飲食店アプリで利益率を大幅にアップさせるには?
この記事では、飲食店の利益率をアップさせるにはどのようにすべきか?そして、販促アプリを活用した具体策をあわせて紹介するものです。
<この記事の目次>
目次
1.飲食店アプリで利益率をアップさせるには?
飲食店の利益とはざっくりいうと「 売上 - コスト = 利益 」で構成されています。つまり、利益をアップさせる!とは「売上を増やす」「コストを減らす」の2つを実行するということです。
そして、売上とはざっくりいうと「 客数 × 単価 = 売上 」で構成されています。つまり、売上をアップさせる!とは「客数を増やす」「単価を上げる」の2つを実行するということです。
この記事では「出来るだけコストをかけずに客数を増やして利益をアップさせる方法」について詳しく解説します。
飲食店に限らず、店舗集客のコストは増大し続けているが現状です…
そんな中、ライバルとなる飲食店に差をつけて低コストで客数を増やして利益をアップさせるにはどうすれば良いのか?
そして、飲食店アプリを活用した具体策もあわせて詳しく解説します。
2.飲食店の利益の大半はリピーターが作っている
あなたは「パレートの法則」とか「80:20の法則」というのマーケティング用語を聞いたことがあるでしょうか?
こちらは飲食店経営に用いると以下です。
「飲食店の全顧客の内、20%が常連客で、残りの80%が浮遊客である。
しかし全利益の内、80%は少数の常連客(顧客構成比20%)が作ってくれており、
残りの20%は多数の浮遊客(顧客構成比80%)が作っている」
という法則です。
もしかしたら、この記事をご覧のあなたは「そんなに差はないだろう…」と思われたかもしれません。
しかし、こちらは決して極端な数字ではありません。
私たちは顧客管理システムを飲食店様に提供し、データ分析のお手伝いを10年以上しておりますが、システム導入前に顧客台帳を拝見すると多くの店舗様がこの法則に当てはまりました。
・新規集客コストが増大し続けている
・現在はネットの普及で情報過多になったため顧客がライバル店に流れてしまい定着しにくい
こうした理由から常連客と浮遊客の利益貢献度の差は開く一方となるため、こうした法則が当てはまるのです。
私たちは利益の大半を作ってくれている常連客を増やすことを研究し、販促を実施してきた数多くの経験があります。
その経験を活かして多くの飲食店様の新規集客後の定着率をアップさせて客数を増やし、利益をアップさせることに成功してきました。
私たちがだけ持つ、そのノウハウを次章から詳しく紹介させていただきます。
3.再来店率をアップする
まず、新規集客後の定着率をアップさせる施策を紹介します。
あなたの飲食店の看板・チラシ・ホームページ・SNSなどを見て来店した顧客に、再来店してもらわないことには、せっかく広告費をかけて集客しても「ザルで水をすくう」ような結果になってしまいます。
そんなもったいな状態にしないためにも再来店の仕組みを作っておいてリピート率をアップさせましょう。
そのために私たちが実施していることは主に以下の3つです。
3-1.ポイントカード(スタンプカード)のサービスを実施する
あなたの飲食店を利用すればするほどお得になるポイントを顧客に差し上げて、「ポイントが貯まるから、あのお店にしよう!」と次回も選んでもらえる仕掛けを作っておきます。
3-2.サンキューメッセージを送る
そして、ご来店の翌日に「昨日はご来店ありがとうございました」のメッセージを送ります。
そのメッセージの中にはあなたの飲食店にしかない独自の売りなどをしっかりと記載しておくようにします。
一回来店しただけの新規客には、あなたの経営する飲食店の魅力が十分に伝わり切らない可能性があります。
そこで、お礼のメッセージと共に「他の飲食店とは、こんな部分が違います。あなたにピッタリのお店として頑張っていきますので、今後もよろしくお願いします」といった内容を送りましょう。
そうすることで、あなたの魅力を伝えると共に、ライバルとなる飲食店との差別化もはかることができます。
3-3.新メニューやキャンペーンの情報などを定期的にメッセージを送る
さらに、定期的にメッセージを送ってコミュニケーションを取ることも大切です。
私たちが独自に行った顧客へのアンケート調査の結果、店舗に来店しなくなる理由は「忘れていた」や「何となく」というものが多数でした。
顧客は特に理由なくお店から離れていくのです。
そのため「忘れられない」ように定期的に「来店する理由」として新メニューやキャンペーン情報などを送ってあげて来店のきっかけを作っていく事が大事になります。
4.来店頻度をアップする
次に、顧客が来店する頻度をアップさせる施策を紹介します。
あなたの経営する飲食店を顧客が利用する頻度が、例えば3ヶ月だった場合、それを2ヵ月に縮めることができれば、客数を大きくアップさせることができます。
(例)あなたの経営する飲食店の顧客が1,000人だった場合
・来店頻度が3ヶ月 → 年間客数4,000人
・来店頻度が2ヵ月 → 年間客数6,000人
新規集客なしで年間2,000人の客数をアップできる
