【飲食店クーポンアイディア大百科】集客・売上UPの成功事例とツールも紹介(前編)

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アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。

あなたの経営する飲食店でクーポンを発行する際のヒントにしただけるよう、クーポンのアイディアを紹介し、その効果的にするためのノウハウを徹底解説。その他にも、クーポンで集客や売上をUPさせることに成功した弊社クライアントである飲食店さまの事例も公開します。

✓ いまクーポンを発行しているが効果に悩んでいる・・・

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などお考えであれば、ぜひ最後までご覧ください。

 

飲食店におけるクーポンの役割と効果

それではまず最初に飲食店におけるクーポンはどのような役割があって、どんな効果を発揮するのか?をお伝えします。

 


新規集客

飲食店がクーポンを発行する理由の1つとして『新規集客』が挙げられます。

お客さまは初めて利用する飲食店には不安がいっぱいで、来店するまではハードルが高いと感じます。
しかし、初来店のお客さま専用クーポンがあれば来店の後押しになります。

実際に、ぐるなびさんが飲食店を利用するお客さまに調査したところ「クーポン利用が目的で飲食店を利用する」と多くの方が回答しています。

【参考:ぐるなびさん調べ「今どきのクーポン事情」の調査概要】

回答者数:20~69歳の男女1311人(男性662人、女性649人)
調査時期:2021年12月24日(金)~28日(火)

この半年間での外食時のクーポン利用については、76.9%が「使った」と回答しました。

ぐるなびさん調べ01

ぐるなびさん調べ

外食でクーポンを意識するタイミングは、「クーポンを入手したことがきっかけで、その店に外食に行く(クーポンが先)」と47.5%が回答。反対に「外食に行く店が決まってから、その店のクーポンを探す(行くお店が先)」と31.3%が回答しました。※AとBと半々くらいと21.2%が回答

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ぐるなびさん調べ

以上のように、飲食店がクーポンを発行することで『新規集客』の効果が期待できます。

 


リピート率UP

飲食店がクーポンを発行する理由の2つ目は『リピート率UP』の効果が期待できるからです。

飲食店の利益に大きく貢献してくれるのがリピーターのお客さまです。
飲食店を繁盛させるためには何度も頻繁に利用してもらえるようにすることが絶対条件となります。

そこで役に立つのが『次回来店で使えるクーポン』を発行することです。
後述しますが、特にクーポンに利用期限を設けておくと再来店率や来店頻度UPに高い効果を発揮します。

ちなみに、私たちが提供するサービス『レストラン★スターアプリ』をご利用中の飲食店さまの統計データでは、お客さまが3回以上来店するとリピーターとして定着しやすくなります。
そのため、来店1回客・2回客・3回客など専用の再来店クーポンを発行して定着率をUPさせるよう工夫しています。

 


客単価UP

飲食店がクーポンを発行することで新規集客やリピート率をUPさせる効果だけではなく『客単価をUP』させる効果を期待できます。

『クーポン=割引』というイメージがあるので『クーポン利用者=客単価が低い』というイメージをお持ちの飲食店経営者さまもいらっしゃます。
しかし、クーポンの利用条件を上手く設定することで、お客様にいつもよりも多く注文してもらったり、高額なメニューを注文してもらうことも可能です。

高単価メニュー

【アップセルが狙えるクーポン例】
あなたの飲食店の平均顧客単価が4,500円だった場合は『5,000円以上のお食事で〇〇サービス』という利用条件のクーポンを発行することでアップセルの効果が期待できます。
※アップセルとは、普段よりも高額なメニューを注文してもらうことです。

【クロスセルが狙えるクーポン例】
例えばラーメン店の場合、ラーメンのみを注文するお客さまに絞って『餃子30%OFF』とラーメンとセットで利用できるクーポンを発行することでクロスセルの効果が期待できます。
※クロスセルとは普段のメニューにプラスして、他のメニューも注文してもらうことです。

以上のように、お客さまに「お得になるなら〇〇を注文しよう!」など感じてもらうような利用条件にする。そして、お客さまにとっても飲食店にとってもメリットのある形でクーポンを発行することが大事です。

 


クーポン利用客の情報を獲得

クーポンを利用する条件として『お客さまの情報をいただく』ということも可能です。

こちらは紙のクーポン券でも利用時にお名前や連絡先などをご記載いただくなどの運用も可能ですが、お客さまは記入の手間がかかり、飲食店側はその情報を集めてデータ化する手間がかかります。そのため多忙を極める飲食店の現場ではあまり現実的ではありません。

そこでオススメなのがスマホアプリなどで発行する電子式クーポンです。

私たちが提供する飲食店公式アプリ作成サービス『レストラン★スター』の運用を例に挙げます。
お客さまがクーポンを利用する条件を『アプリのダウンロードと会員登録』にすることで、飲食店側はお客さまのお名前・生年月日・連絡先などの情報を得られます。さらに、お客さまが電子クーポンを利用した日付など利用データも得ることができます。

そして、お客さまは会員登録が完了した後は電子クーポンを利用することができ、以降も新しいクーポンがPUSH通知で配信されるなど継続的にお得に利用できます。

記念日販促

以上のように、電子クーポンであればお客さまの情報を得ることもでき、継続的な繋がりを作ることもできます。

 

クーポンの効果をUPさせる5大要素

前章で紹介したクーポンの効果をUPさせるためのノウハウを本章で5つ紹介いたします。

 


1.クーポンの種類を豊富にする

前章でも少しお伝えしましたが、『クーポン=割引』というだけではなく多様なクーポンを発行すると効果がUPします。

後述しますが『割引クーポン』だけなく、『無料クーポン』や『数種類の特典から選べるクーポン』、『クジ引き(ガチャ)ができるクーポン』など様々なものがあります。

毎回いつも同じ種類のクーポンばかりを発行していると「いつも同じだな・・・」とお客さまに飽きられてしまったり、クーポンの対象メニューの価値を下げてしまうことにも繋がりかねません。
お客さまを飽きさせず楽しくお得に感じていただけるクーポンになるように工夫しましょう。

