クリスマスの飲食店集客アイディア
飲食店にとってクリスマスは集客できるチャンスです。
レストランやバーなどはもちろん、お店の特徴を活かすことで居酒屋・焼肉店・ラーメン店にとっても客数や売上を増やす絶好の機会となります。
コロナ禍以降、クリスマスは家で過ごすという人が増えましたが「コロナも落ち着いてきたから今年は外食したい!」と考える人も増えています。
家で過ごす人と外食したいと考える人のどちらにもアプローチできるのが中食業界にはない飲食店の強みです。
この記事では、クリスマスの飲食店集客のアイディアを紹介いたしますので、あなたのお店の販促のヒントにしてください。
※ちなみにクリスマス以外の年末年始の飲食店集客についてこちら(↓)の記事で解説しておりますので、もしよろしければ併せてご覧ください。
≫年末年始の飲食店集客のヒント
目次
コロナ禍以降、消費者のクリスマスの過ごし方が変化?
新型コロナウイルスの発生以降、外出や外食のリスクが大きくなり、消費者のクリスマスの過ごし方にも変化があったようです。
参考:株式会社ファミリーマート「クリスマスに関する意識調査」より
大手コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートが2022年10月に実施した「クリスマスに関する意識調査」によると、2022年のクリスマスの過ごし方は「自宅でクリスマスディナーを食べる」が49.7%。「ホームパーティをする」が10.5%という結果で、「クリスマスに外食しない」と回答した割合が半数以上を占めました。
↓
1位:49.7%「自宅でクリスマスディナーを食べる」
2位:10.5%「ホームパーティーをする」
3位:9.0%「買い物に行く」
4位:8.8%「レストランなどでクリスマスディナーを食べる」
5位:7.7%「イルミネーションなどイベント・ショーを見に行く」
6位:4.6%「夜景を見に行く」
7位:3.0%「ホテルや旅館に宿泊する」
8位:2.8%「レストランなどでパーティーをする」
それでは「まだまだコロナの影響がありクリスマスに外食をする人は少ないのか?」というとそうでもないようです。
クリスマスにレストランを利用するなど外出して食事をしようと考える人もコロナ禍真っ最中だった2019年~2021年に比べると徐々に増えてきています。
↓
「レストランなどでクリスマスディナーを食べる」は2021年比で+6.4pt
「イルミネーションなどイベント・ショーを見に行く」は2021年比で+4.7pt
「レストランなどでパーティーをする」は2021年比で+1.4pt
以上ようなデータもありますので、2022年以降は中食企業だけでなく飲食店でもクリスマスに向けた集客に本格的に力を入れていくべきだと考えられます。
調査名 :「クリスマスに関する意識調査」
実施時期 :2022年10月19日(水)~2022年10月21日(金)
対象 :全国の15歳~69歳の男女個人
調査手法 :インターネットリサーチ
サンプル数:スクリーニング:30,046ss ※性年代(10代刻み)による、人口構成比に合わせて回収
※さらに詳しくはこちら(↓)の株式会社ファミリーマートのプレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000719.000046210.html
クリスマスの飲食店集客で注意すべき3つのこと
それでは飲食店でクリスマス集客を本格的に実施していく前に注意しておきたいことを3つお伝えします。
1.感染予防対策
1つ目はコロナの感染予防対策です。
ワクチンの普及や病床確保によってコロナ禍も落ち着きを見せてはいますが、まだ油断できない状況は今後も続いていくでしょう。
そのため、安心して飲食店を利用してもらえるように感染予防対策をしっかりしておくことが大事になります。
現場スタッフのマスク着用や消毒液の設置、検温など引き続き対策しておくと良いでしょう。
2.人員確保
2つ目はクリスマス時期に忙しくなることを想定して出勤できるスタッフを確保しておくことです。
社員ならまだしも、アルバイトのスタッフは自身も「クリスマスは休んでどこかに出かけて楽しみたい!」と考える人も少なくないでしょう。
そのため、クリスマスは人員が確保し辛くなるのが一般的です。
可能であればクリスマス出勤の手当を用意してあげるなどすると良いでしょう。
3.コンセプト
そして最後の3つ目は、どのようなコンセプトでクリスマスの集客・販促を実施するか決めておくことです。
クリスマスの時期は多くの飲食店で集客・販促を実施するはずですので『他の飲食店よりも魅力的なものをどれだけ提供できるか?』というのはコンセプトにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
例えば飲食店でよくある「他の飲食店よりも安くて美味しいものを提供しよう」というコンセプトも、クリスマス用のコンセプトにはあまり向いていません。年に一度のクリスマスの過ごし方として「安さに飛びつく」という人は多くないでしょう。
コンセプトを考える時に大事になるのが『お客様にあなたの飲食店でどのような素晴らしいクリスマスを過ごしてもらいたいか?』をよく考えることです。
そして『あなたの飲食店がそもそも持っている魅力を活かす』ことも大切です。
例えば、クリスマスに外食と言えば洋風でオシャレなレストランを利用する人が多く、居酒屋・焼肉店・ラーメン店などを利用する人は比較的少ないですが、だからと言ってレストランしかクリスマスの販促ができないというわけではありません。
あなたの飲食店の雰囲気にマッチしているクリスマスの販促であれば積極的に実施していくことで、お客様にも喜んでもらえるでしょう。
・お箸で食べるクリスマスディナーコース etc.
