【70店舗超|飲食チェーンの事例】最も来店率の高い配信メッセージとは
レストランスターは、飲食店の公式アプリ開発だけでなく、開発後の運用サポートも一貫して提供しています。
運用サポートの一環として、以下のような内容をまとめた「販促分析レポート」を定期的に作成しています。
・アプリを通じて会員数がどれくらい増えたか
・会員に送ったメッセージやクーポンで、どれくらいの来店につながったか
・アンケートの回答率や回答内容はどうだったか
さらに、そのレポートをもとに「今後どのような改善策を打つべきか」を一緒に考える販促会議も定期的に開催しています。
本記事では、その販促会議の実際の内容の一部を公開します。サービス導入を検討されている方に、レストランスターのサポートをリアルにイメージしていただくためのご参考にしていただければ幸いです。
なお、本記事は一部数値・表現を調整したうえで公開しています。
記事を読んでご興味をお持ちいただけた方は、ぜひお問い合わせください。
お問い合わせいただければ、本記事で公開しきれなかった詳細や、貴社の業態・規模に近い未公開事例もご紹介できます。
- アプリの導入を検討している
- いま運用中のアプリに課題を感じている
- もっと顧客データを経営に活用したいと思っている
- プロのサポートを受けたいと考えている
目次
レストランスターのサポート内容について
本題のデータに入る前に、レストランスターがご提供している2つのサポート機能についてご説明します。
①ロイヤルカスタマー育成マップによる会員管理
レストランスターには「ロイヤルカスタマー育成マップ」という顧客管理機能があります。

アプリ会員を「来店回数」と「最終来店日時」の2軸で自動的にグループ分けし、全会員の状況をひと目で可視化する機能です。たとえば以下のようなセグメントに分類されます。
・はじめて来店した新規会員
・2〜3回来店しているリピーター
・10回以上来店しているVIP会員
・90日以上来店がない離反予備軍
どのセグメントに何人いるか、前回の販促会議からどう変化したかをリアルタイムで把握できるため、「どこに課題があるか」「どこに手を打つべきか」が数字をもとに議論できるようになります。
②メッセージ配信の代行サポート
レストランスターでは、アプリを通じた販促メッセージの配信を代行するサポートも行っています。

ロイヤルカスタマー育成マップで特定したセグメントに向けて、どんな内容のメッセージをいつ送るかをレストランスターのスタッフが提案・作成し、配信まで一貫して代行します。
配信後は開封率や来店率を計測し、「どの配信が効果的だったか」を次の販促会議でフィードバック。PDCAを回しながら、販促の精度を継続的に高めていく仕組みです。
「販促に割く人手がない」「何を配信すれば効果的かわからない」といったお悩みをお持ちの企業様に、特に喜んでいただいているサポートです。
初回リピート率を改善するだけで年間2億円超の売上向上
70店舗超の飲食チェーンの会員分析事例
アプリ会員150万人超を抱える大手飲食チェーン。データ分析で明らかになった「初回来店後の離脱」という構造的課題と、今すぐ打てる改善策を公開します。
会員データの全体像
この企業は全国70店舗超を展開する大手飲食チェーンです。公式アプリの導入後、会員数は約150万人に達し、女性会員がやや多い構成となっています。テーブル単価は5,000円前後と客単価が高く、リピーターを育てることが売上に直結するビジネスモデルです。
本記事では、こちらの企業が運営する店舗に来店する全顧客の来店状況やリピート率を分析して、それを基にどのような改善を今後行っていくべきか、を提案する販促会議の内容を一部公開します。
来店回数別リピート率と「3回来店の法則」
ロイヤルカスタマー育成マップで会員を来店回数別に分析すると、明確な傾向が見えてきました。
1回目から2回目への再来店率は約30%と低水準ですが、3回目以降は約55%、4回目には約63%へと急改善します。
これは飲食業で広く見られる「3回来店の法則」(3回足を運んだ顧客はそのお店の常連になりやすい)を、大手チェーンでも確認できた事例です。
| 来店回数 | 会員数(概数) | リピート率 | ステータス |
|---|---|---|---|
| 1回目 → 2回目 | 約9万人 | 約30% | 課題ボトルネック(要改善) |
| 2回目 → 3回目 | 約5万人 | 約55% | 改善傾向 |
| 3回目 → 4回目 | 約3万人 | 約63% | 定着フェーズ |
