OMO型飲食店とは?成功ポイントや必須ツールなど徹底解説
OMOとは、オンラインとオフラインの境界をなくして顧客の体験価値を高めることで、いま飲食店を含めた様々な業界でOMOを導入する企業が増えています。
飲食店がOMOを導入することによって「集客」や「店舗運営の効率化」など、多くのメリットがあります。
ということでこの記事では、OMOの意味、飲食店にとってのメリット・デメリット、OMO戦略の成功ポイントなど詳しく解説します。
さらに、OMO型飲食店をサポートする「レストラン★スターアプリ」を含めた6つのツールもご紹介しますので、OMOの導入を検討しているという人はぜひ参考にしてみてください。
目次
OMOとは
まず最初にOMOについて解説します。
OMOの意味
OMOとは”Online Merges with Offline”の頭文字を取ったもので、「オンラインとオフラインが融合する」という意味を持っています。
これは、ネットショッピングなどのオンラインと、実店舗での食事やショッピングというオフラインの境界を無くし、お客様が最高の体験を得られるような新しいマーケティング手法を指します。
この概念は、2017年にGoogle中国の元社長であるカイフ・リー氏によって提唱され、注目を浴びました。
具体的なOMOの例としては、オンラインでテイクアウトの注文をしておいてから、近くの店舗に行って商品を受け取るといったことです。
店頭で注文すると待ち時間が必要になりますが、予めオンラインで注文して支払いまで済ませておけば、あとはお店で料理を受け取るだけなので時短にもなり大変便利ですよね。
だからこそ、OMOが顧客のニーズにピッタリ合った手法と言えます。
今やデジタル技術は日々進化し、私たちの消費スタイルもオンライン化が進んでいます。
その中で、OMOのような新しい考え方は、現代のマーケティング戦略には欠かせないものとなってきています。
これからの飲食店ビジネスでは、このOMOをうまく取り入れ、お客様が楽しく便利にショッピングできるようなサービス作りが求められるでしょう。
OMO型店舗とは
次にOMO型店舗について解説します。
OMO型店舗とは、オンラインとオフラインが融合した新しい形の店舗と言えます。
これは顧客の外食(購買)体験をより良いものにするためのアプローチで、お客様が店舗やメニューの認知から購入までのプロセスをオンラインで完結できる仕組みを持っています。
例えば、実店舗で食事をする時に自分のスマホでオーダーをしながら支払いも済ませる。そして、食事が終わったらそのままお店を出てくる…といったことが可能なのはオンラインのモバイルオーダーシステムのおかげです。
こうしたアプローチは業界や店舗によって異なりますが、目指すのは同じ。それは、オンラインとオフラインの区別なく、顧客が商品を購入しやすい環境をつくること。これが、OMO型店舗の魅力です。
最近は新型コロナウイルスの影響でインターネットの利用が加速して、OMO型店舗も一層注目されています。
これからは、OMOの導入が当たり前の時代になるでしょう。
OMO型店舗が飲食業界で注目される背景
では、OMO(オンラインとオフラインの融合)が飲食業界で、なぜ注目されているのか?を解説します。
新型コロナウイルスの流行によって、我々の生活スタイルは大きく変化しました。
特に飲食店は、外出自粛やリモートワークの増加により、直接店舗での飲食機会が減少し、それに伴いテイクアウトやデリバリーの需要が急増。
この状況は、多くの店舗がオンラインでの競争を強いられる新たな展開を生み出しました。
そんな中、集客の考え方が大きくシフトしています。
従来は「どうやって店舗に来てもらうか」が主軸だったのですが、今ではオンラインを前提とした手法が重要となっています。
例えば、通販サイトでの販売や、デリバリーでお客様のもとに直接お店の味を届けるといった方法が増えています。
