Go to Eat(ゴートゥーイート)キャンペーンをフル活用するために全ての飲食店様が絶対にやるべきコト
【この記事は9/26に最新情報に更新しました。】
2020年9月2日時点では、まだGo to Eat キャンペーンの事業開始時期こそ発表されておりませんが、Go to Eat (ゴートゥーイート)キャンペーンは9月中に事業開始を目指していると発表があり、事業内容や参加方法などの詳細は決定しました。
そして、9月17日時点で一部地域では、食事券を利用できる飲食店になるための登録を開始し始めましたので、そろそろ本格的に対策を考えている飲食店様も増えてきているはずです。
私たちが、クライアントの飲食店様と共に実施していくことは、過去のメルマガ(もしくは以下の記事)で紹介しました。
さらに、Go to Eat(ゴートゥーイート)を含めたWithコロナ時代の飲食店経営について以下の記事で詳しく解説していますので、是非ご一読ください。
それではこの記事では、それとは別に「全ての飲食店様が絶対にやるべきこと」についてお話します。
<この記事の目次>
2.全ての飲食店が絶対にやるべきコト①Googleマップ対策
2-3.Go to Eat キャンペーン対象店の宣伝画像ダウンロード
5.全ての飲食店が絶対にやるべきコト④対象条件を満たすポップを掲示
目次
1.Go to Eat キャンペーンとは
まずは簡単におさらいです。
Go To Eat(ゴー・トゥー・イート)キャンペーンは内容は以下の2種類となります。
①食事券
地域窓口で25,000円分の食事券を20,000円で購入することができます。(25%お得!)
その食事券は地域の登録飲食店で使えます。(お釣り無し)
②ポイント
オンライン飲食予約サイトから予約して飲食をするとポイントが付与されます。
そのポイントはオンライン飲食予約サイトで使用することができ、さらにその時の飲食に対しても再度ポイントが付与されます。
このように何度でも繰り返しでポイント付与を受けられる、とてもお得なサービスとなっています。
このポイント数には上限があり、1回の予約あたり最大10人分まで、1人あたり昼食で最大500円分までのポイント、夕食で最大1,000円分のポイントまでとなります。
オンライン飲食予約事業者は現在以下の13件が決定されています。
・ぐるなび
・カカクコム
・ヤフー
・一休
・EPARKグルメ
・ホットペッパー(リクルート)
・フードテックパートナー
・スターツ出版
・Retty
・auコマース&ライフ
・USEN Media
・Fesbase
・表示灯
以上のように、「お得な食事券を購入して飲食店で使う」と「インターネット上の飲食店予約サイトから予約してお得なポイントももらって使う」という2種類です。
2.全ての飲食店が絶対にやるべきコト①Googleマップ対策
Go to Eat キャンペーンを飲食店経営にフル活用するためには、できれば前項で紹介したインターネット予約サイトに登録をした方が良いです。
ただ、こちらはラーメン店やカフェなどの業態の飲食店様では「ネット予約の管理が難しい…」「席を確保できない…」などで手間やコストをかけてまで登録できない、という場合もあるでしょう。
そのため、ネット予約サイトに登録するのは全ての飲食店様が「なるべく」やるべきコトとなります。
それでは全ての飲食店が「絶対に」やるべきコト・・・それはGo to Eat キャンペーン対象の飲食店であることを宣伝することです。
ホームページやブログ、SNSなどを運営しているのであればもちろん、私たちが特におすすめするのがGoogleマイビジネスです。
※Googleマイビジネスについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
https://res-star.com/archives/column/meo-entry
Googleマイビジネスは無料で使えるツールで、飲食店集客に高い効果を発揮します。
今はGoogle検索で飲食店を探した場合はグルメサイトやホームページなどよりも地図(Googleマップ)での店舗情報が目立って表示されまし、地図で発見した飲食店を利用する人は非常に増えてきています。
さらに、Rettyなど一部のネット予約サイトと連携するため、あなたの飲食店をインターネットで発見した人に「Go to Eat キャンペーンの対象店であることを伝えて」そこからスムーズに予約まで導くことができます。
以上の理由から、Googleマイビジネスで「Go to Eat キャンペーン対象の飲食店であることを宣伝」するコトが、飲食店がGo to Eat キャンペーンをフル活用するために絶対にやるべきコトであるのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
2-1.実際にやってみましょう
Googleマイビジネスで「Go to Eatキャンペーン対象の飲食店であることを宣伝」するには、『投稿』という機能を使うのが便利です。
※Googleマイビジネスの投稿機能とは「あなたの経営する飲食店の最新情報やイベントなどの最新情報を告知できる機能。 テキストに加え、画像や動画、行動を促すアクションボタンも併せて情報を発信可能。 投稿してから1週間だけ表示される。」
実際にやり方をお伝えします。(パソコン版)
【1】
Googleマイビジネスの情報から「投稿」をクリックします。
↓
【2】
