飲食店集客に役立つGoogleビジネスプロフィール(MEO対策・ローカルSEO)徹底講座

【2023年12月に最新情報に更新】

この記事では、飲食店がインターネットを活用して集客する方法を紹介します。

今回紹介するネット集客法のMEO対策とは、Googleビジネスプロフィール(旧名称:Googleマイビジネス)というツールを活用した集客のことで、ローカルSEOとも呼ばれています。
こちらは私たちのクライアントの店舗様で、広告費0円で集客につながった実績が多数出ているオススメに施策になります。
この記事で、覚えて欲しいっていうことはシンプルで「今すぐGoogleビジネスプロフィールに登録して集客しましょう」ということ。

そして、登録方法や集客に繋げるコツについて徹底解説します。

※ちなみにGoogleビジネスプロフィールは、過去はGoogleマイビジネスと呼ばれるものでしたが2021年末から名称が変更されました。
それ以外にもこれまでGoogleが無料配布していたGoogleマイビジネスのアプリが2022年で終了することが発表されています。

詳細な時期や、機能面がどように変更されるのか?というのは現時点ではまだ未定です。
今のうちにできること言えば、これまでアプリで管理されていた方はWebブラウザ版の管理画面の方に慣らしていった方が良いかもしれません。

ただ、集客の面ではこれまでと同様にこの記事で紹介している内容が重要なのは変わらないと私たちは予想しています。
この記事がお役に立つと思いますので、是非ご一読ください。

今後Googleビジネスプロフィールの最新情報が発表されましたら、またメルマガでお知らせいたしますので、もしよろしければ無料メルマガにもご登録ください。

↓ ↓ ↓

無料メルマガの詳細・登録はこちら

 

なぜ、いまMEO対策なのか?

この章では、飲食店の集客において、なぜMEO対策がオススメなのか?についてお伝えします。

 


飲食店の市場規模を図るには

それでは、飲食店のMEO対策による集客ノウハウを解説させていただくにあたり、まず最初に「このノウハウの内容はどんなものか?」について簡単に説明いたします。

飲食店ビジネスにおける売上アップの仕組みですが、「売上」と言うのは「客数」と「単価」をかけたものになります。
つまり、売上をアップさせるためには、この2つの要素をアップさせる事が必要となるわけです。

売上 = 客数 × 単価

 

そして、今回この記事では集客ノウハウを紹介するものですので、客数の方の要素をアップさせる方法についてお話となります。

そして今回、インターネットを使って客数をアップさせるノウハウ。
つまりネット集客にスポットを当ててお話させていただきます。

集客をするホームページを作る為のポイント

その理由としては「今後の飲食店集客ではインターネット対策が重要になることが多い」からです。

いわゆる通りすがり来店客の多い駅前にある飲食店の集客では、そのエリアにどれくらい人口がいるのか?などといった商圏データを調べることや、看板を目立つようにする工夫なども大切になります。

ただ、それと同じくらい大事になるのがインターネット上の検索量です。
現在、あなたが経営されている飲食店の市場規模を図るにはインターネット上の検索量もとても大事になりますので、今回はネット集客にスポットを当ててお話します。

 


飲食店ネット集客の現状課題

そして、現代は様々なネット集客の方法があります。

例えばホームページやブログを運営して見てくれる人を増やす集客方法。
SEO対策というものがあります。

SEO対策とは、特定のキーワード(例えばGoogleやYahooで渋谷 焼肉で検索した)結果の上の方に、あなたの経営する飲食店のホームページやブログが表示されるように工夫する施策のことで、聞いたことのある方も多いと思います。

次にフェイスブックやインスタグラムなどのSNSで飲食店の公式アカウントを作って運営し、見てくれる人を増やす集客方法があります。

最後にクーポンサイトやグルメサイトなどに掲載することなどが主なネット集客法ですよね。

 

こうしたネット集客法にはそれぞれに課題があります。

SEO対策であれば、まず自社のホームページが必要になります。
そして、今はホームページを作れば集客できる!といった単純な時代ではもうありません。
集客に結びつくよう上手に運営していくには、かなりの知識が必要になる。という課題があります。

SNSであれば他のユーザーとどれだけコミュニケーションを取っていけるか?ということが肝心になりますので、集客に繋がるようになるには手間と時間がかかるという課題があります。

そして、クーポンサイトは掲載費用や予約手数料がかかりますし、クーポンサイトを利用するユーザーの目的は「安く飲み食いできる飲食店を見つけること」ですので、値下げが必須になり価格競争に巻き込まれます。その結果、頼れば頼るほど利益が薄くなるといった課題があります。

それでも、多くの飲食店がクーポンサイトに頼る理由は、SEO対策、つまりインターネット検索に強いからです。
例えば「渋谷 焼肉」とインターネットで検索したとします。
この記事を読んでいるあなたもご自分が経営されている飲食店がある「場所」と「業種」を入力し検索してみてください。

渋谷焼肉で検索

検索した結果で、集客に繋がりやすい上の方に表示されるのはクーポンサイトばかりです。
そしてクーポンサイトより上位に表示させるようにするのは、ものすごく難しいです。
エリアにもよりますが「SEO対策の専門家でない限り、クーポンサイトに勝つのは無理」といっても言い過ぎではないと思います。

それであれば、クーポンサイトに掲載した方がネット検索で上位に表示されるようになるため集客できる可能性が高まりますよね。
そうした理由から、頼れば頼るほど利益は薄くなってしまうにも関わらずクーポンサイトに掲載するというわけです。

ネット集客の現状課題

このような現状が飲食店のネット集客における課題と言えます。
そんな課題を打破して、飲食店が広告に頼らず自力で集客できるようになるための、いま絶対やるべき具体策を次章から紹介します。

 

 

飲食店集客にGoogleビジネスプロフィールがどう活用できるのか

この記事で紹介するのはGoogleビジネスプロフィールというツールです。
こちらはホームページがなくても無料で今すぐ簡単にできて、クーポンサイトよりも上位に表示される可能性が高い、いま注目の新規集客ツールになります。

 


Googleビジネスプロフィールとは?

