やらなきゃ絶対損!飲食店テイクアウト事業でやるべきこと
コロナ禍で多くの飲食店が売上不振に陥りました。
売上回復の対策としてテイクアウト事業を始めた飲食店はかなり多く、「バタバタと急いでテイクアウト事業を始めた…」という飲食店も多いです。
✅テイクアウト利用客が増える!
✅テイクアウトをきっかけに来店利用客を増やせる!
✅テイクアウトの容器や食材仕入れが最大50%OFFになる!
などなど、
この記事では、やらないと絶対に損!と言っても過言ではない情報をまとめてお伝えしますので、是非ご一読ください。
※もうテイクアウトを始めた飲食店も多いので、テイクアウトを始めるための基本情報は後回しにし、最後の第6章で解説します。
目次
1.事前注文と決済
コロナ禍においては「外出」には感染のリスクが発生します。
お客様に余計なリスクを与えないために、事前にテイクアウトを注文する仕組みを準備しておきましょう。
また現金のやり取りも敬遠されるお客様も多いため、テイクアウトを注文すると同時にクレジットなどで決済する仕組みも喜ばれるでしょう。
そうした仕組みを用意しておけば、お客様は店頭で待つこともなくテイクアウト商品を受け取るだけで済みますので、外出のリスクも極力少なくしストレスなしで利用してもらえるようになります。
「お客様にストレスなく利用してもらう」ということはWithコロナ時代の飲食店経営には非常に大事なりますので、事前注文と決済の仕組みは取り入れておくべきでしょう。
2.顧客管理
テイクアウトしてくれたお客様の情報を持っておくことは非常に大事です。
新型コロナが比較的落ち着いた頃には是非お店の方にも来ていただきたいですよね。
そのためにもテイクアウトを利用したお客様の情報を管理して、再びアプローチできるようにしておきますしょう。
3.OMO
ここまでテイクアウトの「事前注文と決済」、そして「顧客管理」をする仕組みをオススメしてきました。
こうした仕組みを持つことは、あなたの飲食店にOMOの仕組みを持つことに繋がります。
※OMOとは「Online Merges with Offline」の略称で、「オンラインとオフラインの融合」という意味です。顧客体験の最大化を目指しオンラインとオフラインの垣根を超えて購買意欲を創り出そうとするマーケティングの考え方です。
3-1.テイクアウトの利用頻度を増やし、離反も防げる
ここで私たちが作成・提供する飲食店公式アプリの活用例を交えて具体策を紹介します。
私たちが作成・提供する飲食店公式アプリには「テイクアウトの事前注文と決済」の機能があります。
アプリをダウンロードしたお客様は、アプリの中からテイクアウトの注文ができ、同じくアプリの中でクレジットカードやPayPayなどで決済することが可能です。
お客様ご自身のお名前や、クレジットカード番号など決済情報の登録は最初の1回だけでOK。2回目以降はとても簡単に「テイクアウトの事前注文と決済」ができます。
さらに、注文受付などのメッセージも全てアプリ内に届きますので取引は非常にシンプルです。
そして、私たちが作成・提供する飲食店公式アプリにはポイントカードの機能があります。
お客様は来店での利用でも、テイクアウトの利用でも、その両方でお得なポイントが貯まって、使うことができます。
「テイクアウトがストレスなくでき、お得なポイントも貯まる!」ということでお客様に「あなたの飲食店を利用する理由」を与えることができます。
こうした仕組みを持つことでテイクアウトの利用頻度を増やし、離反も防ぐことができます。
3-2.来店とテイクアウトを連携できる
私たちが作成・提供する飲食店公式アプリには顧客管理の機能があります。
お客様が「いつ来店したか?」「いつテイクアウトを利用したか?」「その時いくら使ったか?」などの来店データを管理することができます。
そして、「来店はしたことあるが、テイクアウトは利用したことがないお客様にテイクアウト用のクーポンをアプリにPUSH配信したり」、「新型コロナが落ち着いた頃に来店利用で使えるクーポンをアプリにPUSH配信する」など来店とテイクアウトを連携させる販促アプローチもできます。
緊急事態宣言が解除され、自粛も解除され、Go to キャンペーンが始まるなど、一定の盛り上がりを見せてはいますが、感染の第3波・波4第を心配する声も少なくありません。
これからの時代は何が起こるのか?誰にも予想が出来ません。
そんな時代ですから、来店でも、テイクアウトでも、その両方でお客様にアプローチができる仕組みは絶対に持っておいた方が良いでしょう。