「最新情報」「イベント」「特典」「製品」の中からお好みのものを選択し、それぞれの各項目で情報を入力していきます。(私たちのオススメは最新情報かイベント)
↓
【3】
画像を入力します。
「どんな画像を入れたら良いか分からない…」という飲食店様のために私たちは「Go to Eatキャンペーン対象の飲食店であることを宣伝する画像」を6種類用意いたしました。
以下から画像をダウンロードできますので、もし宜しければご使用ください。
Go to Eat キャンペーン対象店であることを宣伝する画像のダウンロードはこちら
↓
【4】
テキストを入力します。
「Go to Eat キャンペーンの対象店である」ことを明記して、それを読んだ人にしてほしいアクションも明記するようにしましょう。
私たちのオススメは、「Go to Eat キャンペーンを利用できるネット予約はこちら」などのテキストでネット予約を促します。
↓
【5】
ボタンを入力します。
ボタンは数種類ありますが「予約」にして、Rettyなど飲食店ネット予約サイトのリンクURLを入力して誘導するのがオススメです。
※その他に「イベントを投稿」を選んだ場合は、タイトル(イベントのみ)+期間(イベントのみ)も入力します。
↓
【6】
プレビューで確認し、問題がなければ公開をクリックして、しばらく経つとGoogleマイビジネスの情報に反映されます。
※さらに、あなたが経営する飲食店でFacebookやTwitterなどのSNSを運営しているのであればワンクリックでシェアすることも出来ますので、こちらもやるようにしましょう。
以上のように、とても簡単に宣伝することができますので、必ずやることを強くオススメします。
インターネットで利用する飲食店を調べる人はかなり増えています。
飲食店を選ぶ時に「感染対策がされているか?」の確認方法について、リクルートさんが2020年7月31日~8月1日にアンケート調査を実施しましたので、参考までに紹介します。
Q. 外食のお店選びをする際に感染対策がされているかどうかを確認しますか?
1位「実際にお店の様子を見て」計65.8%
2位「店頭のステッカーやポスターを確認する」45.5%
3位「感染対策情報をインターネットなどで事前に確認する」43.0%
という結果でした。
※数値は「必ず確認する」「できるだけ確認する」の合計
※ホットペッパーグルメ外食総研「第2回 緊急事態宣言解除後の外食実態調査」より引用
4割以上の方が「感染対策情報をインターネットなどで事前に確認する」と回答しましたので、確認した時に「しっかりと感染症対策をされていて、しかもGo to Eat(ゴートゥーイート)キャンペーンの対象店である」ということが伝われば来店の後押しになるでしょう。
インターネットで店名で検索した時に一番上に表示されるのはGoogleマップ(Googleマイビジネス)である場合がほとんどですので、こちらは必ずやっておくべきでしょう。
2-2.Go to Eat キャンペーン対象店の宣伝画像ダウンロード
「Go to Eatキャンペーン対象の飲食店であることを宣伝する画像」を6種類用意いたしましたので、是非こちらもダウンロードしてご活用ください。
①食事券の画像
②ポイントの画像
3.全ての飲食店が絶対にやるべきコト②予約サイトに登録する
ゴートゥーイートキャンペーンに飲食店が参加してフル活用するための条件の一つに「ネット予約付きのグルメサイトに登録する」ということがあります。
ゴートゥーイート利用者はこの【ポイント特典】を求める人が多いからです。
もう1つの特典の【食事券】よりもニーズが多いと予想されます。
その理由は、【食事券】は食事券の販売業者のもとへ買いに行かないと利用できないからです。
コロナ禍で、外出するのが控えている人が多い傾向にありますので、食事での外出にプラスして、食事券をわざわざ買いに行くという外出行為を「余計なリスク」と考える方も少ないでしょう。
さらに、【ポイント特典】の付与される仕組みにも理由があります。
ゴートゥーイートの利用者はグルメサイトのネット予約を経由して飲食店を利用した場合に「次回使えるポイント」が付与されます。
その付与されたポイントを使うためには、もう一度グルメサイトを経由して飲食店を利用する必要がありますので、『2回予約』というゴートゥーイートキャンペーン利用するための仕組みと、ネット予約が本来持つ便利さと相まり、【食事券】よりも【ポイント】の方が利用者が増えると予想できます。
ということでネット予約付きのグルメサイトに登録していない飲食店様は絶対に登録しておいた方が良いでしょう。
ネット予約の必要性を普段感じていない…というラーメン店やカフェなどの業種も同様で、ゴートゥーイートキャンペーンに関しては登録して時間帯を調整しつつ活用していくべきでしょう。
上手な活用方法についてはこちら(↓)の記事で詳しく解説していますので、もし宜しければご覧ください。
さらに、本来グルメサイトに掲載してネット予約を利用するためには掲載料が発生するのですが、ゴートゥーイートキャンペーンに関していえば掲載料が無料になるという情報があります。
※農林水産省のゴートゥーイートキャンペーン特設ページの「よくある質問」から引用
※グルメサイト数社から販売代理店向けに公式発表されたようですが、9/18時点ではまだ未実施ですのでご登録は正式リリース後にするようにしてください。また、新型コロナ関係の事業は内容が変更されたりすることが多々ありますので、あくまで「予定」と捉えていただけますと幸いです。
