テイクアウトサービス13選を徹底比較【2024年最新】
新型コロナの影響でテイクアウトの需要が爆発的に高まっており、テイクアウトの事前注文や決済ができるサービスを導入する飲食店も増えています。
ということで、この記事ではmenu(メニュー)や食べログ テイクアウトなど数多く存在するテイクアウトサービスの中から『集客も一緒にできる』ものを中心に、特徴やユーザー等の情報をまとめています。
「これからテイクアウトサービスを始めたい!」
「もっとテイクアウト利用者を増やしたい!」
「現在利用しているテイクアウトサービスを見直したい!」
など、お考えであれば参考にしていただける部分が必ずありますので、ぜひ最後までご覧ください。
※この記事に記載された情報は公式サイトなどに作成当時公開されていたものです。最新情報は公式サイトから確認するようお願いします。
※ちなみにデリバリーサービスを比較した記事もありますので、もしよろしければ併せてご覧ください。
目次
【概要】
menu(メニュー)は、テイクアウトの注文と事前決済を行えるアプリです。
割引クーポンを配布したり、人気お笑い芸人をCMに起用するなどして利用者と加盟店舗数を増やしている、かなり勢いのあるテイクアウトサービスです。
会員制サブスクリプションサービスやデリバリーサービスも併用できるため、幅広い販促が実施可能で相乗効果を見込めます。
【初期費用】
5万円
【手数料】
クレジットカード決済手数料の3~7%
【ユーザー数・掲載店舗数】
ユーザー数は約65,000人・掲載店舗数は6万店舗以上
【運営会社】
menu株式会社
【公式サイト】
https://store.menu.jp/partners/index.html
2.Uber Eats(ウーバー・イーツ)
【概要】
デリバリーサービスの代名詞ともいえるUber Eats(ウーバー・イーツ)ですが、実はテイクアウトサービスもあります。
基本的な運用方法はテイクアウトもデリバリーも変わりはないので、ユーザーも飲食店側も使いやすいのが利点です。
さらに飲食店側はテイクアウトとデリバリーの販売価格を変更することができるので運用コストを考慮した価格設定にすることができます。
ちなみにデリバリーサービスと違ってテイクアウトサービスは対応エリアが広めなので、今までエリア対象外だった方も利用可能です。
【初期費用】
0円~
【手数料】
総売上の35%(初期費用は50,000円で売上から相殺)
【ユーザー数・掲載店舗数】
ユーザー数は約550万人、約14,000店舗(2020年時点)
【運営会社】
UberJapan株式会社
【公式サイト】
https://merchants.ubereats.com/jp/ja/services/delivery-pickup/
3.食べログ テイクアウト
【概要】
飲食店の口コミレビューサイトである「食べログ」が運営するテイクアウトサービスです。
食べログのサイトと連携しているので、利用者と掲載店舗数がとにかく多いです。
【初期費用】
なし
【手数料】
9%/オーダー・カード決済手数料2.6%〜
【ユーザー数・掲載店舗数】
月間利用者数:1億1,877万人、掲載店舗数:約90万件(2019年10月時点)
【運営会社】
株式会社カカクコム
【公式サイト】
https://tabelog-takeout.com/owner/
4.Retty Order(レッティーオーダー)
【概要】
大手の飲食店のポータルサイトである「Retty(レッティ)」が運営するテイクアウトサービスです。
こちらも利用者数と登録店舗数が多いのが特徴です。
さらに、LINE・InstagramといったSNSとも連携させることができますので、LINEの友だちやInstagramのフォロワーの獲得に繋げれば相乗効果も期待できます。
新規集客とリピート対策をトータルで出来るというメリットがあります。
【初期費用】
0円~
【手数料】
月額:15,000円~
【ユーザー数・掲載店舗数】
ユーザー数は4,393万人、有料での掲載店舗数は9,678店舗
【運営会社】
Retty株式会社
【公式サイト】
https://lp.self-order.retty.me/
5.E PARK(イーパーク)
【概要】
