飲食店に最適なレジは?必須となる機能は?など徹底解説

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アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。

あなたが経営する飲食店ではどのようなレジを使っていますか?

コロナ禍以降、飲食店にもキャッシュレス決済やテイクアウトなど新しいサービスの普及が進みました。
飲食店のレジにも時代に合わせた様々な機能を持ったレジがたくさん存在します。

「レジを新しくしたいけど、たくさん種類があってどれを選べば良いのか分からない…」
「必要な機能はどんなもの?」

などお悩みの飲食店様に向けて、レジを導入する時に参考にしていただけるように「オススメのレジ」「必須となる機能」など、飲食店のレジについて徹底解説します。

※また、飲食店向けのPOSレジを17種類紹介し、比較検討する時に気にしておくべきことなどを以下の記事にまとめておりますので、こちらも併せてご覧ください。
≫飲食店向けPOSレジ17選・比較検討ポイント

 

飲食店レジは5種類に大別

飲食店で運用するレジには様々ものがありますが大きくは以下の5つの種類に大別できます。
本章で順番に紹介いたします。

 


1.キャッシュレジスター

キャッシュレジスターとは旧来からよくあるレジで、機能も電卓・金庫・レシートのみのシンプルなものです。

キャッシュレジスター

 

キャッシュレジスターのメリット

このキャッシュレジスターのメリットは導入コストが安いことです。大体1万円~10万円ほどの金額で購入することができます。
その他には、機能もボタンも必要最低限となっているため操作が非常に簡単。誰もすぐに扱うことができるというメリットもあります。

 

キャッシュレジスターのデメリット

反対にキャッシュレジスターのデメリットは、お会計以外のことはできないので売上管理や在庫管理などはできません。そのため多店舗展開する飲食店や「データをしっかり管理したい」と考える飲食店にとってはデータ統合などを手動で行う必要が出てくるため逆に手間がかかる結果となるでしょう。

その他にも、不正や誤操作を引き起こしやすく『レジ締め』というチェックを手動で行う必要も出てきますので、現場スタッフにとっても手間がかかります。

 


2.ターミナル型POSレジ

ターミナル型POSレジは、先に紹介したキャッシュレジスターに形は似ていますがボタン数や機能が豊富です。
モニターと金庫がセットになった大型機器にバーコードリーダーもセットになっているのが一般的です。
コンビニエンスストアなどで導入されているので、あなたも見たことがあるのではないでしょうか。

飲食店レジ

 

ターミナル型POSレジのメリット

ターミナル型POSレジのメリットは高機能であることです。
伝票毎にバーコードを読み取れば良いのでお会計が早く終わりますし、誤入力などのミスも減ります。
また、売上・在庫・顧客などの情報をリアルタイムで一括管理することができます。

 

ターミナル型POSレジのデメリット

ターミナル型POSレジのデメリットは導入コストが高いことです。大体50万円~100万円ほどの費用が発生するのが一般的です。

その他には、大型機器となるため設置するスペースが必要ということです。
小規模飲食店など店内が狭い場合はで大きなレジスペースを確保しなくてならないターミナル型POSレジは不便でしょう。

 


3.パソコン・タブレット型POSレジ

このPOSレジはパソコンやタブレット端末にレジ機能をインストールして使用するものです。
パソコン・タブレットの他に、金庫・レシート印刷機・バーコードリーダーなどを付属するのが一般的です。

タブレット型POSレジ

 

パソコン・タブレット型POSレジのメリット

パソコン・タブレット型POSレジのメリットは導入コストが安いことです。大体10万円~15万円ほどの費用で導入できます。
そして、キャッシュレジスターよりも高機能であり、ターミナル型POSレジよりも設置スペースをとらないこともメリットです。
飲食店の規模に関わらずオススメできるのが、このパソコン・タブレット型POSレジです。
※詳しくは後述します。

 

パソコン・タブレット型POSレジのデメリット

パソコン・タブレット型POSレジを使用するにはインターネット環境が必要になります。そのためインターネット環境が不安定な場所に設置すると動作できなくなってしまうリスクもあります。
また、金庫・レシート印刷機・バーコードリーダーなどを別途購入しなくてはいけない場合も多いです。
その他には、高機能であるがゆえに操作が複雑になりやすいため、使いこなすまでには慣れが必要になるでしょう。

 


4.セルフレジ

お客様が自分で決済をするレジで、コロナ禍で非接触が推奨されるようになってから普及が一気に進みました。
お客様は伝票に記載されたバーコードをセルフレジに読み取らせ、現金やクレジットカードなどで決済するのが一般的な利用の流れです。

