自社アプリの開発方法は?外注すべき?失敗しないためには?など徹底解説
日本のスマートフォンの所持率は2022年時点で94%にまで達しており、国民にとっての生活必需品になったと言っても過言ではないでしょう。
スマートフォンは顧客との接点になると考え、自社オリジナルのアプリを開発してマーケティングツールとして活用する企業も増えており、飲食店も例外ではありません。
しかし、「自社アプリの開発に興味があるけど何から始めれば良いか分からない・・・」という方も多いのではないでしょうか?
ということで、この記事では自社アプリのメリット・デメリットや開発方法、失敗しないための注意点などを詳しく解説します。
目次
自社アプリとは?
自社アプリとは、iPhoneやAndroidなどにインストールすることができる、自社で開発したアプリケーションのことを指します。
自社アプリが注目される背景
自社アプリが注目されるようになった理由は、スマートフォンの普及率が高くなったことが関係しています。
NTTドコモの調査によると日本国内のスマートフォン普及率は2022年に94%にまで達しているというデータがあります。
また、2022年に発表されたJob総研による調査ではスマートフォンの1日の操作時間は平均で4時間54分というデータもあり、かなりの割合を占めているようです。
例えば何か調べものをするにしても、デスクの上にあるパソコンを操作して検索するのではなく、手元にあるスマートフォンを操作して検索する人が多くなってきています。
そして、スマートフォンを操作する上で必ず必要になるのがアプリです。「スマートフォン利用率UP=アプリ利用率UP」ということですのでスマートフォン(アプリ)が普及すればするほどWebサイト経由のマーケティング手法が弱まってくると予想されています。そのため飲食店などでもリピーター用の情報発信ツールとして自社でアプリを開発して運用するマーケティング戦略が注目されるようになりました。
飲食店が自社アプリを作成する6つのメリット
飲食店が自社アプリを作成することのメリットは以下の6つです。
1.すぐにアクセスできて利便性が向上する
2.情報発信がしやすく訴求力が高い
3.リピート率がUPする
4.新しいことを始めた時にすぐに宣伝できる
5.自社のブランド力がUPする
6.DXを促進できる
それぞれ順番に解説します。
1.すぐにアクセスできて利便性が向上する
飲食店の自社アプリをお客様がインストールすると、スマートフォンのホーム画面にアイコンが設置されます。
お客様はWebサイトをブックマークしてアクセスするよりも、すぐ簡単にアクセスできるようになります。
また、自社アプリにはお店に関わるポイントカードやクーポンなど様々なサービスを利用できる機能があります。
例えば、紙のポイントカードやクーポン券を発行した場合、お客様はそれぞれ別に所持しないといけません。しかし、自社アプリならお客様はお会計の時にスマートフォンのアプリ画面を提示するだけで全てのサービスが利用できます。
以上のように、自社アプリであればお客様はすぐにお店が発信する情報やサービスにアクセスすることができるので利便性が向上するというメリットがあります。
2.情報発信がしやすく訴求力が高い
自社アプリならお店が発信したい情報をPUSH通知でお客様にお知らせすることができます。
例えばセールを行うにしてもホームページに掲載しているだけではセール期間中にお客様がサイトを見てくれる可能性は低いでしょう。たとえお客様がホームページをブックマークしてくれていたとしても定期的にサイトにアクセスしてもらわないとセール情報に気付いてもらえません。その点、自社アプリなら定期的にアプリを起動しなくても新しい情報を得られるようになります。
また、ハガキDMで情報発信する場合と比較しても手間とコストの削減に繋がります。ハガキDMが届いても「読まないで捨ててしまう」という方や「読んだけど忘れてしまう」という方も多いでしょう。一方で自社アプリであれば手元にあるスマートフォンにダイレクトに情報が届きますし、スマートフォンや自社アプリのアイコンに通知マークが付いて目立つようになりますので、訴求力が高いんですね。
ちなみに自社アプリと同じように手元にあるスマートフォンに情報が届くものとしてLINE公式アカウントがありますが、運用コストを比較するとLINE公式アカウントは従量課金制です。そのため友達の数や月間の配信数によってはコストが増大します。そのため定額料金で送り放題の自社アプリの方がコストを大きく削減できる場合も多いです。
※ちなみに公式LINEアカウントと自社アプリの違いについて以下の記事でまとめてあります。もしよろしければこちらも併せてご覧ください。
3.リピート率がUPする
お客様にとって自分の手元にあるスマートフォンに情報が受け取れて、ポイントカードやクーポンなどのサービスを手軽に簡単に利用できるアプリがあれば、リピート率が大きくUPするようになります。
飲食店側はお客様にとって価値のあるサービスであり、使い続けるメリットが提供できるように自社アプリを運営していくことで、お客様の生活の一部として定着させることができるでしょう。
4.新しいことを始めた時にすぐに宣伝できる
自社アプリは、お客様と定期的な繋がりを作ることができるツールです。
そのため、飲食店側が何か新しいことを始めた時にすぐにアプリを通じて宣伝することができます。