上記は、単純な計算ですが実際に来店頻度をアップさせたことで、利益が大きく増加した飲食店様は多いです。
そのために私たちが行っている施策は One To One のメッセージを顧客に送ることです。
One To One メッセージとは「全ての顧客に同じタイミングで、同じ内容のメッセージを一斉送る」のではなく、その顧客にだけメッセージを送ることです。
「皆様へ」という宛名でメッセージを送るよりも、「〇〇様へ」という宛名でメッセージを送った方が、読み手の心に響きやすく「来店する」という行動をさせやすくなります。
One To One メッセージのやり方について上記では分かりやすいように「お名前」という形で例を挙げましたが、お名前だけでなく「そのお客様だけが持っている情報を盛り込む」のであればどんな形でも構いません。
私たちのオススメの情報は「最終来店日」です。
例えば、あなたの経営する飲食店を利用する顧客の来店頻度の平均が3ヶ月だったとしたら、最終来店日から2ヵ月経過してしまった (2ヵ月以上来店していない)顧客に向けて「以前のご来店から早いもので2ヵ月が経ちましたね」 という内容を盛り込んだメッセージを送ります。
そのメッセージを受け取った顧客は「あぁ!あの時に行ったお店だ!もう2ヵ月前なんだ!」と思い出していただく効果が高まります。
思い出した結果「美味しかった」とか「楽しかった」という素敵な思い出と合間ることで「来店する」という行動をさせやすくなる!というわけです。
5.常連客の離反を防止する
次に、 常連客の離反を防止する施策を紹介します。
前述したように、飲食店の利益のほとんどは少数の常連客が作ってくれています。
一人の常連客が離れていってしまうことで、それを取り戻すためにたくさんの新規客を獲得しなくてならなくなります。
私たちのクライアントである飲食店の顧客台帳データを分析した結果、新規客層と常連客層の利益貢献度は20~30倍の差がある飲食店が多いです。
つまり、常連客は新規客の20~30人分の価値があるということです。
このような重要な顧客を離反させないために私たちがやっている施策を紹介します。
それは、常連客限定の「感謝キャンペーン」を実施することです。
これまでの累計購買金額や来店回数などから上位の常連客層を絞り込み、その顧客だけにキャンペーンのメッセージを送ります。
「あなたは私のお店にとって大切なお客様です。いつもありがとうございます。」という気持ちをメッセージに込めることで、読み手である常連客は「自分は大切に扱われている」と感じます。
実は、常連客の離反理由は「自分が大切に扱われていないと感じた」というものが多いと、私たち独自の顧客アンケート調査から分かっています。
その原因は「顧客の自尊心」と「飲食店のサービス」とのギャップにあります。
飲食店の現場スタッフで「誰が常連なのか?を把握しておき特別扱いをする」ということが出来るのは店長など一部の人だけでしょう。
そのため「私はこんなに通っているので新規と変わらない扱いを受けた…」などをマイナスな気持ちを常連客に持たせてしまうこともあります。
これを回避するためには、本部がしっかりと顧客台帳を作って管理して「常連客を特別扱い」してあげることが大事なるというわけです。
私たちはクライアントである多くの飲食店様で、この『常連客限定の感謝キャンペーン』を実施して、離反してしまった常連客を呼び戻すことに成功しています。
6.飲食店アプリなら実現できる
さて、ここまで様々な施策を紹介しましたが、これを実施するために大事なことは「顧客台帳をしっかり作って活用する」ということです。
私たちが提供する飲食店オリジナルアプリ作成サービス「レストランスター」なら、この記事で紹介したことを手間をかけずに実現することができます。
・顧客台帳の作成
・各種メッセージの作成と配信
・顧客分析をして常連の離反を防止する
など、リピート率アップの施策を、3,000店舗以上の販促サポートをしてきた専任スタッフが代行いたします。
あなたの経営する飲食店の「再来店の仕組みを自動化して利益をアップさせる」ために徹底サポートするアプリ作成サービスは「レストランスター」だけです。
7.飲食店アプリで販促のPDCAサイクルを回す
そして、私たちはリピート率アップの施策を行うだけでなく、その結果を検証して効果を改善させることを得意としています。
つまり、飲食店オリジナルアプリ作成サービス「レストランスター」を導入することで、顧客台帳だけでなく、販促ノウハウという資産を作ることができます。
外食産業の成熟化に伴い「美味しいのが当たり前」とクオリティやサービスの質が均質化してきています。
そんな中、ライバルとなる飲食店には絶対に真似することができない「顧客台帳」と「販促ノウハウ」という最も重要な資産を作りたい!とお考えであれば、まずは私たちにご相談ください。
最も飲食店経営に寄り添ってきたITシステム会社である私たちが具体的な形で提案させていただきます。
ご相談・お見積りは無料ですので、まずはお気軽にお問合せください。
この記事は以上です。最後までお読みいただき誠にありがとうござました。