飲食店アプリでのプッシュ通知を徹底活用
飲食店で集客の為に、アプリの作成をしていたり、検討している飲食店も多いと思います。
しかし、どのように活用していいのかわからない・・・という方も多いですよね。
アプリは作成するだけではなく、上手く活用していくことが大切です。
ですが知識もないし費用もかかるし、本当に効果があるのかわからないから、まだ考えていないという飲食店の方もいると思います。
しかし、スマホユーザーの多い最近では、飲食店アプリは集客にとても効果的です。
上手く活用できればたくさんのリピーターを掴むことも可能なのです。
そこで今回は、アプリならではの活用方法について詳しくご紹介していきます。
<この記事の目次>
1.飲食店アプリで効果的に集客するには?
1-1.ダウンロードしてもらって終わりではない!
1-2.大切なのは忘れられないこと!
1-3.飲食店アプリで忘れられない為には?
2.飲食店アプリのプッシュ通知とは?
3.飲食店にとってのプッシュ通知のメリット
3-1.アプリを開かなくても見てもらえる
3-2.お客様に合わせた内容のプッシュ通知も可能
3-3.タイムリーに情報を知ってもらえる
3-4.飲食店アプリを開いてもらえるきっかけになる
4.飲食店にとってのプッシュ通知のデメリット
4-1.通知回数が多すぎるとアプリを消される危険性も
4-2.通知OFFだと届かない
5.飲食店アプリのプッシュ通知をより効果的に活用するには?
5-1.開封率が上がるタイミングを狙おう
5-2.お客様がメリットを感じる内容
目次
1.飲食店アプリで効果的に集客するには?
集客に効果的と注目されている飲食店アプリですが、アプリを作成しても集客に活かせていないという飲食店も多くあります。
これではもったいないですよね。
では効果的に集客に繋げる為にはどうすれば良いのでしょうか?
1-1.ダウンロードしてもらって終わりではない!
飲食店アプリを作成し、来店してくれたお客様や広告などでダウンロードを促進し、沢山のお客様がダウンロードしてくれた!
もちろんこれで終わりではありません。
最初はダウンロード特典などで、お客様もすぐにダウンロードしてくれたかもしれません。
しかしここから次に繋げなくては意味がありませんよね。
飲食店アプリを活用してリピーターに繋げることが大切です。
お客様はダウンロード特典目当てにダウンロードしただけで、リピーターになってくれるわけではありません。
1-2.大切なのは忘れられないこと!
上記のように、飲食店アプリをダウンロードしてもらっただけでは、リピーターに繋がるわけではありません。
アプリをダウンロードしてもらっても、アプリの存在自体を忘れられる可能性もあります。
スマホにはたくさんの便利なアプリがありますよね。
日常で利用するものなら良いのですが、飲食店アプリは日常で利用するわけではありません。
お客様のスマホに入っているたくさんのアプリの中で、日常的に利用しない飲食店アプリは忘れられてしまう可能性が高いとも言えます。
1-3.飲食店アプリで忘れられない為には?
では、飲食店アプリを忘れられないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
グルメサイトや雑誌媒体は、情報を知りたいお客様が訪れたり手に取ったりしますよね。
知りたいと思わなければ、飲食店側から情報を伝えられないことが欠点です。
ですが、飲食店アプリには様々な機能があります。
その一つにプッシュ通知という機能があり、プッシュ通知を活用することで、飲食店アプリの存在を忘れらずにリピーターに繋げることが可能なのです。
2.飲食店アプリのプッシュ通知とは?
ではプッシュ通知とは、具体的にどのような機能なのでしょうか?
簡単に言えば、更新をスマホに通知してくれる機能です。
メールやLINEの通知のように、スマホ内に表示されお知らせしてくれます。
ですから、お客様がアプリをダウンロードしたまま飲食店アプリのことを忘れていても、更新する度に自動的にお客様のスマホにお知らせしてくれるので、あなたの飲食店のことを思い出してもらうことが可能です。
3.飲食店にとってのプッシュ通知のメリット
ではプッシュ通知の活用で、飲食店にとってどのようなメリットがあるのでしょうか?