以上、飲食店のクリスマス集客で注意すべきことを3つ紹介いたしました。
もちろんクリスマス集客の効果をUPさせるにはしっかりと準備しておいた方が良いのはもちろんですが、「今からではもう遅い・・・」ということはありません。その気になれば数日で「感染予防対策を強化して、スタッフを確保し、あなたの飲食店ならではのクリスマス集客」を実施することは可能です。
ぜひこの記事を参考に、準備を進めていただければと思います。
飲食店のクリスマス集客アイディアのヒント
それでは本章からいよいよ飲食店のクリスマス集客のアイディアについてお伝えしていきます。
まず最初に『クリスマスにテイクアウトを増やすアイディアのヒント』について紹介し、その後に『来店客数を増やすアイディアのヒント』を紹介するという順番でお伝えします。
クリスマスに飲食店がテイクアウト利用客を増やすには
先述したように、コロナ禍以降お家でクリスマスを過ごす人も増えています。そのため、飲食店でもクリスマス限定のテイクアウトメニューなど準備しておくことで売上アップのチャンスになるでしょう。
そして、店内利用ではなくテイクアウトでもお店の味を知ってもらうことで「美味しかったな、次回はお店で食べてみたい」と考えてくれるお客様を増やせますし、実施するメリットは大きいです。
ということで、本項では『クリスマスにテイクアウトを増やすアイディアのヒント』について紹介します。
クリスマスにテイクアウト利用を増やすにはニーズの高いメニューを用意しておくことが大事になります。
クリスマスという特別な日に多くの人が「食べたい!」と思う、定番の食べ物をテイクアウトメニューに含めておくようにしましょう。
・シュトーレンなどのお菓子
・ローストチキン(フライドチキン、唐揚げ)
・ローストビーフ
・シチュー
・ピザ
・寿司
・シャンパンやワイン
・ミネストローネ
・パスタ
・カルパッチョ
・キッシュ
・フライドポテト
・チーズフォンデュ
・グラタン etc.