まずGoogleビジネスプロフィールとは?という基礎的なお話をいたします。

聞いたことがある方も多いと思いますが、GoogleビジネスプロフィールとはGoogleが無料で提供している店舗情報を管理するツールで、飲食店集客に大きく貢献してくれます。

Googleマイビジネス紹介画像

無料登録しておくことによって、ホームページが持っていなくても上記画像の赤枠部分のように飲食店の住所や電話番号、営業時間などを検索ユーザーに伝えられたり、既存のお客様から口コミを投稿してもらって飲食店の魅力を伝えられたり、キャンペーンや新商品の情報などを発信することができるといったものです。

どのような店舗情報をユーザーに伝えられるのかを、ざっと説明します。

Googleマイビジネス表示

◆写真
外観・店内・料理・スタッフなどの写真が表示されます。

◆ビジネス名
飲食店の店舗名です。

◆サイトリンク
ユーザーはウェブサイトをクリックすると(飲食店が設定した)ホームページやブログなどに移動できます。

◆ビジネスカテゴリ
居酒屋、レストラン、カフェなどのカテゴリーが表示されます。

◆住所
飲食店の住所です。

◆電話番号
飲食店の電話番号です。

◆問合せ
ユーザーは飲食店に問合せをすることができ、問合せに回答することができます。

◆混雑状況
飲食店の営業時間の中で混雑している時間帯が表示されます。

◆評価・口コミ
ユーザーは飲食店を5点満点で評価することができ、その評価は☆で表示されます。
また、ユーザーは口コミレビューを投稿することができ、飲食店はその口コミに返信することができます。

◆投稿
飲食店はキャンペーンや最新情報などを投稿することができます。

 

 


なぜ、集客に繋がるのか?

また、皆様も一度は見たことがあると思います、こちらのGoogeマップ。
Googleビジネスプロフィールに無料登録しておけば、この地図でも情報が反映されるようになります。

Googleマップのお店検索結果

そして集客にどのように活用できるのか?と申し上げますと、お客様がご自分のいる地域で飲食店を探した時に、あなたの経営する飲食店の情報が表示されるようになります。

例えばGoogleマップで「北千住」「焼肉」などと検索した時に、その結果ずらっと出てきます。
その中に自分の飲食店の情報も表示されるので、それを見て気に入ってくれた人が来店してくれるようになるという感じです。

 

ご自分の飲食店が登録してあるかどうか?を確認するには、実際に自分の店名を正確に入力して検索してみても情報が出てこない。もしくは、出てきた情報に「ビジネスオーナーですか?」と表示されていたら登録できていませんのですぐ無料登録していただくことをオススメします。

 

登録の条件は、「店舗があること」と「Gmailを持っていること」の2つだけです。
登録方法はGoogleの指示に従って次へ次へと入力していくだけなので簡単です。

 

そして、登録が完了したらあなたの経営する飲食店の情報が出てくるようになるわけですが、当然のことながら、この地図での検索結果で自分の飲食店が上の方に表示される方が見られる確率が高いので集客に結び付きやすいですよね。

検索結果で上の方に表示させるために工夫する施策をMEO対策と呼びます。
※MEOはSEOと似ていますが、MEOはMAP(地図)のMで、SEOはSearch(検索)のS,それだけの違いです。

 

この記事でお伝えしたいのは、とてもシンプルで「Googleビジネスプロフィールに登録してMEO対策をすると集客ができるようになるので今すぐ実施しましょう!」ということです。

ただ、ここまでの話を聞いてきて「Googleマップでお店探す人なんているの?」と思われた方もいらっしゃると思います。
実はいま!そして、今後の飲食店ビジネスにとって大きなメリットを生むようになってきています。次章で詳しく紹介します。

 

 

Googleビジネスプロフィールが飲食店集客に役立つ3つの理由

Googleビジネスプロフィールが飲食店集客に役立つ理由を3つ紹介します。

 


利用者が爆発的に増加している

まず理由の一つ目は「利用者が爆発的に増加している」という点です。

日本国内の70%の人がGoogleを使って検索し、その内の90%がGoogleマップを利用し、その内の80%がGoogleマップで発見した店舗を利用したことがある

Googleマップでお店を探す人が増えている

といったデータがありまして、こちらは日本人全体で言うと50%以上になります。

 


今後Googleが最も力を入れていく分野である

そして理由の2つ目として「今後Googleが最も力を入れていく分野である」と公式に発表していて、地図ビジネスに年間数千億円の予算を使っています。

皆さんの中にもGoogleのコマーシャルで「いい感じのカフェ」と入力しただけでお店が表示されるのを見たことがある方がいらっしゃると思います。最近だと「近くのシャバシャバのカレー」というコマーシャルになってますよね。
人工知能や音声認識の技術向上によって、そのCMのような現象が身近になりつつあります。

※参考動画(↓)

 

最近では、スマホだけでなくGoogleホームといった商品も人気を集めていますので、これからの「お店探し」の検索結果はGoogleマップで表示されるようになってくると思います。

