラム集客|5つの重要ポイント

まず最初に飲食店がインスタグラムを運営して集客に結びつけるために重要になるポイントを5つ紹介します。

 


1.プロアカウント(ビジネスアカウント)

まず最初にお伝えしたいのがインスタグラムには一般アカウントとプロアカウント(ビジネス用のアカウント)の2種類があります。
プロアカウントはインスタグラムをビジネスツールとして活用することができます。

一般アカウントと比べると使える機能が豊富になっており、主に以下のような機能が使えます。

 

機能1:ビジネスプロフィール

プロアカウントのプロフィール欄は、一般アカウントと掲載内容が異なります。

あなたの飲食店のインスタグラムをアカウントをプロアカウントにすることで、そのプロフィールから訪れたユーザーが直接お問合せができるようになります。

・インスタグラムのダイレクトメッセージ
・電話
・メール
・地図(位置情報)

などの連絡先を掲載することができます。

こうした機能を活用することで、訪れたユーザーがあなたの飲食店のインスタグラムアカウントを見て気になったらストレスなくコンタクトを取ることができる!というわけです。
反対にプロアカウントにせず一般アカウントのままだと、訪れたユーザーがせっかく興味を持ってくれて「コンタクトを取りたい!」と思ってもらっても、『インスタグラムのアプリを一度離れて→Webブラウザを立ち上げて「店舗名」で検索して電話番号などを調べる』といった手間が発生し、面倒に感じてしまって離脱されてしまう・・・なんてもったいなことにもなってしまうでしょう。

そうならないように、お店でインスタグラムを運用するのであればプロアカウントでの運用をお勧めします。

 

機能2:インサイト

インスタグラムのプロアカウントを利用することで、インサイトというユーザーの反応を分析できる機能が使えるようになります。

インサイト機能で分析できるのは以下です。

・ユーザーの投稿に対するアクション数
・いいね!数
・コメント数
・ユーザーが自分のアカウントの投稿を保存した数
・Webサイトクリック数
・メール送信クリック数
・道順クリック数
・ストーリーのインサイト

このようにユーザーの行動の記録を見て、分析して、どのような運営方法が最適なのか?などのヒントをたくさん見つけることができます。

 

機能3:広告

インスタグラムのプロアカウントで利用することで、広告を出稿することも可能です。

こちらは無料ではなく、クリックされた数などに応じて費用が発生するものです。

インスタグラム広告の優れている点は「ターゲットを細かく絞り込める」ということです。

例えば、「〇〇エリアに住む20代の女性」などユーザーの属性に合わせる形に絞り込んで広告を出稿することができます。
あなたの飲食店のターゲットとは違う方に広告を出してもあまり意味がありませんので、インスタグラムの広告なら見せたいユーザーにのみ広告を見せることができますので、費用対効果が高くしやすいです。

 

プロアカウントに切り替える方法

それでは本稿の最後に、インスタグラムをプロアカウントに切り替える方法をお伝えします。

 

①インスタグラムのアカウントを開設する

まだ、インスタグラムのアカウントを持っていない場合は、インスタグラムのアプリをインストールして手順したがって設定しましょう。

 

②個人アカウントからプロアカウントに切り替える

個人のアカウントを作った、または個人のアカウントをすでに持っている場合は以下の手順で切り替え作業をします。

切り替え手順
右上の「ハンバーガーメニュー」をタップする

「設定」をタップする

「アカウント」をタップする

アカウントタイプを切り替え

「ビジネスアカウントに切り替える」を選択する

ビジネスカテゴリーの選択する
※焼肉・居酒屋・レストラン・カフェなどあなたの経営する飲食店のに一番近いキーワードを入力する

アカウントの種類でビジネスを選択する
※ビジネスかクリエイターを選択するので飲食店ならビジネスを選択する

連絡先やFacebookアカウントを連携させる
※広告またはショップ機能を利用する場合に設定する。いますぐに予定がない場合はスキップしてOK。

プロアカウントに切り替え完了

 


2.目的とターゲットを明確にする

あなたの飲食店でインスタグラムを運営する目的を明確にしましょう。

・フォロワーを増やしてとにかく認知度をUPしたい!
・集客につなげたい!
・他のライバル店と差別化したい!
・お客様とコミュニケーションをとる場にしたい!

