飲食店集客にお客様の声を活かすには?

今回は飲食店のキャッチコピー作りのお話です。

コピーを作る上で意識したいのが

<わたくしごと>

<強い言葉を使う>

という2つです。

強い言葉を使うコツというのは

・数字
・ベネフィット
・ギャップ
・お客様の声

などを使うことで、その中から今回は「お客様の声」を活用する具体策を紹介します。

 

 

お客様の声はそのまま書く!

まず結論から言いますと、お客様の声はそのまま書くだけで十分強い文章になります。

ここで言うお客様の声とは・・・

「他のお店がある中で当店を選んだ決め手は?」

「実際に来店した感想は?」

を指します。

これらをお客様に聞き取り、そのままの文章をキャッチコピーにしましょう。

キャッチコピーの読み手は、自分と同じ立場の人の意見なので、自然と【わたくしごと】になり耳を傾けやすくなります。

 

 

間違ったアンケート方法

ではお客様の声をたくさん聞き取るための方法としてアンケート調査というのがあります。

あなたのお店でもやってますか?

実は飲食店集客に役立つアンケート方法と、あまり役に立たないアンケート方法があります。

飲食店で活用できる補助金・助成金とは?

飲食店に限らず世の中で行われているアンケートには、何かの質問に対して

「はい」
「いいえ」
「どちらともいえない」

といったような3択式が多いと思いませんか?

 

この理由の多くは以下です。

「大企業はたくさんの人に聞くから集計をしやすくするため」

集計するのもコストがかかるんですよね。
だから集計しやすい3択式にすることが多いんです。

 

ですが、この3択式は「集客のためのキャッチコピー」には、あまり役に立ちません。
その理由は、お客様の声に具体性が少ないからで、簡単に言うと以下のような構図です。

質より量 → 3択式アンケート

量より質 → 自由回答式アンケート

ということで、お客様とコミュニケーションを取る機会の多い飲食店では自由回答式のアンケートを行うことをオススメします。

 

 

これだけは聞きたい!集客に役立つお客様の声3選

Q1「当店を知ったきっかけは?」

Q2「他のお店がある中で当店を選んだ決め手は?」

Q3「実際に来店した感想は?」

この3つが最低限聞いておきたい項目です。

 

自由回答式アンケートなので、選ぶだけで良い3択式と比べてお客様は回答するのが大変です。
できるだけ回答しやすいように質問の順番を時系列にしてあげましょう。

Q1~3の順番を、来店してサービスを受けた後までのお客様の心の動きと同じになっています。

Q1「当店を知ったきっかけは?」→(情報収集)

Q2「他のお店がある中で当店を選んだ決め手は?」→(実行)

Q3「実際に来店した感想は?」→(実行後評価)

こうすることでお客様はスラスラと回答できるようになります。

 

 

アンケートの価値

コストや手間をかけても集める価値がアンケートにはあります。
その理由をご説明します。

Q1「当店を知ったきっかけは?」→集客に力を入れるべき媒体(リアル?ウェブ?雑誌?など)が分かる

Q2「他のお店がある中で当店を選んだ決め手は?」→ライバルと差をつけるポイントが分かる

Q3「実際に来店した感想は?」→ベネフィット(サービス後の感動体験)が分かる

 

いかがでしょうか?

集客に役立つ良いことばかり分かりますよね。

今回のキャッチコピーで使うにはQ2かQ3のお客様の声をそのまま書くと効果的になるわけですが、ホットペッパーなどグルメクーポンサイト、タウン誌などライバルと比べられる媒体や、近隣にライバル店が多い場合はチラシや手紙でもQ2を。キャッチコピーをそれ以外の通常はQ3をキャッチコピーとして使う。

という感じであなたの経営する飲食店の状況に応じて使い分けてくださいね。

 


さて、私たちが提供する飲食店オリジナルアプリ作成サービス『レストランスター』にはお客様の声を集めるアンケート機能があります。

質の高いお客様の声を効率よくたくさん集めることを得意としています。

「お客様の声を集客に活用したい!」とお考えであれば、まずは私たちにご相談ください。

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。