実際に、いまGoogleの検索結果は地図が優先的に表示されるよう仕様になっています。
こちらが検索結果ですが、お店探しをした時は、サイトを紹介するよりも前に、地図が表示されます。

Googleの検索結果は地図が優先して表示

広告の次に表示されるという優先順位の高さですので、いかにGoogleが地図ビジネスに力を入れているのかがよく分かります。

 


ライバルが少ない

そして理由の3つ目は、Googleビジネスプロフィールに力を入れている飲食店がまだそれほど多くないので、対策をすれば比較的早めに効果を得やすい!ということです。

例えばコロナ禍においては「飲食店がどのような感染防止対策を行っているのか?」や「営業時間はいつもと違うのか?」、「テイクアウト・デリバリーに対応しているか?」などを気にしている人も多いです。そのような情報をGoogleで検索して調べる人もかなり多くなっています。Googleで検索した結果、上位に表示されるのがGoogleマップに掲載された店舗情報になりますので、そこに『コロナ禍下の営業について』記載しておくとお客様にとって便利になるでしょう。

しかしながら『コロナ禍でも積極的に情報発信をしているところはあまり多くない』という調査結果を目にしました。

調査を行ったのは、Googleビジネスプロフィールを活用した店舗の集客支援サービスを行っているエフェクチュアルさんです。(エフェクチュアルさんは過去に私たちアクティブ・メディアと飲食店集客をテーマにしたセミナーを共同開催をした企業様です)
東京都内の居酒屋100軒を対象にしたGoogleマップ掲載情報に関しての調査を2020年5月と2020年12月の2つの時期に行いましたので、その結果を比較して紹介します。

 

Googleビジネスプロフィールを活用する飲食店は増えている?

Googleビジネスプロフィールのオーナー登録については、2020年5月と2020年12月を比較すると以前より5%増えています。

 

あまり積極的に情報発信をしていない?

しかし、Googleマップへの新型コロナウイルス対策の記載状況については、2020年5月と2020年12月を比較すると2%としか増えていませんでした。

お店での感染防止対策を記載する重要性が、飲食業界にあまり浸透していないように見えます。

 

46%が情報発信ミス?

さらに、46%の飲食店がホームページに記載された内容とGoogleマップに記載されている情報が一致していなかったようです。

先述したように今は『コロナ禍下の営業について』の情報をお客様が求めています。情報発信が不十分だったり、記載された情報が一致していないなどの場合、問い合わせが増加したり「せっかく来店したのに営業時間外だった…」などの残念な結果に繋がりお客様離れに繋がってしまうでしょう。

しかしながら、上記の調査では以前と比較しても未だに飲食業界ではGoogleビジネスプロフィールなどWeb系の情報発信のハードルは高いことが分かります。

Googleビジネスプロフィールにしっかりと登録をして、全ての情報を最新の状態に保つことは集客の面で非常に大切になりますので、この機会にしっかりと対策をしておきましょう。
そして、しっかりと対策しておくことでライバルに差をつけることもできるでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?
こうした理由から、いま飲食店がGoogleビジネスプロフィール対策に力を入れると集客に繋がりやすいため絶対にやるべき具体策である!と言えます。

 

 

Googleビジネスプロフィールの登録方法を解説

①まずは、Googleビジネスプロフィールの公式サイトに入ります。

GoogleマイビジネスTOP

②右上の今すぐ開始のボタンを押します。

Googleマイビジネス今すぐ開始

③そして、こちらのビジネス名、つまりあなたの経営する飲食店の店舗名を入力して次へをクリックします。

ビジネス名の入力

④そして、店舗であり、実際にお客様が訪れる場所ですか?という質問にはいと答え、次へをクリックします。

訪れる場所ですか

⑤次に、住所を入力して次へをクリックします。

住所を入力

⑥そして、地域サービスを提供してますか?と聞かれますが、こちらはデリバリーサービスなどのことですので、「いいえ、提供してません」を選んで「次へ」をクリックします。

拠点以外の地域

⑦そして、ビジネスの説明として的確なカテゴリを指定しますが、こちらは「居酒屋」「レストラン」「カフェ」などを入力し、「次へ」をクリックします。

ビジネスカテゴリ

⑧最後に電話番号ウェブサイトの設定を行います。
ウェブサイトはホームページをお持ちの場合は、そのホームページURLを入力します。
もしもお持ちじゃない場合はご自身の情報に基づいて無料ウェブサイトを作成するを選ぶと簡易的なホームページを無料で作成できます。
もしくはウェブサイトは不要ですのいずれかを選んで次へをクリックします。

連絡先

⑨最終確認画面が出てきますので終了をクリックしてビジネス登録は完了します。

⑪そして、そのビジネスが本当に存在するのか?この情報を登録したのは本当に当事者なのか?の確認をGoogleが求めてきます。
こちらはハガキを郵送してチェックする形となりますので「郵送先住所を入力して郵送」をクリックします。

数日経過するハガキがポストに届きますので、開封して中にある認証用の数字を入力して、オーナー確認が完了します。

※ちなみに確認が完了する前に、店名・住所・電話番号などの情報を変更するのはNGです。
ハガキが届くのが遅れる原因になっていましますので、修正したかったとしても、とりあえずハガキが届くのを待つようにしてください。

 

もしも2週間たっててもハガキが届かない…ということがあればGoogleに問合せをすると、すぐに対応してくれます。
Googleビジネスプロフィールヘルプに行き、右上のお問い合せボタンをクリックします。

Googleマイビジネスヘルプ①

解決方法を探すというのが表示されますので、その中の「オーナー確認」をクリックします。

Googleマイビジネスヘルプ②

オーナー確認が表示されますので、その中の「ハガキをリクエストしてから14日以上経過している」をクリックします。

Googleマイビジネスヘルプ③

そうするとメールサポートが表示されますので、その中の一番下にある「Googleまでご連絡ください」をクリックして問い合わせることができます。こうすると翌日くらいには対応してくれることが多いです。

Googleマイビジネスヘルプ④

 

以上の作業がGoogleビジネスプロフィールの登録作業です。
数日間かかるものの、非常に簡単な作業だったと思います。

まだ登録したことがないという方はこの記事を見ながら登録を進めてください。

 

 

Googleマップの検索順位を決定させているルールとは?