など、目的はお店によって様々です。
インスタグラムを運営する目的を決めておくことによって、それに沿ったブレない運営ができるようになり、良質なコンテンツを作る近道になります。

居酒屋店の既存顧客集客について

さらに、あなたの飲食店のインスタグラムを見てほしいターゲットを明確にしましょう。

・すでにお店に来店したことのあるお客様
・まだお店を利用したことないが存在は知っている人
・まだお店の存在を知らないが興味を持ってくれそうな人

など、ターゲットを明確にしておくと、どのような投稿をしたら良いのか?などの判断ができ運営がしやすくなります。

例えば、性別・年代・職業などによってインスタグラムを利用する時間帯は異なりますよね?例えば「主婦をターゲットとした場合は、午前中のワイドショーをやっている時間帯にランチの情報を投稿する」、「OLがターゲットなら退勤時間を狙う」など、ターゲットを明確にしておくことで効果的なアプローチが可能になります。

 


3.定期的に投稿する

インスタグラムに限ったことではなく、全てのSNSやメルマガなどのあらゆるコンテンツに共通して言えることですが「定期的に投稿する」ことが大事です。

LINE@やメルマガに登録

投稿は古くなるほど他のユーザーの投稿に埋もれてしまいます。
そして、インスタグラム独自のアルゴリズム(ルール)によって、自分が発信した全ての投稿が、自分のフォロワー全員に表示されるわけではありません。

ということで出来るだけ頻繁に投稿をして、見てもらえるチャンスを増やすことが大切です。
少なくても週に一回、できれば1日一回など頻繁に投稿が出来ないのであればインスタグラムを運営して集客に結び付けるのは難しいでしょう。

インスタグラムを運営を始めるのであれば、定期的に投稿する仕組みをしっかりと作ってから始める方が良いでしょう。

 


4.他ユーザーとコミュニケーションをとる

こちらもインスタグラムに限ったことではなく、全てのSNSに共通して言えることですが「他のユーザーとコミュニケーションをとる」ことが大事です。

グルメサイト・SNSの活用とメリット、デメリット

あなたの投稿にコメントしてくれたり、何か質問をくれた時にはすぐに対応するようと良いでしょう。

反対に、お客様があなたのお店の感想をハッシュタグを付けて投稿してくれた時には、お礼のコメントをするようにします。
そして、可能であればその投稿をリポスト(あなたの投稿に転載)させてもらうようお願いしてみましょう。宣伝ではなくお客様ご自身のリアルな声というのは、他のユーザーに対して良い印象を与えますので、口コミ効果が高まります。

その他に、あなたの飲食店に興味を持ってくれそうなユーザーのアカウントに「フォロー」「いいね」「コメント」をするようにしましょう。
そうするとそのユーザーに通知が届きますのであなたのアカウントに気付いてもらえます。

ちなみに、インスタグラムのハッシュタグを検索すると興味を持ってくれそうなユーザーを探すことができます。
(例)あなたの飲食店があるエリア名で検索して飲食店の写真を投稿しているユーザー等

 


5.継続して運営する

一番大事になるのがインスタグラムの運営を継続させることです。

SNSは無料から始められるツールですので、こうしたツールの特徴として始めてすぐに集客効果が出ることはありません。
実際に集客効果が出るまでには短くても数か月間といった期間を要しますし、3桁以上の投稿数が必要になるのが一般的です。
目的を達成するには、ターゲットが好みそうなクオリティの高い投稿を数ヶ月継続して、他のユーザーとも積極的にコミュニケーションをとることは必須です。

反対にインスタグラムの運営して始めたが、頻繁に投稿せず、情報更新もされていない放置されたアカウントになってしまっている場合は、訪れたユーザーに「このお店まだ営業しているのかな?」「いい加減なお店なのかな?」などのマイナスイメージを与えてしまいます。

長期的に運営できるように、最初からある程度計画を立てておき、通常業務の1つとして組み込むなどしてから始めることをお勧めします。

 

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飲食店のインスタグラム活用事例5選

それでは本章では10,000人以上のフォロワーがいるなどインスタグラムを上手に活用していると個人的に思った飲食店のアカウントを紹介します。

 


