【テイクアウト宣伝方法まとめ】チラシなどリアル集客編
コロナ禍によって急速に普及した飲食店のテイクアウトサービスですが、こちらはWithコロナ時代にも継続するサービスとして定着していくことでしょう。
この記事をご覧のあなたも、ご自身が経営する飲食店で「これからテイクアウトサービスを始める」もしくは「テイクアウトサービスの利用者を増やしたい」とお考えのことだと思います。
実際にテイクアウトを始めてみたいけど全然お客様が来ない・・・など、悩まれている飲食店経営者様も少なくありません。
ということで、近隣のたくさんの方に「あなたの飲食店でテイクアウトができることを知ってもらうための宣伝方法」をまとめました。
今回の記事では、SNSなどのオンラインの宣伝方法ではなく、チラシなどのオフラインのリアルな宣伝方法について紹介します。
※SNSなどのオンラインでの宣伝方法のまとめ記事はこちら
目次
テイクアウトできる飲食店の探し方は?
まず最初に「お客様はテイクアウトができる飲食店をどうように探すのか?」についてお話します。
飲食店向けテイクアウトの予約・決済サービス「テイクイーツ」を運営する株式会社ランプさんが2021年4月に発表したテイクアウトの利用実態アンケート調査の結果が興味深かったので紹介します。
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【Q】新型コロナ流行や外出自粛により、これまでよりもテイクアウトの利用は増えましたか?
すごく増えた:10.0%
増えた :46.2%
変化なし :35.9%
減った :3.5%
すごく減った:4.4%
【Q】テイクアウトに関する情報は何から得ることが多いですか?
チラシ :23.2%
ホームページ:19.4%
ネット検索 :18.2%
SNS :14.4%
看板・のぼり:14.4%
口コミ :5%
その他 :5%
【Q】普段どこでテイクアウトを利用することが多いですか?
普段よく利用するお店 :75.1%
気になっていたお店 :30.7%
お気に入りのお店 :27.7%
話題のお店 :22.7%
キャンペーンを行っているお店:18.7%
初めて行くお店 :17.5%
その他 :1.2%
【Q】テイクアウトを利用する上で、不満に感じることは何ですか?
並ぶ時間や待ち時間が面倒:33.7%
価格が高い :33.1%
特に不満はない :26.0%
選択肢が少ない(近くにテイクアウトができる飲食店がない):23.6%
メニューがわかりにくい :20.0%
予約ができない :8.5%
その他 :2.5%
【Q】テイクアウトで、事前に『予約』や『決済』ができるなら、したいと思いますか?
したい :84.4%
したくない:15.6%
【Q】テイクアウトの事前予約が電話でしかできない場合、面倒だと感じますか?
はい :72.2%
いいえ:27.8%
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:全国にお住まいの20代から50代の男女
調査期間:2021年4月9日〜4月11日
調査エリア:全国
有効回収数:889サンプル(男性445名/女性444名)
上記の『テイクアウトの利用実態調査』の結果をみると、テイクアウトを利用するお客様の多くがチラシを情報源としていることがわかりました。
このデータでいえば、意外とオンライン(インターネット等)からの情報よりも、オフライン(リアル)の情報の方が集客効果が高いようです。
しかしその一方で、テイクアウトを利用するお客様の多くはオフライン(電話)による予約を面倒だと感じているようで、オンラインで事前に注文して決済できるような環境が望まれています。
テイクアウトを利用するお客様にとっては「メニューや値段が分かりにくい…」「注文の電話をしたけど繋がらない…」などを面倒に感じています。その結果「やっぱり別なお店にしよう」と機会を逃してしまうことも少なくないでしょう。
そのため来店や電話以外の方法で手間がかからず事前に注文予約と決済ができるツールを導入すれば、機会損失を防げるため飲食店にとっても利用者が増え売上UPに繋げることができると考えられます。
この記事で紹介するリアルな宣伝方法に、テイクアウトの予約・決済サービスを組み合わせることで強力な集客施策になるでしょう。
ちなみに私たちが提供する飲食店公式アプリ作成サービス|レストラン★スターには、アプリ会員様がアプリ内でテイクアウトの注文ができてクレジットで事前決済をすることができる機能があります。
さらにお客様にとってはテイクアウトでも店内利用でも、どちらでもポイントが貯まって使うことができる大変便利でお得なアプリになっています。