それでは、本章からはGoogleビジネスプロフィールでライバルとなる飲食店に差をつけて、集客に繋げるためのノウハウについてお伝えしていきます。

特に口コミは飲食店集客において非常に重要となりますので、そのコツについても詳しく紹介します。

まず、Googleでのマップ検索でも、その結果で上位に表示される方が露出が増えますので集客に繋がりやすくなります。そのために工夫する施策を一般的にMEO対策とかローカルSEOと呼びます。

そのGoogleマップで上位表示させるアルゴリズム(ルールのようなもの)でGoogleが公式発表している3つの基本要素を紹介します。

 


位置

まずは位置です。
ユーザーがどこから検索したかによってランキングは変わります。
例えば、東京都の新宿エリアで飲食店を探してる人に、沖縄県那覇エリアの飲食店の情報を出しても、あまり意味がないですよね。

飲食店アプリ

検索した地点から近い飲食店を、結果として出した方が、ユーザーのためになるとGoogleが判断して、近くにあるお店が表示されやすい仕様になっています。
ということで検索地点からの距離によってランキングが変わります。

 


関連性

次に検索ワードからの関連性です。
居酒屋と検索して、美容室の情報を出しても意味がないですよね。

 


知名度

そして知名度です。
こちらは要素が色々ある上に人工知能によってランキングが変わってきます。

どんな要素がランキングにどれくらい影響するのか、アメリカのマーケティング会社MOZさんが調査して詳細を調べていますので紹介します。

その要素は大きく8つありまして、今回この記事ではこの8つの要因をすごくざっくり説明します。

 

 

◆Googleビジネスプロフィール掲載…25.12%

まず当たり前ですが、「Googleビジネスプロフィールに掲載」していることが一番大切です。

 

◆被リンク…16.53%

そして「被リンク」で、これは他のサイトであなたの経営する飲食店がリンク付きで紹介されているかどうかといったものです。

 

◆レビューシグナル…15.44%

口コミの数です。

 

◆ページ内要因…13.82%

次に「ページ内要因」で、通常のSEOと同じように、コンテンツ内に地域を特定できるキーワードや情報が多く含まれており、検索ユーザーにとって分かりやすくなっているか?という部分になります。

 

◆サイテーションシグナル…10.82%

次に「サイテーションシグナル」で、こちらも被リンクと似てますが他のサイトであなたの経営する飲食店が話題にされている量です。

 

◆ユーザー行動シグナル…9.56%

「ユーザー行動シグナル」はビジネス情報からサイトに移動した回数や、電話された数などです。

 

◆パーソナライゼーション…5.88%

「パーソナライゼーション」とは、ユーザーの過去の閲覧履歴などが加味されます。

 

◆ソーシャルシグナル…2.82%

最後の「ソーシャルシグナル」は、例えばツイッターなどのSNSで、あなたの経営する飲食店の名前がたくさんつぶやかれているといったものなどです。

 

以上、とてもざっくりとした説明ですが知名度の部分は、これらの要素で構成されています。

ということで位置、関連性、知名度というこの3つで、Googleは検索ランキングを決定させています。
それを踏まえつつ、小難しいことは省いてシンプルに、あなたの経営する飲食店のGoogleビジネスプロフィールを、どのようにすると集客に繋がるのか?を次章から解説いたします。

 

 

MEO対策3大要素

ライバルとなる飲食店に差をつけるための応用設定、MEO対策3大要素と私たちが呼んでいるノウハウを紹介します。

Googleビジネスプロフィールに登録が完了すると、下記赤枠ような感じであなたの経営する飲食店の情報が表示されているようになります。(画像は一例で当社のものです)

Googleマイビジネス紹介画像

私たちの経験上、こちらをどのように工夫すると集客できるようになるのか?効果が高かったものを3つに絞って紹介します。

注意点として、当然ですがGoogleはMEO対策ノウハウを非公開にしていますので、
当セミナーのノウハウは、弊社のこれまでの実績・経験に基づくもので、絶対の効果をお約束するものでありません。

 


1.掲載情報を充実させる

それでは3大要素を順番に紹介しますと、まずあなたの経営する飲食店の雰囲気が伝わりやすくなるように掲載情報を充実させます。

 

写真や動画

Googleが自動で割り振った写真が表示されている状態はダメです。
何も写真を登録していない場合は、駐車場とか適当な写真が割り振られてしまいます。
※こちら(↓)は良くない例です。

 

お店の外観、店内、スタッフ、メニューなどの写真をしっかりと登録するようにします。

ポイントとして写真は合計で10枚以上登録されている方が良いです。
私のクライアントでは、写真を増やしたことで順位が上がった店舗様が複数いらっしゃいましたので、多い方がランキングが上がる傾向があります。
ただまぁ、ランキング云々ではなく、単純にお客様が求めている情報なので積極的に載せていった方が良いと思います。

【飲食店の集客】現状課題と解決策(2019最新版)