1.吉野家

牛丼のチェーン店として最も有名な吉野家さんですが、こちらもインスタグラムを運営しています。

インスタ事例_吉野家

吉野家さんでは、キャンペーンを上手に活用してフォロワーを増やしています。
キャンペーンの投稿に「いいね」と「フォロー」をすると抽選で冷凍食品が当たる!などのキャンペーンを積極的に実施しており、こうしたキャンペーン系の投稿にはたくさんの「いいね」がついています。

また、既存の豚丼や牛丼の具を使用して新しい料理を創造することをテーマにしたレシピ系のインスタグラムアカウントも運営しています。

フォロワーを増やすキャンペーン系の投稿と、吉野家のファンを増やすブランディング系の投稿の両方を実施しているのは流石です。

アカウントを開設したてでフォロワーを獲得したい場合はこうしたキャンペーンの実施は有効です。例えば、フォロー・いいねでドリンク1杯無料、フォロー・リポストで料理1品無料などのクーポン的な使い方も有効だと考えられます。
アカウント開設したてはどうしてもフォロワーが少ないもの。とはいえ、フォロワーを増やさなければ発信力は増しません。こうしたキャンペーンを上手に活用し、フォロワーを獲得してみてはいかがでしょうか?

 


2.コメダコーヒー

コメダ珈琲店さんのインスタグラムアカウントでは、ブランディング系の投稿が見事です。

インスタ事例_コメダ

メインであるコーヒーを中心にフードメニューなども含めた提供しているメニューの全般写真、コメダ珈琲店での過ごし方などライフスタイルのイメージを提案、などの写真が全体的に色味が加工されて投稿されているなど、統一感があり印象的なアカウントになっています。

そして、写真だけでなくポスターなどのデザイン的な投稿も行っており、こちらもブランディングに一役買っていると思います。
しかも、こうしたポスターなどのデザインはインスタグラムの中で「どちらのデザインがお好みですか?」というABテストを行っているのも、とても良いアイディアですよね。

 


3.蒙古タンメン中本

次に紹介するのが私たちが公式アプリを作成し販促のサポートもしているラーメンチェーン店「蒙古タンメン中本」様です。

インスタ事例_蒙古タンメン中本

蒙古タンメン中本様ではスタッフ様など作り手のキャラクターが活かされた投稿が多く、お客様との関係性をUPさせる見事な運営をされています。

インターネットで情報が溢れている今だからこそ「誰から買うのか?」を重要視するユーザーも多くなっています。
ものすごくファンの多い蒙古タンメン中本様ですが『味が美味しい』のはもちろん、『中の人に親近感』を持っていただいていることも要素の1つとしてあるのではないでしょうか。

 

※ちなみに蒙古タンメン中本様の公式アプリの情報はこちら(↓)の記事です。

蒙古タンメン中本 様の公式アプリ作成事例

 


4.ビチェリン

次に紹介するのも、私たちが公式アプリを作成し販促のサポートもしているカフェチェーン店である「ビチェリン(Bicerin)」様です。

ビチェリン様は、日本国内では霞が関、新宿髙島屋、銀座シックス、ミッドランドスクエア(名古屋)、六本木ヒルズ、阪急うめだ本店、博多阪急などにあるカフェですが、本店はイタリア・トリノの創業1763年の老舗カフェです。

インスタ事例_ビチェリン

高品質な商品・メニュー・店内などの写真、色調の統一感など、とても素敵なインスタグラムアカウントになっております。

 

※ちなみにビチェリン様の公式アプリの情報はこちら(↓)の記事です。

Bicerin(ビチェリン)様の公式アプリ作成事例

 


5.牛角

次に紹介するのはフォロワー数ではないのですが、ハッシュタグの数でかなり多い「#牛角」さんを紹介します。

インスタ事例_#牛角

焼肉=牛角というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?というほど店舗数を持つ日本最大級の焼肉チェーン店です。

こちらはマーケティングもとても上手い企業で、「#牛角」を付けて一般ユーザーに投稿してもらうことで自然な口コミ効果を獲得しています。
「#牛角」を付けている投稿の数はなんと21.5万件(2021年7月時点)もあります。