バーゲンハンター

また、お客さま一人あたりに配布するクーポンを増やすことで、「せっかくたくさんお得なクーポンがあるんだから使用しないともったいない!」と考えて利用者が増える傾向があります。

クーポンの種類を豊富にして、配布数・頻度・利益などを調整しながら、たくさんのクーポンを発行するのがオススメです。

Check|レストランスターアプリならできる!ちなみに私たちが提供しているアプリならクーポンの運用も徹底サポートしております。そのため利用率の高いクーポンを分析して、今後の戦略に活かすお手伝いをしております。「クーポンの運用をプロにサポートしてほしい!」とお考えであれば、ぜひお問合せください!

 


2.お客さまを絞ったクーポンにする

全てのお客さまが喜んでくれるクーポンを発行できることが理想的なのですが、実際に好みは人それぞれです。

クーポンのターゲットとなるお客さまを絞った方が、利用率は高くなる傾向にあります。

(例)新規客用クーポン、再来店クーポン、学生限定クーポン、女子会クーポン、主婦のランチ専用クーポン、宴会利用クーポン、etc.

push通知の読んでもらいやすい時間帯

ターゲットを絞ったことで販促効果がUPする現象は『カクテルパーティー効果』と呼ばれており、マーケティング戦略で広く活用されています。

※カクテルパーティー効果とは
カクテルパーティーのように、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも、自分が興味のある人の会話、自分の名前などは、自然と聞き取ることができる。このように、人間は音を処理して必要な情報だけを再構築していると考えられる。そのため、自分の属性(社会人・学生・主婦など)に合ったクーポンが配信されることで「自分専用のクーポンだ!」と感じるようになり利用される確率が高くなる傾向にある。

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3.クーポンを演出する

クーポンは「自分にとってお得だ!」とか「利用しないと損をする!」とお客さまに思っていただくことで利用率がUPします。
発行されたクーポンが魅力的になるように、表現やデザインなどを演出しましょう。

例としていくつかの演出方法を紹介いたします。

まずは、『数字の表現』という演出方法があります。
こちらはただ単純に『〇〇が20%OFFになるクーポン』と表現するのではなく、『〇〇が20%OFFになり300円もお得!』という形で記載するようにします。
そうすることで「クーポンを利用することでどれくらい得をするのか」を具体的になりクーポンの魅力が伝わりやすくなります。

また、『半額クーポン』と『50%OFFクーポン』は同じ意味ですが、人間が文章を読むときに数字が入っている方が目に留まりやすいと一般的に言われています。この場合は『50%OFFクーポン』と記載した方が効果的になる傾向にあります。

その他には、『ドリンク1杯無料クーポン』というよりも『最初の乾杯が無料!』という表現をした方が、お酒を飲む人や団体客に響きやすくなるでしょう。

飲食店の集客法10選【2019年 最新版】

以上のように、せっかくクーポンを発行するのであればお客さまにより魅力的に伝わるように演出することをオススメします。

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4.お客さまの財布をかさばらせない

クーポンは紙で発行することもできますが、それだけとお客さまの財布をかさばらせてしまいます。

それよりも、スマホアプリなどの電子クーポンにすればお客さまの財布をかさらばせません。
さらに「クーポンを忘れた・・・」や「失くしてしまった・・・」などのトラブルも起きにくくなります。

 


5.クーポンの効果が分かるようにする

発行したクーポンがしっかりと利用されているかどうか?何人のお客さまが利用して、いくらの売上に繋がったのか?など効果が分かるようにしましょう。

効果の高いクーポンと低いクーポンをしっかりと分析することで、さらにお客さまに喜ばれるように改善できるようになります。

分析

万人に喜ばれて必ず効果の出るクーポンというのはありえませんので、効果を少しずつUPさせるためにブラッシュアップすることまで考えて運用することが大事です。

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クーポン発行時の注意点

それでは本章ではクーポンを発行する時に注意していただきたい点を2つ紹介します。

 


1.有効期限

販促効果をUPさせるには「今すぐ使わないと損をする!」と感じていただくことが大事です。
クーポンを発行したら『有効期限』を設けるようにしましょう。

クーポンの有効期限がないと「いつでも使えるから今すぐじゃなくてもいいや」と来店を後回しにされてしまう。そして、そのまま忘れられてしまうことに繋がります。
そうならないためにも「有効期限はいつまでなのか?」をクーポンにしっかりと明記しておくこと。さらに言えば、クーポンの有効期限が近付いたら「有効期限が近づいています」とお知らせするとより効果的になります。

また、クーポンの有効期限の長さですが目的に合わせて変えるようにします。

(例)ターゲットとなるお客さまの来店頻度が1ヶ月に1来店だとしたら、それを短くするためにも3週間に設定する etc.

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2.利用条件

クーポンを発行する時は目的に合わせて利用条件を設定するようにしましょう。
例えば、リピーターを増やしたいなら再来店クーポンを発行し、早い時間帯の客数を増やしたいならハッピーアワークーポンを発行する、などです。

そして、クーポンで割引しすぎたせいで赤字になったり薄利になり過ぎないようにも注意が必要です。
例えば、「5,000円以上のご注文限定」などしっかりと利益が確保できるように計算するようにしてください。

 


それでは少し長くなってしまったのでこの記事は以上です。

次回はこの続きとして、「クーポンのアイディア」や「私たちのクライアントの飲食店の成功事例」などをお伝えしますので、どうぞお楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございました。