ラーメン店のポイント(スタンプ)カード販促ノウハウ

この記事では、ラーメン店の顧客台帳経営の成功例として私たちが実際にサポートしている店舗様と行っている具体策を紹介します。

 

※ちなみに以下もこちらの記事と関わりが深い内容となっておりますので、もしよろしければ併せてご覧ください。

繁盛するラーメン店の3つの特徴・販促の具体策

 

ラーメン店販促のよくある悩み

前回の記事で「繁盛するラーメン店には顧客データの管理と活用が必須」とお伝えしました。

ラーメン業態はライバル店も多く、美味しいラーメンを提供しているだけでは生き残れなくなってきています。
さらに、新型コロナの影響も追い打ちをかけているためラーメン業界は苦境に立たされています。
「ライバル店に差をつける」ためにも、「お客様との絆を育ててファンにしてWithコロナなど新しい時代に対応できるようにする」ためにも、ラーメン店でもCRMシステムを導入して顧客台帳経営が重要となってきます。

しかし、CRMなどのシステムを運用することに課題を感じているラーメン店はかなり多いです。

CRMで必要になる「顧客データを獲得する余裕が作れない・・・」というのがよくあるお悩みです。ラーメン店を繁盛させるには回転率が大事ですので現場スタッフは多忙の場合が多く、お客様にはお会計も券売機でセルフでしてもらっているくらいですから、お客様ひとりひとりに会員登録の声がけをしたり会員の来店情報を記録したりするのは困難です。

また、顧客データを獲得できたとしても現場スタッフはもちろん、販促担当者も忙しいため「顧客データを活用する時間が作れない・・・」というのがよくあるお悩みです。

 

 

ポイント(スタンプ)カードの販促効果

前章で紹介したお悩みを解決するために私たちが実際にサポートしている店舗様と行っている具体策はポイント(スタンプ)カードによる販促です。

ポイント(スタンプ)カードは、お客様に再びお店を利用してもらうリピーター増加効果が期待できます。
冒頭でもお話したようにラーメン業態はライバル店が多いため、同じラーメン店には毎日のように通うお客様は少ないでしょう。お客様は自分の居住するエリアや職場近辺で複数のラーメン店が存在していた場合は、色んなラーメン店を利用するケースがほとんどです。お客様が「どのラーメン店に行こうかな・・・?」とか「今日のお昼は何を食べようかな・・・?」とか迷っている時にポイント(スタンプ)カードがあれば、そのポイント(スタンプ)目当てに来店してくれる方も相当数いらっしゃいます。

ランチタイム

こうしたお客様を一人でも増やすために、ポイント(スタンプ)カードの積極的に配ったり、特典を魅力的にする努力をしているラーメン店は非常に多いです。

ラーメン店は元々紙のスタンプカードを運用している店舗も多いですが、アプリにすることでたくさんのメリットがありますので本章で紹介します。

 


ポイント(スタンプ)アプリならお客様が積極的に!

私たちが作成するラーメン店公式アプリには、アプリ会員様がお店を利用する毎にポイント(スタンプ)が貯まって使える機能があります。

ポイント(スタンプ)カードをスマホアプリにすることでお客様はご自身のスマホでダウンロードしてくれて簡単に会員登録が出来ますので会員になってもらいやすいんですね。
また、私たちも「これなら絶対アプリをダウンロードした方が得だよね!」とお客様に思ってもらえるようなアプリ会員特典を一緒に考えて、それを宣伝し会員登録を促すPOPをオリジナルデザインするサポートを行っています。店内やテーブルなどに掲示されたそのPOPを見たお客様は『アプリ会員のメリット』を感じてご自身でアプリ会員登録してくれやすくなるため、現場スタッフが宣伝のために声をかけたり登録方法をサポートする手間もかかりません。

※こちらは実際のラーメン店様のPOPの一例です。

POP例

 


ポイント(スタンプ)アプリなら業務フローが簡単に!

さらに、ポイント(スタンプ)カードをアプリにすることで再来店を促進させる効果がUPします。

紙やリライト式のポイント(スタンプ)カードと違って、常に持ち歩いているスマホに入っているポイント(スタンプ)カードアプリなら「お客様がポイント(スタンプ)カードを無くした・・・」とか「忘れてしまった・・・」などのトラブルが少なく、ご来店時にポイント(スタンプ)の貯め忘れも少なくなります。ポイント(スタンプ)カードは貯まれば貯まるほどお客様にとっての価値が高まります。しっかりとポイント(スタンプ)制度を楽しんでもらえるようにすることでライバル店に差をつけてリピート率をUPさせることに繋がります。

私たちが作成する公式アプリなら、以下の3つの方法でポイントを付与することができますので、あなたの飲食店の業務フローに最適な方法で運用できます。

ポイント付与方法

・PINコード:スマホアプリに表示された3桁の数字を、店頭にある専用タブレットに入力する

・電子スタンプ:店頭にある電子スタンプ機器を、スマホアプリにタッチする

・QRコード:店頭にある専用タブレットに表示されたQRコードを、スマホアプリのカメラで読み取る

 


ポイント(スタンプ)アプリなら顧客満足度がUP!

