【飲食店の集客】アプリとホームページの違い

いま、多くの飲食店が続々とアプリを作成しています。

アプリを作成してリリースしている飲食店は、そのほとんどが高品質なホームページを持っています。もちろんしっかりとスマホ対応されているものを。

そんな中、なぜアプリを作成するのでしょうか?

そもそも、アプリとホームページはどう違うのか?

実は、アプリとホームページは似ているようですが飲食店の集客において大きな違いがあります。

この記事では、アプリ作成のメリットを交えて、ホームページとの違いについて解説いたします。

これからアプリを作成しようかと検討されているのであれば是非ご一読ください。

 


<この記事の目次>

1.アプリとホームページとは
_1-1.アプリとは?
_1-2.ホームページとは?

2.アプリ集客とホームページ集客の違いとは
_2-1.アプリとホームページは『使うタイミング』が違う
_2-2.アプリとホームページは『アプローチの仕方』が違う

3.アプリを作成する飲食店が増えている理由とは
_3-1.リピート対策が飲食店経営の要になるから
_3-2.アプリはプッシュ通知があるから
_3-3.アプリなら飲食店のブランド力が高まる

4.まとめ


 

 

1.アプリとホームページとは

この章ではアプリとホームページについて、それぞれ解説します。


1-1.アプリとは?

アプリとは正式にはアプリケーションと呼ばれるもので、スマホやタブレットなどにインストールして利用できる様々なソフトウェアのことです。

iPhoneやAndroidのOS上でインターネット検索やメール、地図、音楽、ゲーム、動画などを動作できるようにするものです。

飲食店におけるアプリとは、アプリをインストールしたユーザーが、その飲食店のサービスを受けやすくなるようにする機能を持たせることが一般的です。

 


1-2.ホームページとは?

一方、ホームページとは「Webサイトの総称」「ブラウザを起動したときに最初に表示されるページ」など複数の意味を持ちますが、この記事では「飲食店のWebサイトの総称」という意味で説明します。

ホームページ=Webサイトであり、Webサイトとは複数のWebページの集まりのことです。
つまり、飲食店におけるホームページとは、あなたの経営する飲食店の様々な情報が掲載されたWebページが集まってまとまったものです。

 

 

2.アプリ集客とホームページ集客の違いとは

あなたが経営する飲食店を知りたいお客様にとってアプリとホームページに掲載されている情報は似ている部分があるため、似たようなものと認識されている方もいます。

しかし、集客方法においては2つ大きな違いがあります。

 


2-1.アプリとホームページは『使うタイミング』が違う

まずアプリを利用したいと思いインストールするお客様は、すでにその飲食店のことを知っている場合がほとんどです。
つまり、あなたの飲食店に一度ご来店いただいたお客様向けに使うものです。

幹事一人

一方、ホームページは利用する飲食店をインターネット上で探している人に、あなたの飲食店を見つけてもらうことがメインです。
つまり、あなたの飲食店のことをまだ知らない、一度もご来店いただいたことがない人向けに使うものです。

アプリ = リピーター集客

ホームページ = 新規集客

ざっくりお伝えすると上記となり、使うタイミングが違います。

 


2-2.アプリとホームページは『アプローチの仕方』が違う

飲食店集客におけるアプリとホームページとの違いの一つに「飲食店からお客様へのアプローチの仕方」が違います。

まず、アプリを使った集客は「飲食店からアプリユーザー(お客様)に向けてクーポンやキャンパーん情報などのメッセージを送ってアプローチする」という攻め(PUSH型)の集客です。

一方、ホームページを使った集客は「飲食店を探しているユーザーがインターネット上で検索する、という行動がトリガーになる」という待ち(PULL型)の集客です。

アプリ = 攻めの集客

ホームページ = 待ちの集客

ざっくりお伝えすると上記となり、アプローチの仕方が違います。

 

 

3.アプリを作成する飲食店が増えている理由とは

前章でお伝えしたような違いがある中で、なぜアプリを作成する飲食店が増えているのか?本章で解説します。

 