 

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集客を成功させる10大ポイント

本章からは飲食店がインスタグラムを運営して、集客成功に結び付けるために必須となるポイントを10個紹介します。

「これからインスタグラムの運営を始める方」はもちろんご参考にしていただける部分がありますし、「すでに運営しているが効果が出ない…」とお悩みの方であれば答え合わせのような形でご一読いただければと思います。

 


1.プロフィール設定

まず最初にプロフィール設定です。
あなたの飲食店のインスタグラムアカウントの看板となる部分ですので、とても重要なポイントです。
以下、各設定項目について解説します。

 

ユーザー名

アルファベットと数字で作成しますが、こちらもあまり凝り過ぎずに検索しやすさを重視したシンプルなユーザー名にしておくのがオススメです。

 

プロフィール写真

パッと見てあなたの飲食店だと分かるようにお店のロゴや看板などにしておくのがオススメです。

 

名前

こちらは他のユーザーが検索した時にヒットしやすいようにすることと、視認性が大事です。

例えば英語の店名にしている場合はカタカナ表記を優先しておくなどがオススメです。

基本的にはGoogleビジネスプロフィールやホームページ、食べログ、ぐるなびなど、インターネット上に掲載されている店名と統一しておいた方が良いでしょう。

 

自己紹介

こちらはお店の紹介を書きます。

 

アクションボタン

『ぐるなび』などに掲載しているようであれば【席を予約する】のボタンを設置してで予約サービスと連携させることができます。

その他にも『出前館』や『ウーバーイーツ』などを利用していれば【料理を注文】のボタンを設置して連携させることもできます。

ちなみに【席を予約する】と【料理を注文】のボタンはどちらか1つしか設置できませんので、あなたの飲食店がインスタグラムを運営する目的に合ったものを選ぶようしましょう。

 

Webサイト

あなたの飲食店で管理しているインターネットのサイトURLを入力します。

グルメサイトでもOKですが、もしそのグルメサイトが予約手数料などが発生する媒体であれば、基本的には自社で運用しているホームページやGoogleビジネスプロフィールにしておくことをお勧めします。その方が自社のホームページなどへのアクセスが増えるなどSEO・MEO的にも良い効果を生み出します。

あとは、アクションボタンは1つしか設置できないので【席を予約する】と【料理を注文】の両方を掲載したい場合は、WebサイトのURLを割り当てておく方法もあります。

【例】
デリバリーのご注文はこちらから(出前館)

https://demae-can.com/

 


2.魅力的な写真を投稿する

やはり大事になるのが魅力的な写真を投稿することです。

配置や盛り付けはもちろん、小物を上手く取り入れて季節感や個性を出したり、色味を鮮やかにするなど工夫するようにしましょう。

 

ちなみに「魅力的な写真の撮り方が分からない・・・」と、お困りの方向けに素晴らしい資料が無料配布されていたので紹介します。

それは「新型コロナウイルスの感染拡大で、苦しんでいる飲食店の売り上げに何とか貢献したい!」と、政府系金融機関の日本政策金融公庫が『売上アップにつながる写真の撮り方ガイド:飲食店編』という冊子で、2021年5月末にインターネットで公開しました。

以下、この資料の冒頭を少し紹介します。

” 本冊子でお伝えするのは「キレイな写真の撮り方」ではなく、「売上アップにつながる写真の撮り方」です。そのため、この冊子では写真の知識を大きく「売上の構造に関する知識」と「撮影技術に関する知識」の二部構成に分けてお伝えしていきます ”

小冊子

この資料の内容は「売上に繋げるための写真を撮るには?」という知識と、一眼レフとか高機能なカメラではなくお手持ちのスマホで撮れる実践的なノウハウが紹介されていますのでインスタグラムの投稿写真にも活用することができます。

ご関心のある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。

小冊子の閲覧・ダウンロードはこちらから(日本政策金融公庫公式の配布ページに遷移します)

 