そして、私たちが作成するラーメン店公式アプリのポイント(スタンプ)カード機能には、これまでの利用回数や購入回数、ポイント数などに応じて、アプリ会員ランクがUPする機能があります。

(例)
シルバー会員:来店回数3~5回でランクUPし、ポイント利率が1.5倍になる
ゴールド会員:来店回数6~10回でランクUPし、ポイント利率が2倍になる
VIP会員:来店回数11回以上でランクUPし、特別な特典を受けることができる etc.

ランク制度

このようにポイント(スタンプ)制度をさらに楽しんでもらえような仕掛けがあります。

ポイント(スタンプ)カードの特典だけでなく、ランクUPの特典内容をアプリに明記することで、アプリ会員様はご自身のゴールを意識しやすくなります。

そして、アプリ会員ランクがあることによって常連のお客様に対して『自然なえこひいき』ができるようになります。
常連客がラーメン店を利用しなくなってしまう原因は「引っ越し」などの店側ではどうしようもない理由以外では、「自分が大切に扱われてないと感じた・・・」という離反理由が多いです。(当社調べ)
こうした常連客の離反を防ぐ効果が『会員ランクUP』という販促にはあります。

 

 


ポイント(スタンプ)アプリなら顧客データが得られる!

来店毎にポイント(スタンプ)を付与することで「どのアプリ会員が、いつ来店して、何のメニューで、いくら使ったのか?何回目の来店か?」といった顧客購買データも得ることができます。

このような顧客データを得ることで『しばらく来店のないお客様に「ご無沙汰しております」と再来店を促すメッセージを配信する』など、きめ細かいアフターフォローができるようになり、再来店率・来店頻度をUPさせることに繋がります。

そして、ポイント(スタンプ)に有効期限を設けることで「有効期限が切れそうですよ」などのメッセージをアプリに配信することも可能です。

 

さらに、私たちが作成するラーメン店公式アプリには、アプリ会員様にアンケートをとる機能があります。

どのような部分がお客様に喜ばれているのか?一方、不満を感じている部分は?など『お客様の声』をQSC(クオリティ・サービス・クリンリネス)データとして集計して分析することができます。
集計・分析したQSCデータを現場スタッフの教育に反映させたり、新しいサービスの開発の参考にしたり、アンケートに回答してくれたお客様にクーポンやメッセージを配信したり、など飲食店経営の多くのことに活用することができます。

アプリのQSCアンケートが効果が高い理由

 

以上のように、ラーメン店ポイント(スタンプ)アプリにはメリットはたくさんありますので、ラーメン店が紙やリライト式のポイント(スタンプ)カードからの乗り換えを強くオススメします。

 

 

ラーメン店でのポイント(スタンプ)販促のコツ

それでは次に、ラーメン店でのポイント(スタンプ)販促のコツをいくつか紹介します。

 


ポイントカードとスタンプカード、ラーメン店に向いているのは?

ポイント販促には「ポイント付与」と「スタンプ付与」の2種類に大別されます。

 

ポイントカードとは

一般的にポイントカードとは、お会計金額に応じたポイントが付与されて、貯まったポイントを1ポイント=1円として金券のようにして使用できるシステムで、T-POINTなどが有名です。

「ポイント=お金」なので値引き処理などが必要になる手間的なデメリットはありますが、細かい購買金額などのデータを得られるメリットがあります。

 

スタンプカードとは

スタンプカードとは『お会計1,000円毎にスタンプ1個』、『1回来店する毎にスタンプ1個』、『〇〇を1回注文する毎にスタンプ1個』などの付与方法があり、スタンプが満了となると何かしらの特典がもらえるのが一般的なサービスです。

先に紹介したポイントカードと違って「ポイント=お金」にしなくても良いので特典やルールなど自由度が高く、お店の個性が出しやすい!というメリットがあります。
一方、細かいお会計金額が把握しにくい・・・というデメリットはありますが、ラーメン店の場合はメニューの金額がある程度一律で決まっているのであまり問題はないでしょう。

個性を大事にするラーメン店の場合は、ポイントカードよりもスタンプカードの方がメリットが大きいため向いている!と言えるでしょう。
ただ、あなたの経営するラーメン店のやりたいことや業務フローなどに合わせて運用を検討するのが一番です。

ちなみに、私たちが作成するラーメン店公式アプリなら「ポイントカード」と「スタンプカード」のどちらも運用することができ、ポイント利率・特典・ランクUP制度など細かいカスタマイズも可能になっております。

ポイント制度

 


ラーメン店でのポイント(スタンプ)販促の注意点は?