いま飲食店のデジタルシフトが急速に進んでいます。
新型コロナの影響で、「店舗で食事する」という当たり前が崩れ、OMOの考え方が重要性を増しています。
顧客ニーズに応じた商品開発や宣伝方法、そして情報通信技術の進化による効率的な運営方法を探求することで、飲食店は新しい時代を生き抜いていく必要があるためです。
O2Oとの違い
OMOとよく似た言葉にO2Oというものがあります。この2つは混同されやすいので違いについて解説します。
O2Oとは、「Online to Offline」の略で、オンラインからオフラインへと顧客を誘導するための手法です。
例えば、SNSでクーポンを配布し、それをきっかけに実店舗に来店してもらう…といった戦略です。
ここで重要なのは、オフライン、つまり実店舗が主役となることです。
それに対してOMOは、オンラインとオフラインが融合・一体化する考え方となります。
これは顧客がオンラインとオフラインの間を自由に行き来し、シームレスな購買体験を提供することを目指しています。
つまり、O2Oがオンラインとオフラインを別々のものとして扱うのに対し、OMOは二つを一体と捉え、その間の境界を感じさせない体験を作り出すのが特徴です。
オムニチャネルとの違い
そして、もう1つOMOと似た意味合いで混同しやすいのが「オムニチャネル」という言葉がありますので、こちらも違いを解説します。
オムニチャネルとは、企業がさまざまな販売チャネル(例えば、Webサイト、SNS、メール、TV、紙媒体、電話など)をフルに活用して、お客様との接点を増やす考え方です。
オンラインでもオフラインでも、お客様がいつでも同じサービスを受けられるようになります。
ただし、ここでのポイントは、これらの販売チャネルは一応、区別されていて、情報の共有が完全ではないことがあります。
※飲食店での例に挙げるとホームページ、SNS、食べログ、ホットペッパー、メールなど、それぞれのチャネルからネット予約ができる。しかし、全ての予約情報を一元管理できるツールがないと情報の共有は完全にならない・・・というようなイメージです。
それに対して、OMOはオンラインとオフラインが一体化し、その間の境界をほぼ感じさせない体験を提供することを目指します。
お客様がストレスなく、自由にオンラインとオフラインを行き来できるようにする考え方ですので、オムニチャネルが事業者の視点で「どうお客様に接するか」を考えるのに対して、OMOはより「お客様の体験」を重視した考え方といえます。
つまり一言にまとめますと、
オムニチャネル=接点を増やす
OMO=体験を良くする
という形で、それぞれの目的が違います。
そして、そのための手段として使うチャネルの捉え方も違ってきます。
これが、OMOとオムニチャネルの大きな違いといえます。
OMOを店舗に導入する5つのメリット
本章ではOMOを店舗に導入するメリットは以下の5つがあります。
・新しい顧客体験を提案できる
・顧客との接点を増やせる
・顧客情報を収集できる
・店舗運営を効率化できる
・ブランドイメージを向上できる
それぞれ順番に解説します。
1.新しい顧客体験を提案できる
OMO型店舗の最大の魅力は、顧客に対して新しい購買体験を提供し、その結果、顧客満足度を向上させることにあります。
繰り返しになりますが、OMOはオンラインとオフラインの境界をなくし、商品の情報検索、オンライン予約した商品の店舗受け取りといった、購買のライフサイクル全体で、新しい顧客体験を提供できます。
具体的な例として「モバイルオーダー」や「配膳ロボット」などが挙げられます。オンラインでメニューを選んで支払いを行い、配膳ロボットが料理を持ってきてくれる・・・という環境にすることでオーダーやレジでの待ち時間や支払い作業といった一連の手間を省くことができ、顧客にとって非常に新しい体験を提供することができます。