実は、来店とテイクアウトの顧客情報を一元管理できるのは私たちが作成・提供する飲食店公式アプリだけが持つ機能です。
来店とテイクアウトだけじゃなく、通販、デリバリー、定額制サービスなど、あなたの飲食店が何か新しいことを始めた時に「すぐ買ってくれる顧客(ファン)」をたくさん作っておきましょう。
私たちアクティブ・メディアは、アプリを通じてそのお手伝いをする専門企業です。
アプリの概要については資料をダウンロード、もしくはお気軽にお問合せください。
運用のご相談や、お見積りも無料で承ります。
4.テイクアウトの宣伝
あなたの飲食店でテイクアウトができることを宣伝しましょう。
本章では絶対にやっておいた方が良い2つの宣伝方法を紹介します。
4-1.Googleビジネスプロフィール(旧名称:Googleマイビジネス)
まずはインターネットであなたの飲食店がテイクアウトができることを宣伝しましょう。
そこで私たちがオススメなのがGoogleビジネスプロフィールです。
GoogleビジネスプロフィールとはGoogleが提供する店舗情報を掲載できる無料ツールです。
登録することでGoogleマップなどであなたの飲食店の情報が掲載されます。
現在、Googleでお店探しをするとその検索結果はGoogleマップが優先して表示される仕様になっています。さらに店名で検索された時にもGoogleビジネスプロフィールに掲載した店舗情報が優先して表示されます。
グルメサイトなどよりも目立って表示されるため、Googleでお店を探して利用するユーザーが爆発的に増えています。
しかも無料で使えます。
このGoogleビジネスプロフィールであなたの飲食店がテイクアウトができることを宣伝するのは絶対にやっておくべきでしょう。
方法について詳しくは下記のGoogleビジネスプロフィールヘルプ公式サイトよりご確認ください。
▶COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を受けている飲食店
▼Googleビジネスプロフィールが飲食店集客に役立つ理由について、登録方法や上手に活用する方法についてはこちら(↓)の記事をご覧ください。
4-2.看板・チラシ
次は、看板やチラシというオフラインであなたの飲食店がテイクアウトができることを宣伝しましょう。
インターネットをあまり利用しない方というのたくさんいますので、そうした方には看板やチラシなどが有効です。
5.仕入れコストを最大50%削減できる農水省の支援
あなたは飲食店の仕入れコストを最大50%削減できる農林水産省とぐるなびが共同する飲食店支援事業『ぐるなびフードモール』というのをご存知でしょうか?
こちらは『農林水産物の販路の多角化推進事業』と言い、デリバリーやテイクアウト等に飲食店が取り組む際の食材費・容器包装費を支援するものです。
5-1.ぐるなびFOODMALLとは?
事業内容はデリバリーやテイクアウトを実施する飲食店が対象となる日本全国の食材が最大50%OFFで買える!
そして、その食材は店内飲食メニューにも活用して良い!となっているため、実質的に仕入れコストを50%削減できる支援事業です。
この事業の参加方法は、「デリバリーやテイクアウトを実施している飲食店であること」と「ぐるなびFOODMALL~Farm to Restaurant to Table~」というECサイトを利用することが条件となります。
飲食店がぐるなびFOODMALLに登録すると、ぐるなびFOODMALLに掲載している生産者や卸業者から、掲載価格の最大50%で産品を購入できます。
例えば、通常販売価格1,000円の産品の場合は、飲食店は500円で購入することができます。
そして、生産者や卸業者の売上は500円になってしまうのか?というそうではなく、ちゃんと1,000円の売上になります。
そのため「購入する飲食店が増加することが予想されるため生産者・卸業者にとって嬉しい」、さらに「安く仕入れられる飲食店も嬉しい」というの全て方が喜ぶ素晴らしい事業となっています。
※割引された500円は農林水産省が支払う形となります。
5-2.購入できるのはどんなもの?
ぐるなびFOODMALLで購入できるのは、日本全国の生産者・卸様などが販売する、和牛肉、マグロ類、ホタテガイ、ブリ類、マダイ、フグ類、ウナギ、メロン、マンゴー、いちご、リーフ茶、抹茶などをご購入できます。
さらに、デリバリー・テイクアウト用包装資材も販売されており、こちらは50%OFFで購入できます。
5-3.利用する方法は?