3.投稿に入れる文章も大切に

写真では伝わりきらない魅力を、文章で補うようにしましょう。

例えば、料理の写真を投稿する場合は香りや味、他のお客様の感想、その料理への作り手のこだわりなどを記載するようにします。

また、インスタグラムのユーザーは宣伝っぽい投稿を嫌う傾向にありますので、宣伝し過ぎないように注意してください。

以上のように、投稿する文章がいつも同じ内容だったり、「本日も営業中!ご来店お待ちしてます!」といったような宣伝のみの簡単な文章で投稿しないように注意しましょう。

 


4.ハッシュタグを付ける

ハッシュタグとは #東京 #新宿 #居酒屋 #個室 などのようなキーワードで、その投稿写真に紐づけられるものです。

例えば「#居酒屋」でユーザーが検索すると、同じハッシュタグが紐づけられた写真がずらっと表示されます。

インスタ事例_#牛角

あなたの飲食店で運営するインスタグラムの投稿にもハッシュタグを付けておくことで、ユーザーが検索した時に表示されるようになります。
そのため、他のユーザーに見つけてもらうためにとても重要な施策となります。

例えば、インスタグラムユーザーの多くはハッシュタグでキーワード検索をかけて情報を探しますので、投稿する際は必ず付けるようにしましょう。

ただし、投稿した内容と関連性の少ない言葉のハッシュタグを付けることは逆効果になりますので注意するようにしてください。

 


5.写真に統一感を出しアカウントの魅力をUPさせる

アカウントで表示される写真は、1枚に写真ではなく、サムネイルのようになって写真が表示されます。

写真に統一感を出しておくとアカウントで表示された時にインパクトが大きくなりますので、訪れたユーザーの記憶に残りやすくなります。

店内写真やスタッフ写真や料理写真が混在しているとアカウント全体で見るとゴチャっとした感じになってしまいます。
例えば、料理写真を投稿するなら連続9枚は全て料理写真にしたり、その料理写真を撮るときもアングル・写真の大きさ・色味(フィルター)などに気を付けると統一感が出やすくなります。

 


6.キャンペーンを投稿する

フォロワーを増やすためにキャンペーンを投稿するという手段もあります。

例えば、「いいね」や「フォロー」をしてくれたユーザーに対して「大盛無料」や「ドリンク1杯」などの特典を差し上げるキャンペーンを実施するのが一般的です。

あなたの飲食店に来店したお客様が「ファロー」して、投稿に「いいね」をしてくれることで、そのお客様が繋がっているインスタグラムのユーザーにも表示されやすくなります。
フォロワーのフォロワーは世代・性別・地域・好みが近いなど同じ属性である可能性が高いため、効率よくフォロワーを増やすことができます。

ただし、先述したようにインスタグラムのユーザーは過度な宣伝を嫌う傾向がありますので『キャンペーンばかりを投稿しないようにする』など注意するようにしましょう。

ちなみに、写真を投稿してもらう時はあなたの飲食店のアカウントをタグ付けしてもらうようにお願いしましょう。
ハッシュタグはインスタグラムの検索機能と連動しているため、ハッシュタグで店舗名を付けてもらうことで、それを見た人が簡単にあなたのお店ことを知ることができるようになります。

 


7.位置情報を付ける

投稿には位置情報を付けることができます。

インスタグラムのユーザーは興味深いお店を見つけると、その投稿に紐づけられた位置情報からあなたのお店のアカウントに訪れたり、実際に来店します。

最近はインスタグラムのマップ機能などを使い、位置情報で写真を調べて、お店を探すユーザーも増えてきていますので紐づけることをお勧めします。

インスタグラムに位置情報を付けるにはFacebookと連動させる必要がありますので、もしもまだあなたがFacebook未開設であれば解説して位置情報を登録するようにしましょう。

 


8.ストーリーズを活用する

インスタグラムにはストーリーズという、通常のフィード投稿とは別の投稿方法があります。

一般的なフィード投稿とは、あなたのアカウントのプロフィールページ、フォロワーのタイムラインや発見タブなどに表示されます。(削除しない限りずっと表示されます)

ストーリーズの投稿は、フォロワーのタイムラインには表示されません。
その代わりに、ページ上部にストーリーズを投稿したことが表示されて、ページ上部に表示された最新リストを次々と横にスライドしてチェックできます。
そのため、ストーリーズを頻繁に更新することでユーザーの目に留まりやすくなります。