その他にも、企業や店舗が自社の特色を生かし、顧客視点からサービスを設計すれば、OMO型店舗によるサービスの可能性は一層広がります。
これらの結果として、顧客が「先進的な体験ができた」「無駄な時間がなくなった」といった価値を実感し、店舗やブランドへの満足度が高まることで、競争優位性を保つことが可能となります。
結果的に、これが「選ばれ続ける店舗」へとつながるわけです。
2.顧客との接点を増やせる
次に紹介するOMO型店舗の大きな利点は、顧客との接点、つまりタッチポイントを増やすことができることです。
オンラインとオフラインを融合した取り組みにより、店舗だけでなく、Webやスマホアプリを通じて顧客とつながることが可能になります。
例えば、オンラインでメニューを注文・決済をして、食事は店舗で行う・・・といった具体的な流れが作れます。
こうすることで、顧客との接点が増え、認知度の向上や、より深い顧客との関係性の構築が可能になります。
また、タッチポイントが増えることで、より広い範囲のユーザーに宣伝できるようになる、など顧客の流入量を増やすことでもできるため販売機会が増大します。
さらに、オンラインを活用することで、メールアドレスの獲得やSNSのフォローなどの接点が増えます。メルマガを配信するなど定期的に顧客にアプローチすることも可能になり、リピーターやファンの獲得、そして長期的な関係性の構築に繋げられるようになります。
3.顧客情報を収集できる
OMO型店舗は、実店舗とオンラインの両方で顧客情報を収集するのが得意。これも大きなメリットの一つです。
普通の店舗だと、ポイントカードやクレジットカードの利用によってある程度の顧客情報は得られますが、全てのお客様がそれを利用してくれるわけではありません。そのため得られる情報も限定的になります。
しかし、決済を全てオンラインにしているOMO型店舗であれば「どこ顧客が、いつ、何を注文したか?」など、全てのお客様の情報がしっかり収集できます。
それだけではなく、メニューの検索履歴や店舗に設置したカメラやセンサーから得た導線データなども集めることができます。
これらの情報は、お客様の行動傾向を掴んだり、マーケティング戦略を考えたりするのにとても役立ちます。
お店のどこを回遊したか、どの商品を迷ったかなどのデータから、より詳細なマーケティング戦略を打つことも可能になります。
そのため、OMOは情報収集に関しては、従来の方法よりもぐっと優れた手法だと言えます。
4.店舗運営を効率化できる
飲食業界は常に人手不足に悩まされています。
特にいま少子高齢化が進んでいたり、食材や人件費の高騰しているなどの理由から、より人手不足が厳しくなっているのが現状ですよね。
だからこそ、OMOを導入して店舗運営を効率化させることが求められています。
例えば、セルフレジのような技術の導入で運営をスムーズにし、人手不足を解消する動きが広まっています。
飲食店でも、モバイルオーダーシステムを使って注文から会計までをオンライン化したり、配膳ロボットを導入したりなど、スタッフの手間を減らす試みが増えています。
さらに、オンライン決済を導入することで、お客様が長い時間待つストレスを減らすと同時に、店舗運営もよりスムーズになります。
そして、QRコードでのキャッシュレス決済、AIによる接客など、新しいサービスが続々と登場し続けています。
様々な便利なサービスが増える中で、競合と差別化を図らなければならない時代です。
だからこそ、オンラインとオフラインを融合したOMO型の店舗が注目されています。
便利さと効率化、この二つを兼ね備えたOMOがこれからの飲食店経営には欠かせません。
5.ブランドイメージを向上できる
この記事を公開した時点(2023年7月)では、OMO型店舗はまだまだ新鮮で、導入例もそこまで多くありません。
そこで、上手く活用することで先進的なブランドとして話題となるチャンスもあります。
例えば、ファミリーレストランなどで導入されているネコ型の配膳ロボットは大きな話題を集めましたよね。