3-1.リピート対策が飲食店経営の要になるから

インターネット広告の価格が高騰し続ける現代では、新規集客の費用対効果は下がる一方です。
そうした背景から、新規集客にコストをかけるよりもリピーター維持にコストをかけた方が繁盛店になるようになりました。

※その理由について、無料ダウンロードできる電子書籍にて詳しく解説していますのでご覧ください。
▶顧客満足を科学する!顧客台帳経営のススメ【電子書籍を無料ダウンロード】

 

前章でもお伝えしたように飲食店集客におけるアプリとは、リピーター向けの施策になります。
リピーター維持に力を入れたい!という思いがあり、それにはアプリが効果的であることから、アプリを作成する飲食店が増えているというわけです。

 


3-2.アプリはプッシュ通知があるから

飲食店アプリには『飲食店側がアプリユーザーに向けてクーポンやキャンペーンなどの情報をメッセージにして送る』という機能があります。

そして、メッセージのプッシュ通知とはスマホをスリープした状態でも、メイン画面をロックした状態でも、「メッセージが届いています」と表示させる機能です。
アプリユーザーはその通知をタップするだけでアプリが起動されメッセージを読むことができるというものです。

さらに、メッセージを受け取ったアプリユーザーのアプリアイコンには「メッセージがある」ということを表示するバッジという機能があります。1日に何回も見る自分のスマホ画面に通知が出ているわけですからアプリを起動してもらえる確率も高まります。

実はこのプッシュ通知を受け取ったアプリユーザーの70%以上がアプリを起動するという統計データがあります。(当社比)

一般的に新規集客のための広告を出して、ユーザーに行動してもらえる確率は1%以下と言われています。そんな中、メッセージを送ったユーザー70%が行動してくれる!というアプリの広告効果が非常に高いです。

 


3-3.アプリなら飲食店のブランド力が高まる

繰り返しになりますが、スマホというのは1日に何回も起動して、その画面を見るものです。

そのホーム画面に、あなたの経営する飲食店のアイコンが表示されるため何度も見てもらえます。

そして、スマホのホーム画面にあるアイコンをタップすると、あなたの飲食店の魅力がたくさん表示されます。
実は、アプリはホームページに比べてユーザーにアクセスしてもらいやすい傾向にあります。

アプリ → アイコンをタップするだけ

ホームページ → ブラウザを起動 → 検索する → 公式サイトをタップ

ユーザーに行動させるアクションの回数がアプリは圧倒的に少ないためアクセスしてもらいやすい。つまり、あなたの飲食店の魅力を何度も見てもらえるというわけです。

心理学的にも接触頻度が高ければ高いほど関係性は増すと言われています。

分かりやすい例でテレビコマーシャルがあります。

 

テレビコマーシャルは、それを見て「このお店に行ってみたい!」と思ってもらえるようにすることが1番重要です。しかし、それと同じくらい重要なのが「テレビで何回も見ているお店」として親近感が高めて、信頼度を上げることです。

こうして関係性を高めているからこそ、多くのお店がある中から自分のお店を選んでもらえる!というわけです。
テレビコマーシャルは非常にコストが高いですが、そうした背景があるからこそ多くの企業が実施しています。

TVCM

スマホの画面にあなたの経営する飲食店が表示され続ける、というアプリの広告効果の大きさを終わりいただけたと思います。

 

 

4.まとめ

最後に、飲食店集客におけるスマホとホームページの違いについてまとめたいと思います。

ホームページは新規集客がメインの施策であり、費用対効果が落ちてきている。
一方、アプリはリピーター維持の施策であり、費用対効果が非常に高い。

こうした理由からアプリを作成する飲食店が、いま非常に増えています。

当社も含めて、いま世の中にはアプリ作成サービスはたくさんあります。
そんな中、飲食店経営にしっかりと寄り添ったサポートをしているアプリ制作会社であり、サポート実績も業界ナンバー1であると私たちは自負しています。

もしも、あなたがアプリ作成に関心があれば、まずは飲食店販促の専門家企業でもある私たちにご相談ください。ご相談・お見積りは無料で承ります。

あなたのお問合せはお待ちしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。