日本最大級の店舗検索と予約ができるポータルサイトであるE PARK(イーパーク)もテイクアウトサービスを運営しています。
こちらの特徴は『飲食店に特化していない』ということでしょう。
E PARK(イーパーク)というサイト1つで飲食店だけでなく、病院・サロン・整体院など色々な業種を検索して予約することができる利用者にとって非常に便利なサービスです。
そのため利用者数は非常に多いです。
【初期費用】
要・問い合わせ
【手数料】
要・問い合わせ
【ユーザー数・掲載店舗数】
会員数は3,100万人以上、プラットフォーム全体で10万店舗以上
【運営会社】
株式会社EPARKテイクアウト
【公式サイト】
https://takeout.epark.jp/contents/contact/
6.Table Check(テーブル・チェック)
【概要】
飲食店に予約管理システムを提供しているTable Check(テーブル・チェック)にもテイクアウトサービスがあります。
こちらはシステムを提供するだけでなく、月間利用者101万人の予約ポータルサイト「TableCheck」に掲載することができます。
また、Table Check(テーブル・チェック)独自のドタキャン防止サービスとして「予約時にクレジットカード情報を預かり、損失を補填できる」というシステムがあります。
ドタキャンに困っている飲食店は多いので、これは嬉しいサービスですよね。
【初期費用】
なし
【手数料】
クレジットカード事前決済手数料:VISA/MASTER 2.7%(2021年末まで予定)、JCB/AMEX/DINERS 3.19%
【ユーザー数・掲載店舗数】
予約ポータルサイト「TableCheck」の月間利用者は101万人
【運営会社】
株式会社TableCheck
【公式サイト】
https://www.tablecheck.com/ja/join/features/takeaway-delivery-feature/
7.Take Eats(テイク・イーツ)
【概要】
2020年6月にリリースされたテイクアウトサービスで、こちらもサービス提供だけでなく約3万店舗が登録する公式サイト「TakeEatsお店検索」へ掲載することができ集客にも活用可能です。
【初期費用】
なし
【手数料】
店舗決済の場合8%、オンライン決済の場合11.6%
【ユーザー数・掲載店舗数】
サービスを導入すると掲載可能な同サービスの公式サイト「TakeEatsお店検索」は約30,000店が登録されています。
【運営会社】
株式会社ランプ
【公式サイト】
8.Picks(ピックス)
【概要】
Picks(ピックス)はテイクアウトに特化したアプリで、いま東京都内で25~45歳の男女がメインユーザーとなっています。
テイクアウトを利用することで独自のポイントを貯めることができ、貯まったポイントは割引クーポンと交換できる等のサービスがあります。
期間限定かもしれませんが、Picks(ピックス)は10店舗未満の飲食店は初期費用と固定費が無料となっているようなので、個人事業主や小規模事業者でも気軽にテイクアウトサービスを導入できるのでオススメです。
【初期費用】
無料(プロフェッショナルプランの場合)~3万円
【手数料】
10店舗未満の法人は無料、10店舗以上の法人は1店舗当たり3,000円+売上の10%
【ユーザー数・掲載店舗数】
東京都内に約3,000店舗(2020年時点)
【運営会社】
株式会社DIRIGIO
【公式サイト】
https://picks.fun/PicksforPartners/
9.O:der To Go(オーダー・トゥー・ゴー)
【概要】
O:der(オーダー)は、セルフオーダーや会計のシステムを提供しているサービスですが、テイクアウトの事前予約・決済ができるO:der To Go(オーダー・トゥー・ゴー)というサービスもあります。
ユーザーは、アプリをダウンロードする必要がなく直観的な操作で簡単に使うことができます。
さらに、こちらもテイクアウトを利用する毎にスタンプが付与されて「スタンプが10個貯まると割引クーポンがGETできる」などのサービスがあります。
飲食店側はGoogleマップやInstagramなどの各種SNSとも連携が可能ですので、新規集客からリピート対策までトータルで活用できます。