そして、飲食店にとってもテイクアウト・店内どちらの利用でも顧客データを集めることができ、販促も一元化することができます。
上記のアンケート調査でも「テイクアウトを利用するのは、以前から店内利用(イートイン)でよく利用していたお店」という回答が大多数だったように、テイクアウトと店内利用の良い部分を活かした販促を実施できるのが私たちのアプリだけが持つ特徴です。
「アプリについて詳しく知りたい」という方はまずはお気軽にお問合せ、もしくは資料をダウンロードしてください。
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さて、それでは話を戻しまして次章からテイクアウトを宣伝するオフライン(リアル)の方法について紹介していきます。
チラシ・ショップカード
最初のテイクアウト宣伝方法は、テイクアウトサービスがあることを宣伝する紙のチラシやショップカードを作成して配布することです。
効果的なチラシ・ショップカードにするには
チラシやショップカードを作る時に大事になるポイントをいくつか紹介します。
まずはあなたの飲食店の情報を分かりやすく記載するようにしましょう。
チラシやショップカードを見た人が「どこの場所にある、何のお店なのか?」が一目で分かるようします。
また「他の飲食店とどう違うのか?一番の売りは何か?」という情報も分かりやすく記載します。
テイクアウトサービスが普及したということは、近隣のライバル飲食店もテイクアウトサービスを実施している!ということですので、差別化させることは非常に大事です。
例えば『味やボリュームが売り』なら写真やキャッチコピーで味のイメージがつきやすいように記載する。『値段が売り』なら大体の価格帯がいくらくらいなのか一目で分かるように記載する。など、工夫しましょう。
次に、テイクアウトを宣伝する場合は「どのような容器に入れてくれるのか?」というのも大事なポイントです。
出前館さんが公表したデータによるとテイクアウトで発生するクレームで一番多いのが「こぼれていた」など容器に関することのようです。
お客様が安心してテイクアウトができるように「こぼれにくい容器を使っている」ことをしっかりと伝えましょう。
そして、テイクアウトサービスの利用方法も忘れずに記載しましょう。
・どのように注文すれば良いのか?電話?ネット予約?
・決済方法は?現金のみ?事前決済できる?
・何分後に取りに行けばいい?
などの情報も記載しておきます。
特にアプリなどから事前予約・決済ができるようにすることは非常に大事です。
事前予約と決済ができれば、自宅や職場からじっくりメニューを選べるますし、店内で過ごす時間を減らすことができて時短になるし、密を避けることができたり現金のやり取りがなくなるため新型コロナの感染予防にも繋がります。
テイクアウトの事前予約・決済ができるサービスを導入している場合は、チラシやショップカードにQRコードなどを貼っておきスマホから簡単にアクセスできるようにしてあげましょう。
そして、「スマホから簡単予約!」「受取時間を指定できるから店頭での待ち時間なし!」「事前に決済できるから店頭では受け取るだけ!」など、テイクアウトのメリットをしっかりと記載しておけば宣伝効果はより高まるでしょう。
チラシ・ショップカードの配り方
チラシやショップカードができたら次にそれらを配るわけですが、配布方法について紹介します。
既存のお客様に配る
一度ご来店いただいた方にお会計の時などに「テイクアウトサービスもやっていますので是非ご利用ください」とチラシやショップカードをお渡しする方法です。
実際に来店したことがある方はすでにあなたの飲食店の魅力を知っている方なので、雨の日や外出自粛の時期など来店しづらい時でもテイクアウトサービスを利用してくれる可能性が高いでしょう。
街頭で配る
最寄りの駅前など人通りの多い場所で道行く人にチラシやショップカードを配る方法です。
ポスティング
チラシやショップカードを近隣住民のポストなどに投函する方法です。
コロナ禍によってステイホームが推奨されるようになってから在宅率が高くなっていますので、以前よりも効果がUPしている宣伝方法です。
周辺施設に置く
あなたの飲食店がある場所の近隣施設にチラシやショップカードを置いてもらったり、配ってもらう方法です。
ターゲットが近い近隣施設であれば置いてもらえる可能性も高く、お互いに協力して配り合うことでより効果がUPします。
(例:カフェのチラシやショップカードを、アパレルショップなどに置いてもらう etc.)