つまり、完全無料でゴートゥーイートキャンペーンをフル活用できる!もしくは、従量課金だけという低コストでフル活用できる!という形になりますので、これは全ての飲食店が絶対にやるべきコトと言っても過言ではないでしょう。
数あるネット予約付きグルメサイトの中でも、私たちがオススメするのは、面倒な契約なしで無料登録ができ、従量課金もなしのため完全無料で使えるRetty(レッティ)です。
その他のネット予約付きのグルメサイトの情報はこちら(↓)の記事にまとめてありますので、ご覧ください。
3-1.無料登録した後にやるべきコト
さて、ゴートゥーイートキャンペーンの特別な条件が正式にリリースされた後はRettyの公式サイトから無料会員登録してください。
そして、そのネット予約ができるようになったら前項で紹介した貴店のGoogleマイビジネスに紐づけるようにしましょう。
本来は無料お店会員は、Googleマイビジネスとの連携はできないのですが、もし出来るようになれば最高ですよね。
※Retty公式より引用
しかし、出来ないからと言ってガッカリしないでください。
Googleマイビジネスと連携される場合は、Googleマップの中で予約が完結できるようになるのですが、そうじゃなくても十分効果を発揮します。
Googleマイビジネスには予約リンクを登録する項目があり、そこにネット予約付きグルメサイトに登録した貴店のURLを張り付ければ、Googleマップであなたのお店を発見したユーザーをネット予約へ導くことができます。
そして、前章でもお話しましたが「ゴートゥーイートキャンペーンの対象店舗である」ということを宣伝することが何より大事になりますので、その情報を『投稿』して宣伝し、その投稿からネット予約付きグルメサイトに登録した貴店のURLを張り付け誘導するようにしましょう。
3-2.実際にやってみましょう
それでは、貴店のGoogleマイビジネスにネット予約付きグルメサイトに登録した貴店のURLを張り付けてみましょう。
【1】
Googleマイビジネスにログインしてサイドメニューから『情報』を選択してください。
↓
【2】
情報の中にある『予約リンク』をクリックして、そこにネット予約付きグルメサイトに登録した貴店のURLを張り付けてください。
↓
【3】
これだけで作業終了です。時間が経過するとGoogleマイビジネスの情報に反映されます。
以上のように、とても簡単に誘導することができますので、必ずやることを強くオススメします。
4.全ての飲食店が絶対にやるべきコト③専用メニューを用意する
9/18時点、一部地域では食事券を利用できる店舗の登録が開始されました。
この食事券は以下のような内容です。
✅ 10,000円で12,500円分として使える食事券を購入できる(利用者は25%お得!)
✅ 1回あたり20,000円(25,000円分の食事券)までしか購入できない制限がある
✅ 食事券の販売は2021年1月末までで、有効期限は3月末までを予定している
✅ 食事券での支払いには、お釣りは出ない
というように、お釣りが出ないので12,500円ちょうどか、それ以上の金額のメニューやコースを用意しておくと良いでしょう。
利用者であるお客様は食事券を最大限利用できるため「お得」な気分になっていただけるため喜ばれるでしょう。
そうすることによって満足度が向上し、食事券を再度利用してリピート来店してくれる確率も大きくアップします。
飲食店としても高単価のメニューが人気商品になりますので、ゴートゥーイートキャンペーンをフル活用するためには絶対にやっておいた方が良いでしょう。
5.全ての飲食店が絶対にやるべきコト④対象条件を満たすポップを掲示
飲食店がゴートゥーイートキャンペーンに参加するための条件の1つとして「登録飲食店の利用者が着席した際に目につく場所で、接触アプリの紹介をする(メニュー表上にシールを貼る、レシートに印字する等)」というものがあります。
この接触確認アプリとはCOCOAというものです。
※Go to Eat キャンペーンに参加する飲食店が守るべき感染症対策>1.登録飲食店に求める感染症対策の⑦より。詳しくはこちら(↓)の記事か農水省の公式サイトをご確認ください。
先述したリクルートさんのアンケートでも、飲食店を選ぶ時に「感染対策がされているか?」の確認方法について、4割以上の方が「店頭のステッカーやポスターを確認する」と回答しています。
確認した時に「しっかりと感染症対策をされていて、しかもGo to Eat(ゴートゥーイート)キャンペーンの対象店である」ということが伝われば来店の後押しになりますので、必ずやっておくべきでしょう。
5-1.接触確認アプリを推奨するPOPのダウンロード
こちらを飲食店内に掲示する必要がありますので、ポスターなどに使えるポップが配布されています。
しかし、青系が多いので「自分のお店にはちょっと雰囲気が合わないな…」という方もいらっしゃると思います。
そのため、当サイトでは、飲食店様で掲示しやすいデザインのポップを作りました。
「接触確認アプリCOCOAのダウンロードを推奨するPOP」を3種類用意いたしましたので、是非こちらもダウンロードしてご活用ください。(各画像をクリックすると大きく表示されます)
それでは今回は以上です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
もし宜しければ、こちら(↓)のGo to Eat(ゴートゥーイート)を含めたWithコロナ時代の飲食店経営について詳しく解説する記事も、是非ご一読ください。