セルフレジ

 

セルフレジのメリット

セルフレジのメリットは非接触で決済ができるためコロナの感染予防対策になることです。
そして、飲食店側はレジ打ち作業の手間を削減できる。お客様側は会計待ちの時間を短縮できる。と双方にメリットがあります。

 

セルフレジのデメリット

セルフレジのデメリットは導入コストが高いことです。現在の相場では100万円~300万円ほどの費用がかかります。小規模飲食店の場合は、補助金などを上手に活用しないとなかなか導入は難しいのではないでしょうか。
また、セルフレジの使い方が分からない・・・というお客様も少なくないので逆にストレスを与えてしまったり、スタッフが使い方をサポートする手間が発生する可能性もあります。

 


5.番外編「券売機」

レジとは少し違いますが、飲食店での会計ツールとして「券売機」というものもあります。
お客様は券売機に表示されたメニューを選び、必要な金額を投入して注文するのが一般的な利用の流れです。

券売機

 

券売機のメリット

券売機のメリットはオーダーやお会計の人件費を削減できることです。
そして、お客様がご自身で注文・決済を行うためオーダーミスや釣銭の渡し間違えも起こりません。
また、券売機には売上を記録できるタイプのあるため、そのような券売機を選べば売上管理も簡単に行えます。

 

券売機のデメリット

一方、券売機のデメリットは導入コストが高いことです。ボタン式券売機かタッチパネル式券売機かによって価格は異なりますが、大体60万円~200万円ほどの費用がかかります。

その他には、スタッフが注文を取りに行くような飲食店の場合はその時にオススメのメニューなどをご紹介できますが、券売機の場合はお客様がご自身で注文・決済を完了させるためスタッフとコミュニケーションが取り辛くなるデメリットがあります。

 

最もオススメなのはパソコン・タブレット型POSレジ

前章では飲食店のレジを5種類紹介いたしました。

その中で私たちが最もオススメするのは『パソコン・タブレット型POSレジ』です。

本章では、その理由を3つ紹介します。

 


導入しやすい

パソコン・タブレット型POSレジは、キャッシュレジスターを除いた他のお会計ツールと比べると導入コストが少なめです。
設置も省スペースなので小規模な飲食店でも導入しやすくなっています。

 


業務の効率化

POSレジを導入することで、伝票に記載されたバーコードを読み取るだけの作業になりますのでお会計業務が効率化されます。
また、売上や在庫の集計もリアルタイムで行われるため『レジ締め』の業務も簡略化されて管理もしやすくなります。

 


経営に活用しやすい

POSレジであれば売上や在庫のデータだけでなく、いつ・どんなお客様が・どんなメニューで・いくら使ったか?という購買データなども蓄積することができます。
そのデータを新しいメニューの開発やキャンペーンの参考にするなど飲食店の経営に活用することができます。

そして、将来的にテイクアウトやデリバリーなど新しいことを始める時にも、パソコン・タブレット型POSレジであれば対応できる可能性も高いです。

 

以上のように、パソコン・タブレット型POSレジは導入しやすく、業務が効率化し、経営にも活用しやすいため最もオススメです。
ということで次章からはパソコン・タブレット型POSレジを飲食店が導入していく上で必須となる機能や、各社がリリースしているパソコン・タブレット型POSレジをご紹介します。

 

飲食店のレジに必須となる機能

POSレジはたくさんの機能があります。
その中でも、飲食店経営をサポートしてくれる必須と言える機能を紹介いたします。

 


分析機能

飲食店がPOSレジを導入することで様々なデータを集まるようになります。
そのデータを分析することで飲食店経営に活用することができます。

例えば、売上データを分析することで「スタッフの人数を強化すべき時間帯はいつなのか?」などが把握できて業務の効率化に繋がったり、「売れ筋のメニュー」を把握することで新メニューの開発や既存メニューの改善などの参考にすることができます。

その他にも、顧客データを分析して「どんな客層がどんなメニューを注文しているのか?」を把握することでターゲットに合った販促プロモーションを実績できるようにもなるでしょう。

飲食店を繁盛させるために人間の感覚(センス)というのも大事ですが、客観性のある分析データも参考にすることで、よりお客様に喜ばれるお店作りができるようになります。

 


クレジットカード決済

POSレジの多くはクレジットカード決済と連携させることができます。

キャッシュレス化が進む昨今、多くの方がクレジットカードを利用するようになりました。

飲食店にとってもクレジットカード決済なら現金を扱わないで済むため会計処理が簡単になるというメリットがあります。

 