例えば、テイクアウトやデリバリー、通信販売、サブスクサービスなどを新しいことを始めた場合に自社アプリ1つで全てサービスを利用できるようにしておき、そのサービスを宣伝することですぐに利用してもらうことができます。
「今すぐ通信販売を始める予定はないが、いずれはやりたい」と考える方でも、自社アプリであれば後から通信販売の機能を追加して既存のアプリ会員に宣伝することができます。
非常に多くのことを実現できる自社アプリを作成することで、様々なビジネスに活用することができます。
5.自社のブランド力がUPする
自社アプリを作成するということは、アプリのデザイン・機能・運用方法などを自由に設計できるという特徴があります。
つまり自分のお店の特色を全面に出して独自性の強いアプリを作ることもできます。そうすることで、自社のブランド性をお客様により認識してもらいやすくなります。
6.DXを促進できる
最後に解説する自社アプリのメリットは『DXを促進できる』ということです。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略称で、簡単にお伝えすると「飲食店のサービスや業務などをデジタル化して、よりよい環境を作る」ことです。
例えば、紙のポイントカードを自社アプリのポイントカードにした場合、お客様は「ポイントカードを忘れた」や「紛失した」というトラブルもなくなり、お財布もかさばらなくなるでしょう。そして飲食店にとっても「どのお客様が、いつ来店して、いくら使ったか?」などの購買データを得ることができるようになります。お客様の購買データを分析すれば、もっと喜んでもらえるようにサービス向上を追求できるようになるでしょう。これがポイントカードのDXです。
販促の他にも、自社アプリにモバイルオーダー機能を持たせることで業務の効率化も図れるなど、自社アプリならDXが一度に実現できます。
「飲食店でDXをするならアプリ!」と言われるくらい、今は役割が大きくなっています。
自社アプリを作成する上での3つの注意点(デメリット)
前章ではメリットを紹介しましたが、自社アプリを作成する際の注意点(デメリット)も把握しておいた方が良いでしょう。
注意点は主に以下の3つです。
1.アプリダウンロードのハードルが高い
2.開発費用が高額になることもある
3.自社アプリ作成後の作業が大変
それぞれ順番に解説します。
1.アプリダウンロードのハードルが高い
当然ですが自社アプリはお客様にダウンロードしてもらって初めて意味を成します。
一般的にLINE公式アカウントの友達追加やインスタグラムのフォローなどに比べて、自社アプリのダウンロードはハードルが高い傾向にあります。
ただ、自社アプリは一度ダウンロードしてもらえれば来店率は他のツールよりも高い傾向にあります。さらに、来店率などの計測も容易ですし、幅広いサービスを提供することが可能となる最も優秀なリピート販促ツールだと言えます。
そのため、お客様がアプリをダウンロードすることにメリットが感じられるようなプロモーション戦略が大事になります。
ちなみに、私たちが開発して運用をサポートしている飲食店でもダウンロード特典を工夫したり、アプリを案内するPOPを何度も改善するなどしてダウンロード率を向上させています。
詳しい事例をご紹介いたしますのでお気軽にお問合せください。もしくは、事例集などの資料をダウンロードしてご覧いただければと思います。
2.開発費用が高額になることもある
次に紹介する自社アプリの作成で注意すべき点は「開発費用が高額になることもある」です。
後ほど詳しく解説いたしますが、自社アプリを完全にオリジナルで作成する『スクラッチ開発』にして外部発注する場合は、数百万円~数千万円の開発費用が発生します。
資金力のある大規模な外食チェーン企業であれば別ですが、中~小規模の飲食店の場合はスクラッチ開発で自社アプリの作成するのは補助金などを活用しない限り「厳しい・・・」と考える経営者さまも少なくないのではないでしょうか。さらに、高額な開発費をかけて作成した自社アプリもリリースした後にバグや不具合が発生した時や新しい機能を追加実装する時などに別途費用が発生します。その他にも自社アプリのユーザーを増やすためのプロモーションなどの費用も発生します。
以上のように、自社アプリを完全にオリジナルで外部発注で作成すると大きな費用がかかるという注意点があります。そのため、最近は開発費を抑えられるツールを活用した自社アプリの作成が人気があります。
ちなみに、私たちが提供するレストラン★スターアプリも飲食店のオリジナルアプリが作成できるサービスとなっておりますので、開発費を抑えつつ独自性のある自社アプリを開発することが可能となっております。詳しい事例をご紹介いたしますのでお気軽にお問合せください。もしくは、事例集などの資料をダウンロードしてご覧いただければと思います。
3.自社アプリ作成後の作業が大変
自社アプリを作成した後は、そのアプリを運用する担当者が必要になります。
社内に担当者をおくのか、外部発注した会社に依頼するのかによって手間とコストは大きく異なります。
社内に担当者をおいて自社アプリを運用する場合は、バグや不具合などのトラブルが発生した時やメンテナンス、その他に新しい機能を追加実装する時などに迅速に対応することが可能です。しかし、担当者にアプリ開発に関わる専門知識が必要になりますので、外部発注した会社に依頼するよりも手間とコストがかかってしまう可能性もあります。