繰り返しになりますが、ぐるなびFOODMALLを利用するには、「デリバリーやテイクアウトを実施している、もしくは実施予定の飲食店であること」と「ぐるなびFOODMALLに無料登録していること」が条件になります。
あと、「農林水産省とぐるなびからの案内を案内を受け取る」ということが条件になっていますので、とても簡単に利用することができます。
ぐるなびFOODMALLの無料登録の流れは、公式サイトから必要事項を入力し書類を添付して登録して
、運営から審査を受け、審査に合格したら利用可能となるような流れです。
※ぐるなびFOODMALLの無料登録はこちらの公式サイトからできます。
※申込期間:2020年5月29日~2020年1月末
※利用期間:2020年7月初旬~2020年1月末(延長の可能性あり)
こちらは仕入れのコストが最大50%OFFで利用できる非常に嬉しい事業ですので、既存の生産者さんや卸業者さんも巻き込みつつ、フル活用されることを強くお勧めします。
以上が、飲食店がテイクアウト事業を始めたなら、やらないと絶対に損!という情報でした。
次章からは、テイクアウトを始めるための基本情報を解説します。
6.テイクアウトを始めるための準備は?
飲食店がテイクアウト事業を始めるための準備を紹介します。
6-1.必要な手続きは?
まず必要な手続きですが、店内で調理した料理(弁当)をテイクアウトで販売することは飲食店営業の許可範囲内ですので、特に新しい手続きは不要です。
また飲食店内で調理した場合は、スーパーのお惣菜やコンビニのお弁当のように原材料名や消費期限などの記載も不要です。
しかし、飲食店が基本的な営業手続きで販売できるテイクアウトの定義はいわゆる「弁当」と呼ばれるもので正確にいうと「そのもので一食の体を成すこと」という条件があります。
そのため、いわゆる「おかず」のような単品メニューをテイクアウトで販売する場合は『惣菜製造業』という別の業種の申請と許可が必要になります。
そして、いわゆる「ミールキット」と呼ばれる自宅で調理することでお店の味が楽しめる商品を販売する場合は、ものによっては『食肉製造業』に該当しますので注意するようにしましょう。
その他、自治体によって細かいルールがある場合もありますので、必ず保健所に確認しておくようにしましょう。
6-2.必要とされる衛生管理は?
テイクアウト事業を始める飲食店に必要とされる衛生管理は、食中毒予防の3原則と言われる「つけない」「ふやさない」「やっつける」の徹底を東京都福祉保健局が呼び掛けています。
詳しくは下記のサイトをご確認ください。
▶東京都福祉保健局「テイクアウトや宅配を始める飲食店の皆さんへ」
6-3.テイクアウト用の容器
あと準備が必要なものは以下の3つで、繰り返しになりますので簡単に説明します。
こちらは当記事の5章で紹介した「ぐるなびFOODMALL」を利用すれば50%OFFで購入することができますので、こちらを使うことをお勧めします。
6-4.宣伝
こちらも当記事の4章で紹介したように、インターネットでの宣伝は『Googleビジネスプロフィール』で、インターネットをしない人用の宣伝として『チラシ』、店前通行人向けに『看板』によって宣伝することをお勧めします。
6-5.事前注文・決済とOMO
こちらも当記事の1~3章で紹介したように、お客様がリスクと手間なくテイクアウトが利用できるように事前注文と決済ができる仕組みを用意しておきましょう。
さらに、「テイクアウトを利用していただけたお客様に、コロナが落ち着いたらまたご来店していただけるようにアプローチする」、「過去に来店してくれたお客様へ、テイクアウトもできることを告知する」など、しっかりと顧客管理をして来店利用とテイクアウト利用を連携する仕組みが作ることをお勧めします。
私たちが作成・提供する飲食店公式アプリなら、1つのアプリで「お客様は事前注文・決済ができて、来店でもテイクアウトでもお得なポイントが貯まって使える」、「飲食店は来店でもテイクアウトでも顧客データと販促アプローチを一元管理できる」という業界唯一の仕組みを持つアプリです。
あなたの飲食店がテイクアウトをこれから始める、もしくは始めたのでれば、経営にフル活用できる公式アプリの作成を是非ご検討ください。
アプリの概要については資料をダウンロード、もしくはお気軽にお問合せください。
運用のご相談や、お見積りも無料で承ります。
いかがでしたでしょうか?
テイクアウト事業をこれから始める、もしくは始めた飲食店様のお役に立てば幸いです。
それでは、この記事は以上です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。