店頭のぼり・ポスター
次に紹介するテイクアウト宣伝方法は店頭に設置するのぼりやポスターです。
通行する人や車両に対して一目で「テイクアウトができる飲食店である」ということが理解してもらえる効果のある宣伝です。
メインとなるキャッチコピーはもちろん「テイクアウトできます」などですが、それに「価格帯」「メニュー」「容器」などの情報を加えるとより効果的になるでしょう。
看板
次に紹介するテイクアウト宣伝方法は店頭に設置する看板です。
店頭の看板
店頭に設置するA型看板なども前述したのぼりやポスターと同様に通行人に「テイクアウトができる飲食店」をアピールできる宣伝方法です。
こちらは写真付きのメニューを掲示するなど、のぼりやポスターよりも情報量を多くした方が丁寧でしょう。
看板広告
駅前などの人通りの多い場所や、駅のホームや電車内に看板広告を出すのも有効な宣伝方法です。
例えば、ステイホームが推奨されていると言っても電車を利用する人はまだまだ多いです。
そして、駅を利用する人は帰宅する際に夕食を買って帰ろうとする方も少なくありませんので、電車内などでテイクアウトの宣伝を見かけたら利用してくれる可能性も高くなります。
広告コストをかけられるのであれば看板を設置する施策も検討されてはいかがでしょうか。
DM(ダイレクト・メッセージ)
次に紹介するテイクアウト宣伝方法はDM(ダイレクト・メッセージ)で、こちらはリストを保有するDM配信業者へ依頼する広告手段となります。
ハガキのDM
ハガキのDMは、ターゲットとなる範囲に居住する各家庭に宣伝の手紙を出す宣伝方法です。
多くの場合は一般家庭に送付されますので、ファミリー向けや単身者向けなど居住するターゲットの響きやすそうな内容で期間限定のクーポンやキャンペーン情報を記載したDMを送るのがポイントです。
居住するターゲット層はDM配送業者に相談すれば教えてもらえます。
FAXのDM
FAXのDMは一般家庭にも送れますが、多くの場合はオフィスへの宣伝としてよく利用されています。
あなたが経営する飲食店の近隣にあるオフィスへ、ランチのテイクアウトを宣伝するFAXを送付する施策がオススメです。
フリーペーパーに掲載
次に紹介するテイクアウト宣伝方法はフリーペーパーへの掲載で、こちらはフリーペーパーを発行元へ依頼する広告手段となります。
フリーペーパーはエリア限定の情報を届ける形をとっている場合が多く、一定数のファン(読者)がいるので飲食店がテイクアウトを宣伝する効果が期待できます。
もしもあなたが経営する飲食店があるエリアでフリーペーパーが発行されていたら、内容・発行部数・読者数・読者層などを発行元に相談されてみてはいかがでしょうか。
自治体・商工会
最後に紹介するテイクアウト宣伝方法は自治体や商工会の協力してもらうことです。
コロナ禍のいま、「外出を控えてほしい」「できるだけ飲食店を応援したい」などを理由にテイクアウトの宣伝をサポートしている自治体や商工会もあります。
自分が経営する飲食店があるエリアに限定された施策になりますし、自治体や商工会が後押ししているので低コストで宣伝できる場合が多いので、積極的に調べて活用されていくことをオススメします。
いかがでしたでしょうか。
飲食店のテイクアウトを宣伝する方法で、リアル(オフライン)な施策を紹介しました。
インターネットが普及した今ですが、インターネットでは出会えないお客様を集客できる可能性も高いので、しっかりと対策して集客につなげましょう。
次回の記事では、SNSなどオンラインの施策について紹介しますので、そちらも合わせてご覧ください。
それでは今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。