飲食店のクーポン発行はアプリが最も効果的

飲食店の方は、集客に為に日々様々な努力をされていることと思います。
その中でも、比較的すぐに効果が得られて、わかりやすいのがクーポンを利用した集客ではないでしょうか?

確かにクーポンはお客様にとってもお得でわかりやすく、飲食店側も結果がわかりやすいですよね。
ですから集客に悩むとすぐに頼ってしまうのが、クーポンを利用した集客です。

クーポンが悪いというわけではありませんが、長期的に考えた時にクーポンを利用して来店してくれたお客様が、どれくらいリピートしてくれたでしょうか?
実はあまりリピートに繋がったお客様がいないのが現状なのです。

薄々気付いていても目先の集客に為にやめられない!という飲食店の方も多いと思います。

もちろん今回、クーポンをやめろ!というわけではありません。
今よりもっとクーポンを効果的に、かつリピーターに繋げるべく記事を作成しました。

増税の波で厳しくなりうる飲食業界で、今後ぜひ活用していただきたいクーポンの活用方法をまとめましたので参考にしてくださいね!

 


<この記事の目次>
1.飲食店の集客でクーポンって本当に効果あるの?
 1-1.来店のきっかけ作り
 1-2.価格重視のお客様だけが集まる可能性も
2.たくさんの飲食店で行われているクーポンの効果をより発揮させる為には?
 2-1.誰に配布する?
 2-2.いつ配布する?
3.目的を持って配布することが大事
 3-1.新規顧客を獲得したい
 3-2.リピーターに繋げたい
 3-3.最近遠のいているお客様を呼び戻したい
4.現在一番効果的なクーポンの配布方法とは?
 4-1.雑誌媒体?
 4-2.グルメサイトやアプリ?
 4-3.総合的に考えて現在一番良いクーポン配布はダントツ「飲食店アプリ」


 

 

1.飲食店の集客でクーポンって本当に効果あるの?

私たち飲食店や様々な業界で活用されているクーポン。

クーポンは集客の為にとても有効だと信じ切っていませんか?

しかし、一体どれくらい効果があるのでしょうか?

 

飲食店でクーポンを活用した場合の具体的な効果などをご紹介していきます。

 


1-1.来店のきっかけ作り

 

まずは、クーポンを活用することで、来店のきっかけになります。

初めての来店の方も、来店したことのあるお客様でも、「一度行ってみよう!」「お得なら行ってみよう!」こんな気持ちになるはずです。

 

ですからクーポンは来店のきっかけを作る大きな役割を果たします。

 


1-2.価格重視のお客様だけが集まる可能性も

 

しかし、クーポンをきっかけに来店したお客様を見渡してみてください。

また次も来店に繋がりそうでしょうか?

次はクーポンがなくても、自ら来店してくれそうなお客様ですか?

 

この答えにYESとは言えないですよね。

 

飲食店でクーポンを利用してくれるお客様のほとんどは、クーポンに惹かれて来店しています。

お得だから、立地もいいし、ちょうどこの時間に予約できた♪

こんなお客様が多いですよね?

 

もちろんこれは決して悪いことではありませんし、ありがたいことです。

しかし、そういったお客様がまた次に来店してくれるのはいつでしょうか?

 

すぐに来店してくれる可能性もありますが、何年も空くことも、もう二度と来店しないことも考えられますよね。

 

どれが一番可能性として高いですか?

何年か空くか、二度と来店がないかのどちらかではないでしょうか?

 

それはあなたの飲食店が悪いわけではありません。

 

あなたの飲食店と同じような飲食店が、他にも多くあるのです。

 

日本には数えきれない程の飲食店があります。

この中で、あなたの飲食店と同じように、クーポンを活用して集客をしている飲食店はどれくらいあるでしょうか?

 

正直言って半分以上、いえ、3分の2以上が活用していると言っても過言ではないですよね?

それくらい、飲食店のクーポンは普及しており、出来るだけお得に来店しようというお客様も増えましたし、クーポンの配布方法も様々になってきています。

 

そんな中で今までと同じようにクーポンの配布を行っていても、当然効果は見られませんし、今までより効果が薄れてきてもおかしなことではないですよね。

 

 

2.たくさんの飲食店で行われているクーポンの効果をより発揮させる為には?

 

では、飲食店でクーポンを配布する際に、これまで以上に効果を発揮するにはどうしたら良いのでしょうか?