続いて、ラーメン店でポイント(スタンプ)カードを活用する際の注意点をご紹介します。

 

特典に力を入れる

お客様にポイント(スタンプ)カードのサービスを楽しんでもらうために大事になるのは、やはり『特典』です。

この特典があまり魅力的でないと『ポイント(スタンプ)を貯める』という行為もしなくなりますので、「これなら絶対にポイント(スタンプ)を貯めた方が得だよね!」とお客様が思うような得点にすることが大事です。

そして、どのような特典がもらえるのかを分かりやすく明記することも大切です。特典にインパクトがないとお客様の記憶にも残らなくなります。

ただ、あまり値引きをしまうと利益率が下がってしまいますので、特典を値引きではなくオリジナル商品や店舗の非売品グッズなどにするのもオススメです。お客様に楽しんでもらえますし、ライバルのラーメン店との差別化にも繋がります。

 

有効期限を設ける

そして、ポイント(スタンプ)利用には有効期限を設けるようにしましょう。

有効期限があれば、来店頻度をUPさせる効果が期待できますし、期限切れが近づいた時にそれをお知らせすることで離反客を呼び戻すこともできるようになります。

 

以上のことを注意しながら、特典を魅力的に感じてもらいお客様にポイント(スタンプ)サービスを楽しんでもらえるような仕組みを作るサポートを私たちはしています。

 

 

ラーメン店ポイント(スタンプ)アプリの事例紹介

それではこの記事の最後に、私たちの提供するレストラン★スターの仕組みを使って自社の公式アプリを作成し、ポイント(スタンプ)カード販促を実施して、お客様の満足度を向上されているラーメンチェーン店を少し紹介します。

 


蒙古タンメン中本様の公式アプリ

関東エリアでラーメン店を複数店舗運営する「蒙古タンメン中本」様です。

元々は、紙のスタンプカードでポイントサービスを実施されており、LINEアットさんやメルマガでお客様にキャンペーン情報を配信されておりましたが、この度公式アプリをリリースし、よりお客様に喜んでいただけるようパワーアップしました。

蒙古タンメン中本様では、スタンプ満了の特典をグッズ交換をしていますが、これも紙のスタンプカードの時は「なくした・・・」というお客様も少なくなく、その対応が大変でした。しかし、アプリに乗り換えて業務フローが改善されました。

アプリの詳細・ダウンロードはこちら

蒙古タンメン中本様の公式サイトはこちら

 


神系一門(金澤濃厚中華そば神仙)様の公式アプリ

石川県を中心に複数店舗展開する行列のできるラーメン店「神系一門(金澤濃厚中華そば神仙)」様です。

アプリの詳細・ダウンロードはこちら

神系一門(金澤濃厚中華そば神仙)様のサイト(運営会社である全力の元様の企業ページへ遷移します)はこちら

 


池めん様の公式アプリ

静岡県で8店舗展開する豚骨ラーメン・台湾まぜそばが美味しいラーメン店グループ「池めん」様です。

アプリの詳細・ダウンロードはこちら

池めん様の公式サイトはこちら

 


久留米ラーメン清陽軒様の公式アプリ

福岡県で4店舗を運営する久留米の老舗ラーメン店「清陽軒(せいようけん)」様です。

アプリの詳細・ダウンロードはこちら

久留米ラーメン清陽軒様の公式サイトはこちら

 


元気屋グループ様の公式アプリ

秋田県内でラーメン屋、焼肉屋などを複数運営する「元気屋グループ」様です。

アプリの詳細・ダウンロードはこちら

元気屋グループ様の公式サイトはこちら

 

などなど、一部事例を紹介させていただきました。

飲食店オリジナルアプリの作成を通じて顧客台帳を考えて10年。
ITシステムの開発・提供だけでなく、販促のコンサルサポートも行っているのが私たちの最大の強みです。

貴社でもアプリをお考えであれば、ぜひ私たちにご相談ください。
資料のダウンロード・導入や運用のご相談・アプリのデモンストレーション・お見積りは無料で承りますので、まずはお気軽にお問合せください。

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この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。