ストーリーズ投稿は、通常は24時間で消えてしまうのですが、『ハイライト』という機能を使えばストーリーズの投稿は消えずにプロフィールの下段に表示させることもできます。

また、フォロワー数が1万を超えると、ストーリーズでのみ外部リンクURLがシェアできるようになりますので、予約ページなどへの外部サイト導線が増えて集客に活用しやすくなります。

 


9.他のユーザーとコミュニケーションをとる

インスタグラムで集客につなげるには他のユーザーとたくさんコミュニケーションをとることが必須です。

他のユーザーに「コメント」などをしてもらった場合は返信したり、他のユーザーの投稿にも「いいね」や「コメント」をするなど、積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

 


10.店内で告知する

インスタグラムなどインターネットの中だけで宣伝するのではなく、実店舗内のPOPなどでインスタグラムのアカウントがあることを告知することもフォロワーを増やす効果があります。
特に「6.キャンペーンを投稿する」で紹介したようなキャンペーンと連動させることでより効果的になるでしょう。

店内に掲示するPOPは紙の媒体ですのでQRコードを活用して、スマホのカメラ機能を使えば一発であなたの飲食店のインスタグラムアカウントに辿り着けるようにしてあげた方が親切です。
お客様にあなたの飲食店のインスタグラムのユーザー名の数字・アルファベットを手打ちさせて検索させるのは、打ち間違えなどありますし若干ハードルが高いですからね。

 

おまけ.他の飲食店と差をつけるには?

それではこの記事の最後に、他の飲食店の差をつけるために活用したいインスタグラムの機能を紹介します。

 


ショッピング機能

インスタグラムのプロフィールや投稿から通販サイトにワンタップで直接移動させることができる機能です。

通常の投稿には記載する説明文に外部サイトのリンクURLを張り付けてもクリックさせることはできない仕様になっています。
しかし、このショッピング機能を活用していれば、投稿に対象となる商品をタグ付けすることで外部サイトに導くことができます。

もしも、あなたの飲食店で通販サイトを運営しているようであれば、このインスタグラムのショッピング機能を使って連携させることをお勧めします。

 


予約投稿

飲食店の業務は多忙を極めますので「忙しくて投稿したい時間にできなかった・・・」なんてこともありますよね。

そんな時に便利なのが予約投稿の機能です。
予約投稿は、事前に投稿内容を作成して時間を指定しておけば、自動的に投稿される機能です。

予約投稿の機能を利用するには、インスタグラム公式の「クリエイタースタジオ」を無料ツールを使います。

クリエイタースタジオは、インスタグラムのビジネスアカウント、Facebookのアカウントを持っていれば利用することができます。
利用すると予約投稿の機能だけでなく、Facebookとインスタグラムのアカウントの一括管理ができるようになり、投稿ごとのいいね数やコメント数、フォロワーの年齢層の分析などを行うことができます。

 


分析

そして、ユーザー(見込み客)に喜ばれるようなインスタグラムアカウントにしていくわけですから、当然お客様目線が必要になります。

どのような投稿がユーザーに喜ばれているのか?を分析して、投稿内容を改善していくことがとても大事です。

インスタグラムの分析をしたい時に役立つのが「インサイト」という機能です。

インサイト機能には大きく分けて概要とオーディエンスという項目がありまして、概要はアカウント全体のデータを、オーディエンスはフォロワーの動向などのデータを見ることができます。

具体的な分析方法ですが、まずはアカウント全体のデータが分かる「概要」で推移を見ながら、日々の変化を把握します。
大きな変化が発生したら、その日に何が起きたのか?を細かく調べて今後の投稿内容に反映させます。
反映させたら狙った変化が起きたかどうか?をまた分析して効果改善を繰り返していく、という流れが良いでしょう。

 

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いかがでしたでしょうか?

インスタグラムは無料で使えるツールですので活用しない手はありません。

そしてせっかく活用するのですから、お客様に喜んでもらえて、集客に繋げられるように運営していきましょう。

この記事で紹介した10大ポイントを押さえて日々運営していきつつ、慣れてきたら次のステップとして分析をして効果改善を繰り返していくことで、集客効果は徐々に高まっていくはずです。

それでは今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。