ライバルとなる中食の動向
そして、あなたの飲食店ならではのテイクアウトメニューやクリスマス集客の戦略を考える参考にしていただけるように、最大のライバルとなりそうな大手3社のテイクアウトメニューをご紹介します。
以下の3社は多くのエリアに出店しているため、あなたの経営する飲食店にとっても競合になるのではないでしょうか?本項の内容を、競合と差別化するヒントにしていただければ幸いです。
ファミリーマート
ファミリーマートの2022年のクリスマスは『ファミマのごちそうクリスマス』と題したもので贅沢なメニュー展開となっています。
ファミリーマートのオリジナルケーキに加えて、ファミリーマートでしか買えない人気キャラクターとコラボレーションしたクリスマスケーキやケーキ専門店が監修したクリスマスケーキ。
さらに、チキン・オードブル・ピザなどファミリーマート史上最大規模となる全74種類がリリースされるようです。
その他には、クリスマス限定メニューを早期に予約すると割引になるなどのお得なキャンペーンも実施しています。
セブンイレブン
セブンイレブンのクリスマスケーキは有名シェフや高級ホテルが監修するハイクオリティなものが多くあります。
そしてクリスマスの時期はパーティーメニューの1品に追加できそうな惣菜やワインの品揃えも豊富になるようです。
人気の芸能人を宣伝に起用するなど話題性も十分です。
ケンタッキーフライドチキン
クリスマスのキャンペーンに最も力を入れているのではないかというのがケンタッキーフライドチキンです。
同社はクリスマス期間中の7日間(12/20~26)だけの売上がで年間売上の5%以上にもなるようです。
2022年のクリスマスは定番商品にプラスして、「五穀味鶏」という国内産ブランド鶏を贅沢に使用した高級ラインが販売されるようで「コロナ禍のクリスマスはお家で少し贅沢を」という消費者ニーズに合った戦略になっています。
クリスマスに飲食店が来店客数を増やすには
それでは次はクリスマスに飲食店が来店客数を増やすアイディアを紹介いたします。
先述いたしましたが、コロナ禍も落ち着きが見え始めたこともあり「クリスマスは外出(外食)したい」という人もかなり増えてきました。
お家ではなかなか作れない凝った料理や豪華な料理、雰囲気、夜景など、飲食店でしかできない体験を提供することで店内の活気を取り戻す絶好のチャンスになります。
ということで、本項では『来店客数を増やすアイディアのヒント』を紹介いたします。
クリスマス限定のメニューを提供する
普段の営業では提供していないクリスマス限定の特別メニューを作って提供しましょう。
季節の食材や高級食材を仕入れて準備するのも良いですが、普段使っている食材をアレンジした料理にし、クリスマスの装飾を施し、メニュー名に『クリスマス限定』とつけるなど、商品の付加価値をUPして提供するもの良いと思います。
クリスマス限定のキャンペーンを実施する
当日来店された方に特別サービスやノベルティをプレゼントするキャンペーンを実施したり、早期予約で割引になるキャンペーンなどを実施すると良いでしょう。
店内をクリスマスらしく装飾する
お店で食事をすることが楽しくなるようにクリスマスの飾りつけをしたり、スタッフの制服をクリスマス仕様にする。その他にも店頭にクリスマスツリーやイルミネーション、クリスマス限定メニューの看板などを設置するなど装飾しましょう。
通行人への宣伝にもなりますし、SNS映えする装飾であれば拡散されて集客効果がUPする可能性も出てきます。
会員証アプリ「レストラン★スター」なら効率よく集客できる
私たちが提供している『飲食店独自の会員証アプリを作成して、ファン倶楽部運営をサポートするレストラン★スター』というサービスであれば効率よくクリスマスの集客ができます。
普段の営業時から来店してくださっているお客様をスムーズにアプリ会員にすることができ、そのアプリ会員に向けてクリスマス限定キャンペーンのメッセージやクーポンを配信することができます。
会員証アプリでクリスマス限定のメッセージやクーポンを配信することで来店客数を増やすことはもちろん、テイクアウト利用客も増やすことが可能です。(アプリにはWeb予約の機能や、テイクアウト注文・決済ができる機能があります)
「お客様の多くを会員化して様々なアプローチをしたい!」とお考えであれば飲食店に特化したサービスであるレストラン★スターアプリにお任せください。
サービス詳細や成功事例集を以下から無料ダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
必要事項をご記入ください。
すぐに下記の詳細資料がダウンロードできます。
プライバシーポリシーをご確認、ご同意の上、「同意して送信」ボタンを押してください。
※アクティブ・メディア株式会社から最新のお知らせなどお送りすることがあります。
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まとめ
コロナ禍以降、クリスマスは家で過ごす方が大半になりました。
しかし、コロナ禍もある程度の落ち着きを見せてきた今は「外出したい!」と考える方もかなり増えてきています。
感染防止対策をしっかりしつつ、人員を確保し、お客様が喜んでくれそうなあなたの飲食店ならではクリスマス販促を実施することで集客力がUPするでしょう。
特に私たちが提供しているレストラン★スターアプリなら、クリスマス集客を効率よく実施することができます。
クリスマスは家で過ごすアプリ会員様 → テイクアウトのクリスマス販促を実施する
クリスマスは外食したいアプリ会員様 → 来店時に利用できるクリスマス販促を実施してWeb予約や来店を増やす
それではこの記事は以上です。
あなたの飲食店経営のヒントに少しでもしていただける部分があれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。