3-1.アプリを開かなくても見てもらえる
まずは、飲食店アプリを開かなくても通知してくれるという大きなメリットがあります。
今までは、情報が欲しいお客様にしか伝わらなかったものが、お客様のスマホ画面にダイレクトに通知してくれます。
飲食店アプリを開くお客様は、あなたの飲食店への来店を予定していたり、検討しているお客様がほとんどです。
余程好きでない限り、何もないのに飲食店アプリを開くというお客様はなかなかいませんよね。
そうなると、飲食店アプリの存在自体を忘れてしまうことになります。
しかし、プッシュ通知があることで、飲食店アプリやあなたの飲食店のことを思い出してもらえます。
情報を求めているお客様だけでなく、忘れていたお客様にもプッシュ通知を活用することで、お客様に伝えたい情報を知ってもらうことが出来ます。
3-2.お客様に合わせた内容のプッシュ通知も可能
プッシュ通知は、ターゲットを絞って通知することも可能です。
例えば、初めて来店してくれたお客様へ、次の来店を促す為に、初めての来店から何週間以内で使えるクーポン配信のプッシュ通知をする。
今月お誕生日のお客様に、お祝いのメッセージと誕生日月限定のクーポンの配信なども可能です。
クーポンやイベントは、ターゲットを絞ることがとても大切です。
ターゲットが絞れていれば、どんなクーポンやイベントを行えばいいのかが見えてきますよね。
そのターゲットのお客様に合わせれば良いのです。
お客様が興味を惹きそうな内容にすることで、来店に繋がる可能性も高まります。
グルメサイトやクーポン配布では見てもらえる人も多い分、ターゲットを絞ることが難しいですよね。
ターゲットが絞れないことで、なかなか集客に繋げられなかったという経験のある方も多いと思います。
しかし飲食店アプリは、本来であれば、会員限定やメルマガ限定などで行っていたクーポンやイベントを、お客様が飲食店アプリをダウンロードするだけで行えます。
ですから、お客様に合わせてプッシュ通知の内容を変えることが出来る飲食店アプリは、集客に強いと言えます。
3-3.タイムリーに情報を知ってもらえる
SNSなどの情報もタイムリーですが、実際にお客様がその情報を目にするのがいつになるかはわかりません。
そのお客様がとても好みそうなメニューやイベントを行っていても、目にした時には既に終了していたら意味がありませんよね。
その点、飲食店アプリであれば、伝えたい時にお客様のスマホに通知してくれるので、その心配もありません。
お客様にとっても、タイムリーな情報を知れるというのは利便性が高いと言えます。
欲しいと思っていなかった情報でも、例えばお昼休みに入った時に、本日のランチメニューやワンコインランチなどの情報が通知されれば気になりますよね。
プッシュ通知からアプリを開くと、おいしそうなランチ写真が掲載されていれば、思わず足を運ぶかもしれません。
ですから、タイムリーに情報を伝えられるというのは大きなメリットです。
3-4.飲食店アプリを開いてもらえるきっかけになる
プッシュ通知を行わないアプリよりも、プッシュ通知を行うアプリの方が、アプリ自体を開く回数が多くなります。
通知が来ますから自然と開きますよね。
もちろん興味のない内容であれば、スルーされることもあるかもしれません。
しかし反対に、興味のある内容であれば飲食店アプリを開いてもらえる可能性はぐっと高くなります。
アプリを開いてもらえれば、プッシュ通知の内容だけでなく、あなたの飲食店の様々な情報が見れます。
おいしそうな料理の写真を見たり、一度食べた味を思い出して、「また食べたい!」というきっかけにもなります。
また、プッシュ通知があることで開いてもらえるだけでなく、アプリの継続率も上がるようです。
これはアプリを消されないということです。
スマホにはデータ容量がありますから、不要なアプリはすぐに消すという方もいます。
ダウンロードしただけで、全然開いていないし存在も忘れていたというアプリは一番に消されてしまう可能性が高いです。
しかし利用しているアプリであれば消されてしまう可能性は低いので、飲食店アプリもお客様に利用しているアプリと認識してもらう必要があります。
例えばまだアプリをダウンロードしてから、再来店はしていないというお客様でも、プッシュ通知で情報を確認していれば、今度来店するかもしれないし、消すのはやめておこうとなりますよね。
このように、プッシュ通知があることで、飲食店アプリを開いてもらえるきっかけだけでなく、消される可能性も低くなります。
4.飲食店にとってのプッシュ通知のデメリット
ここまでで、飲食店アプリのプッシュ通知は集客に効果的!ということを紹介しましたが、逆にデメリットは無いのでしょうか?
