理想的な飲食店イベント販促とは?
今回はあなたの経営する飲食店でも開催しているだろうイベント販促についてのお話しです。
どれくらいの頻度で、どのようなイベントを開催すると効果的なのか?を詳しく解説します。
今後のイベント企画やスケジュールのご参考に少しでもしていただければ幸いです。
<この記事の目次>
1.イベントの回数は売上と比例する
2.イベント販促は低リスクで地域密着型の飲食店向き
3.主な販促イベント4選
4.理想的なイベントスケジュールは?
5.誰に向けて開催すればいいのか
6.まとめ
目次
1.イベントの回数は売上と比例する
チラシやDM・メールで集客する時は何かしらの面白いネタがないとお客様の目を引くことができないので様々な企画を考えられると思います。
面白いイベントはお客様の興味をひき結果、来店と売上が増えて喜ばれます。
逆に言うとイベントの少ない飲食店は売るチャンスも少ないので、売上が低下しやすい傾向にあります。
イベントの回数は売上と比例していると言っていいでしょう。
2.イベント販促は低リスクで地域密着型の飲食店向き
集客のために広告費を増やしたり、新商品を増やしたりすることはコストがかかるというリスクがあります。
一方、イベント販促は企画でお客様とお店が触れ合うのでリスクが少ないので地域密着型の飲食店向きと言えます。
3.主な販促イベント4選
では実際にどんなイベントを企画すればいいのか?
4つ紹介いたします。
ビッグイベント
誰もが知ってるメジャーな日に開催するイベントです。
例えば「クリスマス」「母の日」「敬老の日」など
セールイベント
お客様がお得になる日として開催するイベントです。
例えば「お試しキャンペーン」「会員限定割引」など
シーズンイベント
春夏秋冬のニーズに合わせて開催するイベントです。
例えば「夏の冷やし中華」「冬の鍋フェア」など
レギュラーイベント
飲食店が定期的に開催するイベントです。
例えば「5がつく日は割引」「雨の日ポイント2倍」など
これら4種類のイベントを年間コンスタントに開催することがお客様を増やすコツです。
以上の4つを同じくらいの割合で開催するとバランスが良くお客様から見ても魅力的で飽きないお店作りに繋がります。
またイベント開催告知と開催後の様子などもお知らせすると思いますので、メール・DMやブログのネタに困ることもなくなります。
4.理想的なイベントスケジュールは?
それでは今回はイベント販促を「どれくらいのペースで・・・」「誰に向けて・・・」開催すればいいのかを詳しくお話します。
結論から先に言います。
イベント開催のスケジュール(ペース)は月に2回ほどが理想的と言えます。
「え?それちょっと多くない…?」
と思われるかもしれませんが、お客様はあなたの経営する飲食店が開催するイベント全てに参加できるとは限りません。
これくらいのペースで開催する方がお客様が参加しやすく、次回の開催も楽しみにしてもらえるというメリットがあります。
5.誰に向けて開催すればいいのか
大切なのは新規客向けとリピーター向けを分けて開催する事です。
新規客向けのイベントにリピーターを呼んでしまうと、「常連である私と、初めて来た人が同じサービスなの?」と口には出さないまでも潜在的なクレームが(私たちは見えないクレームと呼んでます)発生しやすくなり、利益率が高く大切なリピーターが離れていってしまうのです。
また、リピーター向けのイベントに新規客を呼んでしまうと、どうしても身内っぽくなってしまうというか…マニアックになってしまうというか…企画自体がニッチになりがちです。
それを新規客が感じ取ってしまうと「私が来店する店じゃないのかな…」と拒否反応を起こしやすくなり、せっかく来店してくれた新規客が固定化してくれなくなってしまいます。
誰にどう喜んでもらうイベントなのか?
理由付けをきちんとして、バランスよく開催するのが、イベント販促をより効果的にするコツです。
6.まとめ
このようにイベント販促を開催できれば「無理に商品数を増やしたり・・・」「無理に値引きをしたり・・・」なんてことをしなくても、お客様に喜んでもらいながら集客することができます。
もちろん最初はイベント販促の成功率は高くありませんので、すぐイベント販促をやめたり減らしたりする経営者が多いのですが、これからはお店のファンを作らないと商売が成り立たない時代です。
繰り返しイベント販促を行うことで、どんどん内容も良くなり、ファンも増えるはずです。
4種類のイベントをバランスよく、
月に2回のペースで、
新規客とリピーターを分けて、
繰り返し開催することで
ファンが増え続け、売上も増え続けます。
いかがでしたでしょうか?
今後のイベント企画やスケジュールのご参考に少しでもなれば幸いです。
今回は以上です。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。