お客様は初めて利用するお店に対しては、不安でいっぱいですので、
出来るだけ多くの情報を与えて、その不安を解消してあげるようにします。

 

特別営業時間

Googleは最新情報を保っているビジネスアカウントを好み、検索結果などに影響を与える傾向にあります。
ですので、例えば年末年始の特別営業日(休業日)がある場合は、必ずGoogeビジネスプロフィールに登録しておくようにしましょう。

さらに、特別営業日の登録をしたら、より目立つように「投稿」もしておくことでより効果的になります。

そして、投稿したらそれをお客様に発信することもオススメです。
メルマガなどお客様へ情報を発信するツールを持っている飲食店様は、Googeビジネスプロフィールへの投稿へのリンクURLを添えてメッセージを送るようにしましょう。
そうすることであなたの飲食店のGoogeビジネスプロフィールのアカウント情報にアクセスが集まり、アクティブなアカウントとなり、より良い効果を生み出します。
ちなみに私たちがアプリを開発・提供している飲食店様の多くもアプリ会員様へメッセージをPUSH配信してGoogeビジネスプロフィールのアカウントの集客力を育てています。

Googleビジネスプロフィールでの特別営業日の登録方法を以下の記事にまとめておきます。

【画像付きMEO対策】Googleとお客様のために特別営業日を登録・投稿・発信しましょう

 

 


2.口コミを集める

そして、口コミを集めます。

口コミ評価

口コミなしや、薄い内容の口コミばかりではダメです。
また短期間での大量の口コミを獲得しており、その後動きがないのもダメです。
量よりも「質と定期性」が大事になりますので、濃い内容の口コミを、長期間で定期的に獲得するようにしましょう。

 

数を獲得する

口コミの獲得はGoogleビジネスプロフィールを活用して集客するために非常に重要なことなので、少し重点的に解説します。

重要な理由としては、前章でお話したGoogleマップで上位表示させるアルゴリズムは「位置」「関連性」「知名度」という3つの要素とお話しました。
この3つの要素は、飲食店の努力次第で変えることができるものと、変えられないものがあります。

飲食店の位置は変えることはできません。
近くに新しい駅とかが出来れば変わりますが、そういうことはあまり起きません。

関連性もほとんど変えることはできません。
色々なキーワードをビジネス名に付けて長くするのはルール違反だからです。

しかし、知名度の部分は変えることができます。
飲食店が努力して口コミを集めればライバルに差をつけることができます。

そして、Googleの公式発表でも「口コミ獲得が検索順位に影響する」と言っていますので、たくさん獲得することで良い影響を及ぼします。

 

定期的に獲得する

しかし逆に、口コミの獲得をサボってしまう。例えば10件の口コミを1週間で集めると一時的にランキングは上がります。
しかし、その後何もしないで3ヶ月経過するとランキングは下がってしまうことが確認されています。

1.平日に売上が上がらない

当社クライアントの店舗様の事例で、口コミ獲得をストップしたら、クリック率が低下して、ランキング下がってしまったということがありました。
下がってしまう理由を少し極端な例え話で説明いたしますと「10年前に書かれた口コミ」というのは今のお店の評価とはあまり関係が深くないですよね。
ということで口コミにも賞味期限的なものがあります。
Googleはその設定を約3ヶ月にしていて、3ヶ月口コミがないと検索ランクが下がり始める…ということが一部確認されています。

 

口コミ集めの心構え

次に口コミ集めを実施する上での心構えについてお話します。

まず、いただいた口コミに対して返信するということです。
それだけで口コミの信憑性が高まり、他のユーザーにも安心感を与えて、来店まで繋がりやすくなります。

あと悪い口コミが入ってきた時は、焦らないで大丈夫です。
口コミの平均点が5よりも4.9の方が来店率が高いというデータもありまして、全て良い口コミの5点満点より、少しくらい悪い口コミもある方が現実的ですし、信憑性も高まります。
そして、その悪い口コミに誠意ある対応で返信をしていれば、検索ユーザーの飲食店への信頼感は逆に高まると思います。

★1の口コミが入ったら、それを消すことに躍起になるのではなく、★5の口コミをたくさん集めて打ち消していくという感覚が大事だと思います。

 

口コミ集めのコツ

そして、口コミ獲得のコツも紹介したいと思います。

まず、話し方ですが、こちらは「口コミを書いてください」と普通にお願いをすれば書いてもらえます。
「あの店舗なんかやたら口コミが多いな…」というところは大体普通に「お願い」の声かけを徹底しているだけなんですね。

3-2.女性が普段遣いできるような飲食店は強い

特別な割引クーポンを付けたりしているわけではなく、過度に値引きをすることは不要だと当社は考えています。
割引目的のお客様よりも、本当にサービスに満足してくれているお客様だけにお願いした方が絶対濃い口コミが入ります。

濃い口コミに関してもう一つ付け加えると、私達では直接の声掛けだけでなく、メールでもお願いをしていますが、
直接の声掛けの方が口コミが集まりやすいですし、濃い内容で書いてくれることが多いです。

 

やっていけない口コミ獲得

ちなみに、Googleマップ掲載の店舗情報に口コミを集める時に、やってはいけない方法があることをご存知でしょうか?