OMO店舗では、オンラインだけでは感じられない、店舗ならではの雰囲気やディスプレイ、音楽などを活用して、魅力的なブランドイメージを創り出すことが可能です。
そして、その魅力がオンライン上の多くの人々へ伝わると、実店舗へと顧客を誘導しやすくなり、より多くのリピーターやファンを得ることができます。
新たなブランド戦略として取り組む価値がOMO型店舗の導入にはあると私たちは考えています。
OMOを店舗に導入するデメリット
OMOは、さまざまなメリットが得られる一方でデメリットもあります。
例えば、OMO型店舗にするには導入コストはもちろん、ITシステムやデータ分析などの知識が必要になります。
そして、OMOは短期的に売上をUPさせることには向いていません。
データを集めて、分析して、分析結果を経営に活用して、その後に初めて効果を発揮し出しますので、最低でも数ヶ月以上かかるなど多くの時間が必要になります。
OMO戦略を成功させる3つのポイント
ここまで紹介したOMOのメリットとデメリットを考慮しつつ、戦略を成功させるために大切なポイントは以下の3つです。
・お店での体験価値を最適化する
・販売チャネルを拡大する
・データを一元化して分析する
それぞれを順番に解説します。
1.お店での体験価値を最適化する
OMO戦略の成功のポイントは、何と言っても顧客体験の最適化です。
あなたのお店で起こっている体験の全てを見つめ直し、OMOに合うようにブラッシュアップしていく作業が必要になります。
その手順としては、まずはお客様があなたの商品やサービスに触れる全ての場面を列挙してみましょう。
それから、そこで何が行われているのかを確認します。
その結果を元に、今の問題点を洗い出し、その問題を解決しつつ新しい体験を作り出すための施策を考えます。
そして、施策を考えたら終わり・・・ではなく、実施した結果をもとにPDCAサイクルを回しつつ改善していく活動が大事です。
それには、お客様のデータを分析し、施策の効果をチェックする仕組みが必要です。
データをたくさん集めるためには、会員証アプリなどのツールを導入するのも効果的な手段です。
OMO戦略を成功させるには、オフラインもオンラインも問わず、お客様に一貫した体験を提供することが大切です。
そのためには、お客様の視点で商品やサービスを提供する考え方が必要です。
あなたの商品やサービスに何が欠けているのか?、どういう価値が提供できるのか?などを考え、お客様一人ひとりに合ったタイミングで情報を届けることで満足度を高めていきましょう。
また、顧客目線で考えることも重要です。
新たな体験を創造するときには、「自分が顧客ならどう感じるか」を考えてみましょう。
どのようなサービスなら、「これは友達に教えたい!」とか、「また利用したいな」と思うでしょうか?
その答えを見つけることが、OMO戦略を成功させる大事なポイントとなるでしょう。
2.販売チャネルを拡大する
OMO戦略を成功させるには様々な販売チャネルを駆使することが大切になります。
一昔前であれば実店舗の前を通りかかったりして、その店で食事をすることも普通でしたが、今は店舗比較サイトやSNSで口コミをチェックしてから来店する人も増えています。
そう考えると、実店舗やホームページだけでなく、SNSや公式アプリなど、顧客と接触できるチャネルは多ければ多いほどいいわけです。
新たなチャネルを増やすことで、お客様との接点が増え、新規顧客獲得のチャンスも広がります。
3.データを一元化して分析する
OMO戦略を成功させるにはオンラインと実店舗のデータを一元化することが大切になります。
どのチャネルで予約してきたか?(食べログ、ぐるなび、ホームページなど)
利用後はどのような感想を持っているか?(GoogleマップやSNSの口コミなど) etc.
利用目的は?
何人で来店していくら使ったか? etc.