 


2-1.誰に配布する?

まず一番に、飲食店のクーポンを誰に配布するのかが明確になっていないことがほとんどです。

それは受け取る相手がどんなお客様なのかわからないというのがあります。

 

しかし、若いお客様向けのクーポンの内容と、40代以上のサラリーマン向けのクーポン、定年退職した世代向けのクーポン、子供連れに向けたクーポン、これらは一緒でいいわけがありません。

世代も違えば、好みも違います。

同じクーポンに興味を示すとは思えないですよね。

 

また、あなたの飲食店に来店したことのないお客様向けのクーポンと、あなたの飲食店に来店したことのあるお客様向けのクーポン。

これはどうでしょうか?

 

来店したことのないお客様には、飲食店の一番の魅力を伝えたいので、一番のオススメになるものです。

しかし来店したことのあるお客様には、飲食店の奥深い味わいや、一度では味わえない魅力で虜にしたいと思いますよね。

 

こう考えると、本来はお客様によってクーポンの内容を変えて、そのお客様に一番魅力的に感じるような内容にするべきなのです。

 


2-2.いつ配布する?

クーポンの配布時期というのも意外と疎かにされがちです。

というのも、もちろん世間的なイベントごとで、それに合わせたクーポンは行っていると思います。

 

しかし、それが本当にお客様にとって適切な時期なのでしょうか?

 

お客様それぞれで、特別なイベントの時期というのは違うものです。

アンケートや会員登録など、お客様の情報を得られていれば、クーポンの配布時期もお客様に合わせることが可能です。

 

しかしほとんどの場合、飲食店側から一方的に配布するものですから、お客様の情報が反映されていないですよね。

ですからお客様の特別な時期や、クーポンが欲しい時期に配布することが難しいのです。

 

 

3.目的を持って配布することが大事

上記のようにクーポンはお客様に合わせることが大切ですが、きちんと目的を持って行うことも大切です。

そうすることで、どんなお客様に向けて、どんな内容で、クーポンを配布すれば良いのかが見えてくるからです。

 


3-1.新規顧客を獲得したい

 

一番多い理由が、この新規顧客の獲得かもしれません。

 

新規顧客の中にも、まだあなたの飲食店の存在を知らないお客様、存在だけは知っているお客様、気になっているけどまだ来店には至っていないお客様、など分けられます。

 

この中で一番来店の可能性が高いのは、気になっているけど来店には至っていないお客様ですよね。

気になっている飲食店で利用できるクーポンがあれば、行ってみよう!という来店の動機になります。

クーポンはお客様の来店動機になることが可能なのです。

 


3-2.リピーターに繋げたい

 

そしてリピーターに繋げること。

今後も定期的に来店してくれるお客様を作ることは、飲食店にとってとても重要なことですよね。

 

その為にはまず初めての来店から、二回目の来店へ繋げる必要があります。

 

二回目の来店へ繋げる為に、どのようなクーポンを活用しているでしょうか?

初めての来店の際に、次回ご利用可能なクーポンを直接渡すなどが多いと思います。

 

しかし、今後も続けて来店してもらう為には、上記でもあったようにお客様に合わせたクーポンの配布が大切です。

お客様に合わせる為には、お客様の情報をより多く収集する必要があります。

 

アンケートにご記入いただくことも一つの方法ですが、初めての来店で飲食店への感想が書いても、個人情報まで記入してくれるお客様も少ないですよね。

面倒だから記入もしないお客様もいます。

ですから出来るだけお客様が面倒に感じない、負担の少ない方法でお客様の情報を集めることが大切です。

 


3-3.最近遠のいているお客様を呼び戻したい

 

そして、今までよく通ってくれていたお客様が最近来店しなくなった、ということもよくある事です。

そういったお客様を呼び戻す為にクーポンを配布することもありますよね。

 

通ってくれていたお客様ですから、既に情報収集ができているお客様も多いと思います。

しかし情報収集が出来ていないお客様で、飲食店の存在を忘れられてしまっていた場合、まずは思い出してもらわなくてはいけません。

 

お客様の情報がないと、伝えたくてもお客様に届かない場合もあります。

そういった意味でも、お客様の情報収集や、忘れられないようにすることが必要です。

 

 

4.現在一番効果的なクーポンの配布方法とは?

 

では結局現在クーポンの配布方法は、何を活用することが一番効果的なのでしょうか?

 


4-1.雑誌媒体?