実はGoogleでは以下のような方法で口コミレビューを集めることを禁止しており、違反するとペナルティを課しています。

禁止事項・口コミを宣伝目的で使用しないでください。例えば、メールアドレス、電話番号、ソーシャル メディア リンク、他のウェブサイトへのリンクを口コミに含めることはできません。

・否定的な口コミの投稿を妨げたり、禁止したり、肯定的な口コミを個別に顧客から募ったりしないでください。

・プロモーションや営利目的のコンテンツは含めないでください。

・口コミの謝礼としてお金を渡したり、受け取ったりしないでください。

・顧客から大量の口コミを募ることはしないでください。

※Googleのガイドラインより引用

この中で、気付かないまま禁止事項に抵触しやすいのが「口コミへの謝礼」でしょう。

集客につなげるためには、まずはたくさんの口コミレビューを集めることが重要です。
そして、できれば口コミの内容も高評価でありお褒めの言葉が書かれたものであることが理想的です。
そのために、「口コミ投稿してくれたお客様はドリンク1杯無料」や「☆5つの高評価をしてくれた方はお会計金額から〇%割引」などといったキャンペーンの実施を検討する方も少なくありません。

口コミレビューをしてくれたお客様への特別サービス

しかし、上記のように口コミに対価を払う行為は禁止されていますので、やらないように注意しましょう。
万が一、禁止事項を行ったとGoogleに判断された場合は、ネット検索の表示順位が圏外になったり、アカウント停止になるなどのペナルティを課せられる可能性があります。
実際に、2023年11月頃に英国では、Googleマップ掲載の店舗情報に「虚偽の口コミ」や「インセンティブ付与によって獲得した口コミ」を確認した店舗情報にペナルティ(30日間新規のレビューや評価を取得できない)を課すという警告文を送っていることが確認されています。

※引用:ローカル・サーチ・フォーラムにJaimie S氏が11/1にポストしたレビュー(全文英語)

その他にも「店舗スタッフなどがお客様になりすました口コミレビュー」も禁止されています。

やはり、高評価で良質な内容の口コミ評価を大量に集めるためには、お店のことを本当に気に入ったお客様に口コミレビューをお願いするのが一番です。

 

高評価レビューを集めやすくするツールがある

私たちが提供しているレストラン★スターアプリには、お店のことを本当に気に入ったお客様にだけ口コミレビューをお願いできる機能があります。

レストラン★スターとは、あなたのお店オリジナルの会員証アプリを開発して運用をサポートするサービスです。
飲食店アプリに必須となる機能を完全網羅していますが、その中にお客様にアンケートをお願いできる機能があります。

そして、そのアンケートで「当店のことを人にオススメしたいと思いますか?」という質問にYESと回答したお客様にだけ「Googleマップに掲載している店舗情報に口コミレビューをお願いする」ご案内を表示できます。

アンケートYES専用リンク

お店のアプリをダウンロードしたお客様はリピート利用の意識が高い方がほとんどです。
さらに、アプリのアンケートに回答してくれて「お店のことを気に入ってくれている」のですから高評価と良質なレビューをしてくれる可能性は非常に高いです。

お店の規模にもよりますが、日々来店するお客様にアプリ会員になっていただくことで将来的には数千~数万人規模の会員を獲得できます。
そのアプリ会員様にお店へのアンケートとGoogleへのレビューをお願いすれば、かなりの集客効果を見込めるでしょう。

そのような仕組みをレストラン★スターアプリを導入することで作ることができます。
「さらに詳しく知りたい」という方は、アプリ販促やアンケートの活用、獲得したGoogleマップの口コミレビューの内容や効果など、導入事例を交えてご案内いたしますので、まずはお気軽にお問合せください。

↓ ↓ ↓

資料ダウンロードアイコン.png

見積依頼アイコン.png

ちなみに今回はアプリのアンケート機能の活用例として「Googleの口コミレビューをお願いする」ことをお伝えしましたが、その他にも例えば「アンケートで、お店のことを高く評価した若年層のアプリ会員様にだけアルバイト募集のお知らせを表示する」など、様々な活用方法があります。

運用方法についてもあなたのご要望に合わせて具体的にご提案いたしますので、お気軽にご連絡ください。

 

口コミを返信する

口コミは返信した方が集客効果は高くなると私たちは考えています。

Googleビジネスプロフィールに記載されている情報が充実していればいるほど、飲食店を探している検索ユーザーに見つけてもらいやすくなります。

そのためにお客様からの口コミだけでなく、その口コミに丁寧に返信することで情報が充実して集客効果はUPします。

 

◆特に『悪い口コミ』には丁寧に返信する

また、悪い口コミが投稿されることもあります。

悪い口コミの中でGoogleのガイドラインに反している場合は、Googleに削除申請すればその口コミを消してくれることもあります。

しかし、それ以外は悪い口コミは残ってしまいます。
そして、その悪い口コミは多くの人の目に触れるようになります。
悪い口コミが入ったら真摯に丁寧に返信しておくことで、他の人がその口コミを見ても悪い印象を挽回し、逆に信頼に繋げることができることも多いでしょう。

そうした点からも口コミは(特に悪い口コミは丁寧に)返信した方が集客効果はUPすると考えています。

 

◆Googleは『悪い口コミにも価値がある』と言及

悪い口コミが入ってしまうことで気持ちが落ち込んだり「集客効果が下がってしまうのでは…」とご心配になることもあるかと思います。

しかし、口コミや点数評価は高ければ高いほど良いわけではありません。

不自然な高評価ばかりだとサクラ行為を疑われてしまうこともあります。
また、客観的で公正な批判はその他の検索ユーザーのためになります。
そのような点から悪い口コミにも価値があるといえます。

これについてはGoogle公式も以下のように言及しています。

Value all reviews: Reviews are useful for potential customers when they’re honest and objective. Customers find a mix of positive and negative reviews more trustworthy. You can always respond to a review to show the customers that you care and provide additional context. If the review doesn’t follow our posting guidelines, you can request its removal.