販促会議でのポイント
VIP会員の離反率約24%は、業界標準と比べてそこまで高くない水準です。この企業における真の課題は、初回来店後にいかに2回目の来店を獲得するか。ここを集中改善することが、最大の売上インパクトにつながります。
次章ではどれくらいの売上インパクトに繋がるのかをシミュレーションします。
売上改善シミュレーション|初回リピート率40%を目指す
現在の初回リピート率約30%を40%に引き上げるだけで、売上にどれほどの差が生まれるか試算しました。
リピート率の改善は2回目だけでなく3回目・4回目の来店数も連鎖的に押し上げるため、その効果は想像以上に大きくなります。
| 来店回数 | 人数 | リピート率 | 売上試算 |
|---|---|---|---|
| 1回来店 | 約30万人 | —— | 約15億円 |
| 2回来店 | 約9万人 | 約30% | 約4.5億円 |
| 3回来店 | 約5万人 | 約55% | 約2.5億円 |
| 4回来店 | 約3万人 | 約63% | 約1.5億円 |
| 合計 | —— | —— | 約23.5億円 |
| 来店回数 | 人数 | リピート率 | 売上試算 |
|---|---|---|---|
| 1回来店 | 約30万人 | —— | 約15億円 |
| 2回来店 | 約12万人 | 40% | 約6.0億円 |
| 3回来店 | 約6.6万人 | 約55% | 約3.3億円 |
| 4回来店 | 約4.1万人 | 約63% | 約2.1億円 |
| 合計 | —— | —— | 約26.4億円 |
↓ ↓ ↓
注目すべきは、「改善が必要なのは初回リピート率の引き上げだけ」という点です。
3回目・4回目のリピート率は現状維持のままでも、2回目の来店数を増やすことで全体の売上が連鎖的に押し上げられます。
それでは次章では、リピート率を改善するためにどのようなメッセージを配信すると効果が高いのか?これまで配信したメッセージの来店率データから紐解いていきます。
メッセージ配信の反応率|「今すぐ感」が来店を動かす
この企業に対してレストランスターが代行した3種類のキャンペーン配信のデータを比較すると、来店を促すうえで有効な配信パターンが明確に見えてきました。
キャンペーンA|明日・明後日限定【最も効果的】
配信メッセージ:【明日・明後日開催】会員限定!人気メニュー特別増量キャンペーン🎉
・配信数:約150万人
・開封率:約3%(約4.5万人)
・来店率(2日以内):約11%(約5,000人)
開封したお客様の約11人に1人が、2日以内に実際に来店しています。3つのキャンペーンの中で突出した結果となりました。
キャンペーンB|今月末まで
配信メッセージ:【今月末まで!】会員限定・季節の食材フェア開催中(食べ放題コース)
・配信数:約150万人
・開封率:約4%(約5.5万人)
・来店率(月末までの期間):約0.7%(約1万人)
キャンペーンC|今週末まで
配信メッセージ:【今週末まで!】店舗限定・特別コースをお得な会員価格でご提供中
・配信数:約150万人
・開封率:約3%(約4.5万人)
・来店率(今週末までの期間):約0.5%(約7,500人)
販促会議でのポイント
3キャンペーンを比較すると、「明日・明後日」と期日を短く区切ったキャンペーンAの来店率は約11%と、「今月末まで」「今週末まで」といったキャンペーン期間が長めのBおよびC(0.5〜0.7%)を大きく上回りました。
期間に余裕があると、受け取った側は「まだ先でいいか」と後回しにしてしまう傾向があります。一方、「明日・明後日」のように期限が迫った配信は今すぐ動く理由になり、実際の来店に直結しやすいことがデータから読み取れます。
この結果を踏まえると、初回リピート率を改善するために送る新しいメッセージも、「今すぐ感」のある期限設定で設計することが効果的です。レストランスターでは、この分析結果をもとに次回配信のメッセージ内容と配信タイミングをご提案し、継続的な改善を支援していきます。
この事例の詳細や、貴社に近い未公開事例をご紹介します
レストランスターでは、アプリ開発後も定期的な分析レポートと販促会議で継続的な売上改善を支援しています。
今回公開した事例以外にも、業態や店舗規模が近い成功事例を多数保有しており、お問い合わせ時にご紹介が可能です。まずはお気軽にご相談ください。
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