これらのデータにプラスして売上や来店頻度といったデータを統合して分析すれば、どのような顧客がどのようなニーズを持っているかを把握しやすくなります。
こうして、各種データを一元化することで、どのチャネルで何が起こっているかを一目で見ることが可能になります。
それによって、施策立案やサービス改善がしやすくなるでしょう。
OMOでは、オンラインと実店舗の間に壁を作らず、連携を図ります。
実店舗とオンラインのシステムを一元化すれば、これらの連携が難しくなる心配はありません。
それがOMO型店舗を作るための基盤作りになるのです。
従来のマーケティングはオンラインからのデータを主に見ていましたが、OMOではオフラインのデータも活用します。
その結果、オンラインとオフラインの共通点や違いを理解し、顧客体験を改善できるようになります。
データをしっかり分析して顧客体験を向上させ、さらなる顧客獲得に繋げていく。これがOMOの戦略であり、一元化データの力を最大限に活かす方法です。
それでは本章の最後にまとめますと「OMO戦略を成功させるには様々な販売チャネルを通じて顧客とつながり、彼らのニーズを把握して、それに応える」ということが大切です。
その結果として、体験価値を向上できるようになります。
OMO型飲食店の販促ツールの決定版 レストラン★スター
ここまで、OMO戦略を成功させるポイントについて紹介してきました。
大切なのは『データを集めて、分析、活用、改善すること』です。
しかし「データはオンラインであれば比較的容易に集めることがでるが、オフライン(来店時)のデータはなかなか集めにくい・・・」と、お悩みの飲食店も多いです。
そんな飲食店のお悩みを解消できるのが、私たちが提供する飲食店の会員証アプリ作成サービス『レストラン★スター』です。
本章では、レストラン★スターがどのようにしてオフラインのデータを集めてOMO型店舗をサポートするのか?について紹介いたします。
スマホアプリで来店客を会員化する
レストラン★スターは、飲食店の会員証アプリを開発して運用までサポートする画期的なサービスです。
スマホアプリは、お客様とのタッチポイントを増やすために非常に有効な手段となります。
スマホアプリをダウンロードして会員登録してもらうことで、お名前や生年月日などの基本情報をスムーズに集めることが可能になります。
また、スマホアプリを通じてお客様にキャンペーン情報などを配信することができる手段も手に入ります。
※お客様がアプリ会員になる流れ(↓)
しかしその一方で「スマホアプリはダウンロードのハードルが高い」、「ダウンロードされても定着しにくい」などの課題があります。
そのためお客様にとって利用価値の高いアプリを提供することが成功のポイントです。
次からは私たちが提供する会員証アプリが、どのようにお客様にとっての価値を生み出して利用者を増やしているか?を簡単にご紹介します。
ポイントサービスで顧客データを集める
レストラン★スターアプリにはお客様がお店のサービスを利用する毎にポイント(スタンプ)が貯まって、そのポイントをお得に利用できる機能があります。
利用毎にポイントを付与することで「お客様は利用すればするほどお得になる」という印象を与えることができ、リピート率がUPします。
例えば同じビールを飲むにしてもポイントが貯まるお店の方がお客様から選ばれやすくなりますよね。
その他にもレストラン★スターアプリにはテイクアウトや通販の機能がありますが、オフライン(来店・テイクアウト)とオンライン(通販)のどちらでもポイントが貯まって使うことができるようになっています。お客様にとって共通してポイントサービスを受けられるなどお得で便利になるため、購買意欲のUPにも繋がります。
そして、来店データと販促も一元管理することができますので、例えば『まだ通販を利用したことがない顧客に送料無料のクーポンを発行する』などのアプローチも可能です。
このように、ポイントサービスを含めて飲食店のOMOをサポートする機能が完備されています。
※機能一覧
顧客データを分析して「お店で起こっていること」を把握する
アプリ会員様に利用毎にポイントが貯まるサービスを実施することで、「どのアプリ会員様が、いつ来店して、いくら使ったか?」といった購買データを得られるようになります。
レストラン★スターアプリには、そのデータをまとめて
・1回客
・2回客
・3回客
・常連客
・VIP客
・離反予備軍
・離反客
など、各客層をグループ分けして「しっかりと常連化してくれているか?」など全体のリピート状況を一目で把握することができる顧客管理の機能があります。
※例:レストラン★スター顧客管理画面(ロイヤルカスタマー育成マップ機能)