↓Googleの翻訳で和訳↓

すべてのレビューを評価する:レビューは、潜在的な顧客が正直で客観的である場合に役立ちます。顧客は、肯定的なレビューと否定的なレビューの組み合わせがより信頼できると感じています。いつでもレビューに返信して、気にかけていることを顧客に示し、追加のコンテキストを提供できます。レビューが投稿ガイドラインに準拠していない場合は、削除をリクエストできます。

 

◆多くの人が3つ以上口コミ投稿を確認する

その他にご参考までにGoogleではありませんが、海外で主流となっているローカルビジネスのレビューサービスであるYelp(イェルプ)の調査が興味深かったので紹介します。

Yelp

アメリカの18歳以上の1,500名を対象に『口コミ』に関する調査を行ったところ、お店探しをする時に参考にする口コミ登録は3つ以上は確認するというユーザーが大多数でした。
反対に1〜2つの確認で終わらせるという人は20%程度と少なくなっています。

そして『その企業が悪い口コミに対して適切に対処していることが分かった場合は、悪い口コミを判断材料から外す可能性が高くなる』と88%が回答しています。

Yelp-blogより
※Yelp-blogより引用

つまり『高評価の口コミばかりが良い状態である』というわけではなく『悪い口コミも少しはあって、その悪い口コミに丁寧に対応しているのが良い状態である』と言えます。

ということで、悪い口コミが入ってきたとしても落ち込んだりせずに丁寧に対応してマイナスをプラスに変えましょう!

 

 


3.投稿する

Googleビジネスプロフィールには、飲食店の情報を投稿できる機能があります。

ここでは、おすすめメニューや実施中のキャンペーンなどの情報を投稿して来店を促すようにします。

【飲食店の集客】イベント開催のメリット・手順・成功ポイント・企画例

 

投稿が一切なしや、同じ内容や、同じ写真での連続投稿はダメです。

インスタ映えするような画像を設定にすると、かなりクリック数が増加されます。
こちらはランキングが上がるというよりアクセス数が増えるという方の効果が大きいです。
もし活用されていないのであれば積極的に良い写真を設定していくことでライバルと差をつけることができます。

 

ちなみに弊社クライアントの店舗様では普通のスタイル写真にプラスして、当社デザイナーがバナーを作成して投稿したら、クリック数が大きく増加した例もたくさんあります。

投稿の重要性をお伝えする意味で、ここで当社クライアント様の店舗様の事例を紹介します。
その店舗様はたまプラーザ駅にある店舗様ですが、駅にある同業のお店の中で最も距離が遠いお店でした。しかし、工夫次第で上位に表示されるようになりました。

 

その工夫と言うのは「頻繁に投稿する」ということです。

当社では、この店舗様用に数種類のバナーを作成して、週に2つずつ様々な組み合わせで投稿をし続けました。
そのバナーの内容を見て気になった人は「投稿」を押してウェブサイトを閲覧しに行くという流れになります。

投稿バナー

私たちはこの店舗様にご協力いただき、口コミを獲得するよりも前に、投稿をたくさんするようにお願いしました。するとランキングにも良い影響を与えたという結果を得ることができましたので、口コミと同じく、投稿も非常に大切だと考えることができます。

 

その理由を申し上げますと前章でランキングを決定しているGoogleのルールの中で、検索ユーザーの行動シグナルという要素があったと思います。
こちらは検索ユーザーがあなたの経営する飲食店のビジネス情報を見て、どのような行動をしたか?ということです。

もちろんビジネス情報を全くクリックされないのが一番ダメです。
何かしらの行動をユーザーにさせた方がランキングに有利になるわけです。

そこでユーザーの行動は「電話する」「経路で道順を調べる」「ウェブサイトを見る」「投稿を見る」などがありますが、
電話する、道順を調べるというのは「飲食店に行く気十分な人だけがする行動」ですのでハードルが高いですよね。
あと、「ウェブサイト」という言葉もいまいち魅力的ではありませんので、これでは行動させにくいです。

そこで「投稿」が、とても大切になります。
魅力的な言葉と画像にしておけばユーザーの行動を促しやすいので、その結果ランキングが上昇するというわけです。

 

 

お客様目線で考えることが大事

さて、ここまでMEO対策とネット予約について色々とお話いたしましたが、分かりやすくお伝えすると、お客様目線で考えることが大切です。

前半でもお伝えしたように「いま、お店探しの結果は地図で表示される」ようになってきています。
あなたがお店の利用者であれば以下のお店のどっちに行きたいですか?

「広告で表示される飲食店」VS「検索上位の飲食店」

「パッと見て情報が伝わらない飲食店」VS「パッと見てすぐ雰囲気が伝わる飲食店」

「口コミ3件の飲食店」VS「口コミ50件の飲食店」

「口コミの評価の低い飲食店」VS「口コミの評価が高い飲食店」

という形で、MEOとかそういったテクニカルな話ではなくて、お客様目線で考えることが非常に重要で、かつ間違いがないかなと思います。
そう考えるとGoogleビジネスプロフィールを充実させることが今後どんどん大切になってくるとお分かりいただけるかと思います。

 

 

中級編:インサイトを活用する

本章では上級者編として「多くの検索ユーザーを惹きつけるには?」ということをテーマにお話いたします。

✓ビジネス情報をきちんと登録している!

✓口コミを集めている!

✓投稿をしている!