キャッシュレス決済

キャッシュレス決済レジ

PayPayなどのキャッシュレス決済はコロナ禍以降一気に普及が進みました。そのためPOSレジでもキャッシュレス決済に対応している機種も増えてきています。

こちらもクレジットカード決済と同じメリットにプラスして、キャッシュレス決済はよく独自のキャンペーンを実施していますのでその期間は利用者が増えます。キャンペーンに上手く乗っかることで来店客数や単価UPに繋げることも可能でしょう。

 


ポイントサービス

飲食店のリピート販促ツールとして無くてはならないのがポイントサービスです。

あなたの飲食店でも、楽天ポイントやTポイントといったものでなく自社のオリジナルのポイントカード(スタンプカード)を発行して再来店のきっかけ作りにしているのではないでしょうか。

可能であれば自社が運営するポイントサービスと連携するPOSレジを導入することをオススメします。


私たちが提供している飲食店会員証アプリ作成サービス『レストラン★スター』にもアプリにポイントを付与する機能があります。
後ほど紹介するPOSレジの中にもレストラン★スターアプリと連携するものがあり、連携させることで業務を効率化させるだけでなく販促効果を大きくUPさせることができます。

レストラン★スターアプリとPOSレジを連携させることで、例えばお客様のお名前・生年月日・大切な方との記念日など詳細な顧客情報を集めることができます。そして、そのお客様それぞれに合わせた内容のクーポンやメッセージを配信して再来店に繋げることもできるようになります。

詳しくはZoomやメールなどでご案内いたしますのでお気軽にお問合せください。

 


レシート印刷機と連携できる機能

レシート印刷ができないPOSレジというのは少ないと思いますが、連携するレシート印刷機が高額なパターンもあります。
POSレジを導入する時はレシート印刷機の有無と、外部連携させる場合のコストを事前にしっかりと調べておくようにしましょう。

 


予約管理システム連携

POSレジであれば便利なのが予約管理システムとの連携機能です。
Web予約システムは営業時間外や忙しい時間帯でも予約を受け付けてくれる非常に優れたツールですので、あなたの飲食店でも導入されているのではないでしょうか。
予約状況もPOSレジで管理できれば便利ですので、外部のWeb予約と連携可能か導入前にチェックしておくと良いでしょう。

 


多店舗データ一括管理

多店舗展開している飲食店では、本部が全店舗の売上などをリアルタイムで一括管理できる環境は必須となるでしょう。

 


オーダーエントリーシステム

オーダーエントリーシステムとPOSレジが連携するとテーブル管理が簡単になります。

スマホで注文

例えば、スタッフがハンディ端末や専用アプリから注文ができれば厨房へ伝票を渡す手間が省けます。

その他にも、テーブルオーダー端末であれば、スタッフがテーブルに注文を取りに行く必要がなくなりフロアスタッフの負担を軽減させることができます。お客様も自分の好きなタイミングで注文できるため「店員を呼び出したのになかなか来ない・・・」などのストレスを無くすことができます。

さらに、専用のスマホアプリをお客様にダウンロードしてもらうことで飲食店側のオーダーエントリーシステムの導入コストをさらに少なくすることもできます。

また、オーダーエントリーシステムを導入することで外国語対応も簡単になりますので「外国人観光客も集客したい!」と考える飲食店にも導入をオススメします。

 


デリバリー・テイクアウト対応

コロナ禍以降テイクアウトやデリバリーを始めた飲食店は非常に増えましたので、こちらに対応しているPOSレジも増えてきています。
軽減税率に対応していることはもちろん、テイクアウトやデリバリーの注文が入ったらPOSレジと連携して売上を反映してくれる機能があるため売上金を別途入力する手間が省けます。

 


いかがでしたでしょうか?

飲食店のレジは、低コスト・省スペースで導入しやすく、機能が豊富なため業務が効率化して、集めたデータを経営にも活用しやすいパソコン・タブレット型POSレジが最もオススメです。

POSレジを導入する前には、あなたの経営する飲食店のサービス内容や規模に合った機能を持ったものを調べるようにしましょう。

それでは、この記事は以上となります。
続きとして以下の記事では現在たくさんリリースされている飲食店向けのPOSレジについて紹介し、選ぶ時のポイントもお伝えいたしますので、併せてご覧ください。

飲食店向けPOSレジ17選・比較検討ポイント

この記事の内容があなたの飲食店経営のヒントに少しでもしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。