『しっかりとリピートしてくれている客層』や『上手くリピートしていない客層』に何が起こっているのか?というお店の現状を把握して、今後の改善に活用することができます。
クーポンやメッセージを配信してタッチポイントを増やす
レストラン★スターアプリにはアプリ会員様にクーポンやメッセージをPUSH配信する機能があります。
アプリ会員全体への一斉配信はもちろん、性別・年代・来店情報などで絞り込んでセグメント配信もできます。
条件に合わせて自動的に配信される機能もありますので、各客層が求めている内容のクーポンやメッセージが適切なタイミングで配信されます。
(例)
・お客様のお誕生日当日にお祝いのクーポンを配信
・しばらく来店のないお客様に「ご無沙汰ですね」と呼び戻しメッセージを配信
お客様とのタッチポイントが増えますので、「何となく」や「忘れていた」などの理由によるお店離れを防ぐことができる。そして、お客様に合わせた内容で配信されるため感動体験を創出しやすくなりますので、ファンを増やすことに繋がっていきます。
アンケートでお客様の声を集める
レストラン★スターアプリには、アプリ会員様にアンケートをお願いしてお客様の声を集める機能があります。
※例:アンケート運用の流れ
集めたアンケート回答データはQSCチェックができるように管理され、経営に活用しやすくなっています。
※例:アンケートデータ管理画面
前章でも解説したようにOMO戦略を成功させるポイントには『顧客目線』が大切ですので、お客様の声を集めて分析できる環境は非常に役に立ちます。
レストラン★スターアプリのアンケートで紙の何倍もの収集力があり、覆面調査レベルの高品質なデータを得ることが可能です。
以上のように、レストラン★スターアプリは来店客のデータを集めて活用することが得意なため、飲食店がOMO戦略を成功させるための必須ツールである!と自信を持ってオススメします。
あなたのお店でも「OMO型飲食店にしたい!」や「データ収集と活用をプロに手伝ってほしい!」などお考えであれば、ぜひ私たちにご相談ください。
↓ ↓ ↓
その他、OMO型店舗をサポートするツール5選
前章では会員証アプリというツールを紹介しましたが、本章ではその他のOMO型店舗をサポートするツールを5つ紹介いたします。
1.キャッシュレス決済
まず最初に紹介するOMOサポートツールは「キャッシュレス決済」です。
キャッシュレス決済とは、現金ではなくスマホ決済やICカード型電子マネー、店舗独自のポイントなどでお会計ができるようにするシステムです。
OMO型店舗ではストレスフリー化が大事なポイントになりますので、お客様にとって支払いがお得で簡単になるキャッシュレス決済は人気があります。
また、お店側にとってもキャッシュレス決済を導入することで、お客様の色々な情報を集めることができるようになるというメリットがあります。
2.モバイルオーダーシステム
次に紹介するOMOサポートツールは「モバイルオーダーシステム」です。
モバイルオーダーとは、お客様ご自身のスマートフォンなどモバイル端末でメニューを確認して注文できるサービスです。
モバイルオーダーは店舗利用型は注文すると料理がテーブルまで運ばれてきて、店外利用型は注文すると店頭で受け取りができたりデリバリーで届けられる、というのが主な運用イメージです。
注文時に決済ができるモバイルオーダーサービスも多いので、その場合は会計の手間もかからなくなります。
お客様側は店舗での待ち時間を短縮できる、お店側はオーダーや会計の手間を省ける、と双方にメリットがあります。
※モバイルオーダーについては以下の記事でさらに詳しくまとめてありますので、ご関心のある方は是非あわせてご覧ください。
↓
3.配膳ロボット
次に紹介するOMOサポートツールは「配膳ロボット」です。
配膳ロボットとは、人間のスタッフの代わりに自走するロボットが料理を運んだり、バッシング作業の一部を担う産業用ロボット(協働ロボット)のことです。
配膳ロボットは現在たくさんの種類がリリースされていますが、どの配膳ロボットでも持っている基本的な機能は以下の2つです。
機能①「自律走行」
配膳ロボットは、決まったルートで自立走行することができます。
例えば、オーダーされた料理をロボットのテーブルに乗せた後に目的のテーブルを指定することで、そのテーブルまで料理を運んでくれます。お客様が料理を受け取ったことを感知し、反対に下げ膳の場合でもお皿が乗ったことを感知します。
また、配膳ロボットには障害物センサーがついており、壁・他のロボット・人・物などと衝突する可能性が低くなっています。
機能②「かんたんな接客対応」
配膳ロボットの多くは、お客様との会話することができる接客機能が備わっています。
その他にも機種や好みにもよりますが、多く場合は愛らしい見た目をしており、小さいお子様などにも喜ばれるようなデザインになっています。