だけど、さらに効果を上げるためにどんなことをするべきか知りたい!という方は、ぜひ最後までご覧ください。

 


インサイトを活用する

Googleビジネスプロフィールの管理画面にはインサイトと呼ばれる機能があります。
こちらは、Web上でビジネスが表示された回数検索クエリ、ユーザーの反応などを確認できる機能です。

インサイト

飲食店のGoogleビジネスプロフィール集客(MEO対策)の効果をUPさせるヒントの多くがこのインサイトにある!と、いっても言い過ぎではありません。
インサイト機能を通じて検索ユーザーの行動を把握し、集客に繋げるためにはどうすべきか?を分析して効果改善に役立てることで、さらなる飛躍に繋がっていきます。

 

インサイトでは、あなたの飲食店を発見したユーザー数と発見した方法について確認できます。

「ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法」という項目には

・直接検索
・間接検索
・ブランド名

という3種類がありますが、集客に活用するため特に重要となる「直接検索」と「間接検索」の活用方法を順番に紹介してきます。

 


直接検索の数で、飲食店の問題点を発見!

直接検索は、飲食店の店名や住所で検索して、あなたの飲食店を発見したユーザー数です。
直接検索を行うユーザーの特徴はすでにあなたの飲食店の名前を知っていて

・メニューや価格についてなど、さらに詳しい情報を知りたい人
・お店に行く経路を調べたい人

などの場合がほとんどです。

そして、実はGoogleビジネスプロフィール(Googleマップ)集客はチラシでの集客とも非常に相性が良いのですが、チラシを配布した時もこの直接検索の数が増える傾向にあります。

チラシ

直接検索した人はあなたの飲食店に関心があり来店に繋がる可能性が高いです。

この直接検索数が多いのに来店が少ない…という場合は「あなたのGoogeビジネスプロフィールに掲載されている店舗情報に問題がある」という可能性が高いです。

(例)
・ウェブサイトの遷移先をクーポンサイトなどにしている
・ネット予約がない
・ビジネスの登録情報が不足していてライバル店に流れている

などの問題が発生しています。
具体的に言うと、検索結果のナレッジパネルには「他の人はこちらも検索」というのが表示され、近隣のライバル店へ誘導する情報が表示されます。

ナレッジパネル

検索ユーザーがあなたの飲食店のビジネス情報を見ても

・自分が得たい情報がない
・魅力的に見えない

などの印象を与えてしまった場合、他のお店の情報に流れる可能性が高くなってしまいます。
ですので、そうならないようにビジネス情報を充実させることが大事になるわけです。

 


間接検索こそが新規集客に役立つ!

こちらは、「居酒屋や焼肉など業種名」や「あなたの飲食店と関連性の高い商品名(鍋など)やニーズ(個室、駐車場)」などのキーワードで検索した人の数です。
ユーザーが検索した時にいる位置から、距離が近い飲食店が比較的上位に表示される仕様になっています。

あとは、場所の名前との掛け合わせでの検索もこの間接検索数に含まれます。
(例:渋谷 × 居酒屋 など)

検索

実は、この間接検索こそが飲食店の新規集客に役立ちます。

間接検索をしたユーザーは、あなたの飲食店のことを知らない人である場合がほとんどです。
そうした人をビジネス情報にたくさん呼び込むことで新規顧客は確実に増えていきます。

インサイトでは、この数字を増やせるように日々の更新を心がけましょう。

 


間接検索の数を増やすには?

間接検索の数を増やすためにはインサイトにある「ビジネスの検索に使用された検索語句」という部分に着目しましょう。

こちらで、あなたの飲食店のビジネス情報を発見した人が「どんなキーワードで検索したのか?」を知ることができますので、直接検索と間接検索に関するキーワードを確認しましょう。

Googleビジネスプロフィールの集客を始めたばかりの飲食店の場合は、直接検索(店名など)での数が上位であることが多いです。

・お店の前を通りかかって
・看板を見て
・友人などに紹介されて

など、何かしらをきっかけにあなたの飲食店のことを知り、店名を入力して検索したユーザーが大多数となります。

この状態だと、Googleビジネスプロフィール自体は「あなたの飲食店のことを知るきっかけ」になっていないので「新規集客に役立っている!」とは言い難い状態です。

あなたの飲食店のことを知らない人に発見してもらってこそ「新規集客に役立っている!」と言えますので、間接検索の数を増やすことが重要になるというわけです。

間接検索の数を増やし、上位に表示されるようにするには以下のことを気を付けると良いでしょう。

・メインカテゴリとサブカテゴリ
・ビジネス情報の記載内容
・クチコミの記載内容
・投稿の記載内容
・ウェブサイトの記載内容

など、こちらの内容を改善しつつ間接検索の数をチェックしていくとあなたの飲食店へのアクセスが増え新規集客の効果がUPします。

 

 

リピートさせる仕組み作りが大事

さて、ここまでのノウハウを実施して、あなたの経営する飲食店の露出を増やして集客に繋げたら、そのお客様に常連様になってもらうことも大事です。

Googleビジネスプロフィールを充実させて、あなたの経営する飲食店にご来店いただいた新規のお客様に、ポイントアプリをダウンロードしてもらってファンになってもらう。そうした施策は当社が最も得意している部分になりますので、ぜひ資料をダウンロードしていただくかお気軽にお問合せください。

さらにアプリ会員様にGoogleビジネスプロフィールの口コミをお願いするメッセージを配信するなどの販促も可能になります。
アプリ会員様はあなたの飲食店のリピーター様、もしくは今後リピートする気があるお客様ですので、良質な口コミを書いていただける可能性が高いです。
その口コミを多くの人に見てもらうことで新規集客力もUPします。

以上のように飲食店の販促をトータルでサポートしているのはレストランスターだけです。
あなたのお問合せをお待ちしております。

 

今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。