【初期費用】
要・問い合わせ
【手数料】
要・問い合わせ
【ユーザー数・掲載店舗数】
プラットフォーム全体で3,500以上
【運営会社】
株式会社Showcase Gig
【公式サイト】
10.PayPayピックアップ ←2022年6月末にサービス終了
【概要】
こちらは2022年6月末にサービス提供を終了することになりました。
PayPayからの公式発表によると「新型コロナウィルス感染症の感染拡大期において一定の社会的責務を果たしてきたが、現在のサービスの利用状況を鑑みてサービスを終了を決めた」としています。
QRコード決済の大手であるPayPay(ペイペイ)にも、「PayPayピックアップ」というテイクアウトサービスがあります。
PayPay(ペイペイ)の利用者数はとても多いので、そこにテイクアウトを宣伝できるのは大きいですよね。
【初期費用】
無料
【手数料】
月額は1店舗につき480円で、手数料はオーダー金額の8%
【ユーザー数・掲載店舗数】
要・問い合わせ
【運営会社】
PayPay株式会社
【公式サイト】
https://paypay.ne.jp/store/pickup/
11.POTLUCK(ポットラック)
【概要】
POTLUCK(ポットラック)は他のテイクアウトサービスと違うのは定額制(サブスクリプション)の形を取っていることです。
利用者は月額料金を支払うことで、加盟している飲食店のメニューを昼夜1日2回テイクアウトすることができます。
利用者のプランは主に以下の3つです。
・1食590円の12食プラン
・1日397円の毎日プラン
・1食290円のトライアルプラン
【初期費用】
要問い合わせ(契約期間縛り、解約金はなし)
【手数料】
要問い合わせ(販売数に応じた売上金額から手数料を差し引かれる料金体系)
【ユーザー数・掲載店舗数】
8,000名以上・約250店舗以上(2020年時点)
【運営会社】
株式会社RYM&CO.
【公式サイト】
https://www.pot-luck.jp/shopentry
12.COTOL(コトル)
【概要】
COTOL(コトル)は「ネットで買って、店舗で渡す」をキャッチコピーにしており、飲食店のテイクアウトだけでなく様々な商品の事前注文に対応しているサービスとなっています。
【初期費用】
55,000円
【手数料】
月額:33,000円、月間注文数301件以上で発生。以降100件ごとに3,000円〜
【ユーザー数・掲載店舗数】
要・問い合わせ
【運営会社】
株式会社リザーブリンク
【公式サイト】
13.エキテン
【概要】
エキテンは無料で店舗情報を掲載できる口コミポータルサイトの大手ですが、こちらに掲載することでテイクアウトサービスを始めることができます。
【初期費用】
要・問い合わせ
【手数料】
要・問い合わせ
【ユーザー数・掲載店舗数】
利用者数は月間650万人、累計口コミ掲載数339万件、掲載店舗数は約505万件(2021年9月時点)
【運営会社】
株式会社デザインワン・ジャパン
【公式サイト】
https://www.ekiten.jp/charge/advtop/
14.ClickDishes(クリックディッシュズ)
【概要】
ClickDishes(クリックディッシュズ)はカナダ発のテイクアウトアプリで、2020年4月より日本でもサービスが開始されました。
まだ他のテイクアウトサービスに比べると加盟店舗数はそれほど多くはありませんが、その分ライバルが少ないとも言えますので、早めに活用し始めるのも良いのではないでしょうか。
【初期費用】
要・問い合わせ
【手数料】
要・問い合わせ
【ユーザー数・掲載店舗数】
要・問い合わせ
【運営会社】
ClickDishes Japan株式会社
【公式サイト】
https://www.clickdishes.jp/partners
以上、日本国内で利用できるテイクアウトサービスを紹介しました。
※ちなみにデリバリーサービスを比較した記事もありますので、もしよろしければ併せてご覧ください。
あなたの飲食店経営のヒントに少しでもしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。