配膳ロボットには、人件費の削減、業務効率UP、非接触型接客など様々メリットがありますので、NEWSメディアでも注目を集めました。
※配膳ロボットについては以下の記事でさらに詳しくまとめてありますので、ご関心のある方は是非あわせてご覧ください。
↓
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4.チャットボット
次に紹介するOMOサポートツールは「チャットボット」です。
チャットボットとは、お客様からの質問に対してスタッフの代わりにロボットが回答してくれるシステムです。
オンライン担当者が一つずつ質問に回答するよりもスピーディーになり、作業負担も軽減されます。
近年では、AIロボットが過去の蓄積したデータを学習してより精度の高い回答ができるようになるサービスも普及されています。
例えば、
「いつなら予約できるか?」
「食物アレルギーに対応してくれるか?」
「記念日サービスはあるか?」
など、様々な質問に即時回答してくれるためお客様にストレスを与えず来店前の不安を解消してくれます。
また、AIロボットを活用したチャットボットであれば多言語対応も可能になりますので、海外のお客様からの質問にも対応できるようになるでしょう。
5.デジタルサイネージ
最後に紹介するOMOサポートツールは「デジタルサイネージ」です。
デジタルサイネージとは、ディスプレイに映像や音を流せる電子看板のことです。
一般的な看板やポスターなどと比べると、動きがある分たくさんの情報を伝えることができます。そして、看板の表示内容を変更することが簡単というメリットもあります。
近年のデジタルサイネージは、画面に設置されたカメラでAIロボットが顧客の性別や年齢を判断して表示内容を変えるものもあります。
例えば「若年男性がデジタルサイネージを見ている時に、その客層に人気のあるメニューの宣伝を表示させる」などの施策もできるようになりますので、広告効果がより向上するでしょう。
以上、この記事では飲食店で活用しやすいものを5つ紹介させていただきました。
その他にも様々なOMOサポートツールが日々登場していますので、ご関心のある方は調べてみてはいかがでしょうか?
まとめ「OMO戦略の成功にはデータ収集!そのためにはアプリが最もオススメ」
OMOとは「オンラインとオフラインの境界を無くし、お客様が最高の体験を得られるような新しいマーケティング手法のこと」で、飲食業界でも注目を集めています。
飲食店でOMO戦略を成功させるポイントは「様々な販売チャネルを通じて顧客とつながり、彼らのニーズを把握して、それに応える」ということです。
顧客のニーズを把握するには、来店情報やアンケートデータなどを集めて分析する必要があります。
私たちが提供しているレストラン★スターアプリなら、来店客の多くを会員化することでき、スムーズに顧客データを集めることが可能です。
そして、その集めたデータを経営に活用することを徹底サポートさせていただきますので、OMO型飲食店にご関心のある方は、ぜひ私たちにご相談ください。
↓ ↓ ↓
必要事項をご記入ください。
すぐに下記の詳細資料がダウンロードできます。
プライバシーポリシーをご確認、ご同意の上、「同意して送信」ボタンを押してください。
※アクティブ・メディア株式会社から最新のお知らせなどお送りすることがあります。
システム概要の資料:飲食店公式アプリ作成サービス
レストラン★スター
ダウンロード
- 内容
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- サービス概要
- 機能①会員証をDX
- 機能②ポイントカードをDX
- 機能③リピート販促をDX
- 機能④顧客管理をDX
- 機能⑤アンケートをDX
- 効果を最大化する3つのサポート
- 運営会社(導入・開発の実績) etc.
販促事例の資料:アプリのQSCアンケートを活用した販促
ダウンロード
- 内容
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- QSCアンケート機能の特徴
- 紙のアンケート・覆面調査との比較
- 成功事例(日本酒原価酒蔵様)
- アンケート機能の活用例
- クーポン機能・分析データの活用例 etc.
アプリ導入インタビュー・事例集
ダウンロード
- 内容
-
- FTG Company様
- ステーキのあさくま様
- 0秒レモンサワーⓇときわ亭様
- クリエイティブプレイス様
- スター食堂 様
- 金剛園 様 etc.
それではこの記事は以上です。
この記事の内容があなたの飲食店経営のヒントに少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。