4-1.通知回数が多すぎるとアプリを消される危険性も
上記で出ましたが、アプリ自体を消される可能性があります。
費用や時間をかけて飲食店アプリを作成し、ダウンロードしてもらう為に広告費や特典などの割引をつけても、ダウンロードした後にお客様が飲食店アプリを消してしまうのです。
お客様のスマホですから、消すことはお客様の自由ですし、どうしても飲食店アプリを消されてしまう危険はあります。
ですが出来るだけ飲食店アプリを消されてしまうことは避けたいですよね。
お客様が飲食店アプリを消す理由を知れば、そうならないように注意すれば良いのですから、ご紹介します。
お客様が飲食店アプリを消してしまう理由の一つとして多いのが、不要なアプリの頻繁な通知です。
適度な回数であれば良いのですが、あまりにも回数が多いと、お客様はうんざりしてしまいます。
そうすると今後通知が来ないように、飲食店アプリ自体を消してしまうのです。
ですからプッシュ通知は適度な回数で行うようにすることが大切です。
また、消されてしまう理由には、プッシュ通知の内容がいつも同じというのも多いです。
いつも同じ内容では、お客様も飽きてしまいますし、何より何度も同じ情報を知る必要もないですよね。
そうなるとアプリ自体が不要だと感じてしまうのです。
4-2.通知OFFだと届かない
アプリによって通知をするかしないか、を選ぶことが可能です。
ですから、お客様がそもそも飲食店アプリの通知をOFFに設定していれば、いくら更新していてもお客様が飲食店アプリを開かなければ、内容を知ってもらうことは出来ません。
仕事などの大切な情報を見逃さない為に他のアプリからの通知はOFFにしているという方もいます。
しかし多くのスマホユーザーは、通知自体に慣れていますし、ユーザーにとっても便利な機能の一つと感じている方が多いので、大きなデメリットとは言えないでしょう。
5.飲食店アプリのプッシュ通知をより効果的に活用するには?
ここまでで、飲食店アプリのプッシュ通知が集客に強いことはご理解いただけたかと思います。
では、今後実際に活用する上で、より効果的に活用するには、どのような方法があるのでしょうか?
いくつかご紹介します。
5-1.開封率が上がるタイミングを狙おう
飲食店アプリは普段あまり開かないアプリの為、お客様にプッシュ通知で興味を持ってもらい、アプリを開いてもらうことが大切です。
ですから、上記でも出たようにお客様の層に合わせて、興味を持ちそうな内容の通知をしますよね。
それにプラスしてタイミングを狙うのが鍵です。
例えば主婦層のお客様へプッシュ通知を行う場合には、食事の献立を考えている時間帯。
学生の場合は放課後のお腹が減る時間帯など。
お客様の生活スタイルに合わせて通知を行います。
また、プッシュ通知からアプリを開くことが多い時間帯は、朝の通勤時間帯、お昼休みの時間帯、夕方から夜にかけての帰宅時間帯が多いと言われています。
電車通勤の間はほとんどの方がスマホを使っていますよね。
ですからその時間帯がアプリを開いてもらえるチャンスなのです。
お客様に合わせた内容で、お客様が飲食店アプリを開く確率が高く、より興味を持ってもらえるタイミングでプッシュ通知を行うことで、通常よりも効果が高いと言えます。
5-2.お客様がメリットを感じる内容
やはりお客様にとってメリットを感じる内容のプッシュ通知は、効果が高いようです。
クーポンの配信や、特別価格などの情報です。
割引ばかりになってしまうと通常の価格で来店してもらえなくなってしまいますから、頻度や内容には注意が必要ですが、お客様がメリットに感じるのは割引だけではありません。
例えば来店ポイント2倍であったり、10月からの増税に伴い開始される軽減税率に合わせてテイクアウト開始のお知らせなど。
割引でなくても、お客様にとってメリットを感じてもらえれば良いのです。
特に増税で外食を減らそうと考えているお客様が多い中で、テイクアウト可と知れば、選択肢が増えるのですから、お客様にとっては大きなメリットです。
いかがでしたか?
スマホユーザーが多い最近では、飲食店にとってアプリの活用は集客にとても効果的な方法です。
その中でもプッシュ通知の機能を活用することで、より高い効果が期待できます。
プッシュ通知の機能をうまく活用することで、リピーターに繋げることが可能です。
飲食店アプリの作成を検討している方や、集客に悩みのある飲食店の方は是非一度参考にしていただければと思います。