グルメ情報誌などの雑誌媒体にクーポンを掲載することもありますよね。

費用はかかりますが、効果も大きいと思います。

 

また、グルメ情報誌などを購入するお客様は、グルメなお客様が多いことも。

ですので、気に入ってもらえれば、誰かに紹介してくれてり、次の来店の可能性もあります。

 

しかしその分、新規開拓が好きというのもあります。

まだ行ったことのない飲食店や、オープン情報などを聞けば、すぐに行動するお客様でもあります。

 

その分新規開拓で忙しいので、気に入ってくれても、次の来店までに間が空いたりと、来店間隔が長いという点もあります。

 


4-2.グルメサイトやアプリ?

 

今やグルメサイトやアプリで飲食店の情報収集をするのが当たり前。

まず調べてから来店するというお客様が多いですよね。

 

ですから、新規顧客の獲得にはとても向いていると言えます。

その分、価格重視のお客様が多かったり、お客様に合わせた内容のクーポン配布は難しいのが欠点です。

 

価格重視のお客様の場合、お得に利用できない場合には、次の来店が見込めないという点があります。

一度はクーポンで来店してくれても、次もまた同じようにクーポンなどでお得になるなら来店する。

こういったお客様が多いですよね。

 

次の来店でお得に利用出来なければ他の飲食店に行けばいいと考えているからです。

飲食店は数えきれない程ありますし、新しいお店もどんどんオープンします。

あなたの飲食店でなくても良いのです。

 

こういったお客様をたくさん掴むよりも、長く来店してくれるお客様を掴んだ方が飲食店にとっては良いことですよね。

 

また、グルメサイトやアプリの場合、ライバルが多いことも欠点と言えます。

ライバルが多い中で、価格競争をしてしまい、安くしないとお客様が来店してくれない・・・ということも生まれてしまいます。

 

ライバルが多い中で埋もれない為に、たくさんの費用をかけて優先的に上位に表示させている飲食店もあるかと思います。

もちろん効果はあるかとは思いますが、費用がかかり続けるという点や、長く来店してくれるお客様がたくさん掴めているかが大切です。

 

そうでなければ、費用をかけた意味がありません。

 


4-3.総合的に考えて現在一番良いクーポン配布はダントツ「飲食店アプリ」

最後に飲食店アプリを活用したクーポンの方法です。

最近では、飲食店が独自のアプリを作成し、集客に活用することが増えています。

 

飲食店アプリがクーポンの活用に良い理由は、まずはお客様の情報を簡単に収集できること。

スマホを利用している方は、ダウンロードも登録も慣れているので、アンケートに記入するよりは手間とは感じません。

スマホによっては自動で入力してくれる機能もあります。

 

ですから飲食店にとって宝となるお客様の情報収集がスマホ一つで簡単に入手できるのです。

 

そしてお客様の情報収集ができるのですから、お客様に合わせたクーポンを配信することが可能となります。

お客様に合わせた内容にすることで、今まで以上に効果的にクーポンを活用することが可能です。

お客様の年齢や性別、好みやライフスタイルに合わせて、お客様が魅力を感じるクーポンを届ければいいのです。

 

飲食店アプリの中が集客に向いている理由の一つに、プッシュ通知という機能があります。

このプッシュ通知という機能は、お客様のスマホに飲食店アプリの更新などをお知らせしてくれる機能です。

 

スマホに通知してくれれば、お客様がアプリを開かなくてもお客様が情報を知ることが可能です。

何よりあなたの飲食店のことを思い出してくれます。

 

プッシュ通知で見た内容が、そのお客様がとても魅力に感じるクーポンであれば、アプリを開いて確認してくれる可能性も高いですし、そこから来店へ繋がる可能性も高いですよね。

 

こういった事から現在飲食店がクーポンの配布を行う場合、飲食店アプリを活用するのが一番効果的と言えます。

 

いかがでしたか?

飲食店では、クーポンを活用した集客は当たり前となっています。

 

しかし新規顧客の獲得はできても、長く来店してくれるリピーターに繋げられていない飲食店も多いようです。

リピーターに繋げる為のクーポンは、お客様に合わせた内容にすることが効果的です。

 

そしてお客様の情報を簡単に収集できて、今一番集客に効果があるのが飲食店アプリの活用です。

飲食店アプリのことについては以下の記事でもご紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね!

>飲食店アプリ活用法についての記事一覧はこちら

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。