一方で、外部発注した会社に運用を依頼する場合は、その分コストも発生しますが開発した専門家がサポートしていますので迅速に対応してもらえることが多いでしょう。
しかし、アプリ開発会社の中には導入後のサポートを行っていなかったり、サポートの内容が一部的であったりすることがありますので、もしも開発を依頼するのであれば必ず確認しておくようにしましょう。
ちなみに、私たちが提供するレストラン★スターアプリは自社アプリの開発から運用までトータルでサポートしております。ご相談いただければ貴社が自社アプリでやりたいこと・設計・運用・改善まで具体的な提案をさせていただきます。業界で圧倒的なサポート実績を持つ私たちにまずはお気軽にお問合せください。
自社アプリを作るべき飲食店とは
前章まででお伝えしてきたように自社アプリを作成する場合のメリットとデメリットがあります。そのため「どんな飲食店でも自社アプリを作れば良い」というわけではなく、向き・不向きがあります。
自社アプリを作るべき飲食店とは以下のような場合です。
・購入頻度とリピート率が高い場合
・月間の来店客数が多く、月1回以上メッセージを配信したい場合
・複数の店舗を一括管理したい場合
順番に解説いたします。
購入頻度とリピート率が高い場合
自社アプリは訴求力があり来店率も非常に高いため、これを活かすためにもお客様の購入頻度やリピート率が高いサービスを提供している飲食店が向いています。
反対に自社アプリの作成が向いていないのは、冠婚葬祭での利用が中心の飲食店や、観光地にあって来店客のほとんどが観光客である飲食店などの場合です。こうした飲食店のお客様一人の利用頻度は1年~数年に1回程度となってしまいます。その場合は毎週・毎月のようにキャンペーンのメッセージなどが配信されることを「煩わしい・・・」と思われてしまう可能性もあり、アプリをアンインストール(削除)されてしまう原因にもなります。
月間の来店客数が多く、月1回以上メッセージを配信したい場合
自社アプリ以外にも飲食店のリピート対策で人気があるのが公式LINEアカウントです。
しかし、公式LINEアカウントは友達と配信するメッセージの数が増えれば増えるほどコストが増大する従量課金制です。
公式LINEアカウント自体には良いところもたくさんあるのですが、ある一定の部分を超えるとコストと集客力のバランスが悪くなってしまいます。
例えば『友達数が40,000人いて、毎月10日にイベント配信して、月に1回クーポン配信する』など最低月2回で合計80,000通を配信するとします。
この場合、従量課金の金額は130,000円となりますので、結構な金額ですよね。
飲食店は席数に限りがあるビジネスです。配信数が多ければ多いほど、その分売上が比例するのではなく、満席になった時点で売上の上限は決まってしまいます。
そのため、配信費用はどんどん上がるのにも関わらず、売上がある一定の部分で止まってしまう結果になるのがデメリットです。
客数が多い業態(特に個食)はLINEの様に配信従量課金が青天井にあるサービスはオススメしません。
月間の来店客数が多く、月1回以上メッセージを配信したい場合は、定額で会員数も配信数も無制限の自社アプリがオススメです。
※ちなみに公式LINEアカウントと自社アプリの違いについて以下の記事でまとめてあります。もしよろしければこちらも併せてご覧ください。
複数の店舗を一括管理したい場合
自社アプリを作るべき飲食店について最後に紹介するのは「複数の店舗を一括管理したい場合」です。
自社アプリであれば各店舗の会員情報を一元管理することができますし、ユーザーも1つのアプリで各店舗を横断したサービスを受けることができるので双方にメリットがあります。
自社アプリを開発する目的と理由を明確化
自社アプリの開発する前に必ず考えておくべきなのが「目的」です。
開発した自社アプリのマーケティング効果を最大限引き出すためにも、開発前に目的をしっかりと検討しておく必要があります。
目的:自社アプリを通じてどのような素晴らしい未来を得たいか?
理由:なぜ、自社アプリが必要なのか?
以上の2点を念頭に置いて計画を立てておけば、開発過程において方向性がずれて迷走したり、当初の予定とは違う自社アプリができてしまった・・・などのトラブルも防ぐことができます。
そして、自社アプリを開発した後に、最初に計画した目的と理由が達成できているか?を計測できるように「数値化しやすい」自社アプリにしましょう。
例えば、自社アプリを開発する目的と理由が『お客様向け』だった場合は、以下のような数値を自社アプリで計測できるようにすると良いでしょう。
・目的「実店舗への来店者を増やしたい」→アプリ会員の来店数を数値化
・目的「新しいキャンペーンの利用を増やしたい」→クーポンの利用率を数値化
・目的「リピート率を向上させたい」→再来店する確率や頻度を数値化
・目的「お客様にもっと喜んでもらいたい」→アンケートを実施してQSCを数値化
以上のように、目的と理由を明確にした上で、具体策を考えていき必要な機能を実装させていくようなイメージです。
また、目的と理由を達成できる自社アプリにするためにはユーザーであるお客様の目線と実際に運用する現場スタッフの目線を忘れないようにしましょう。
せっかく自社アプリをインストールしてもらったのに使いにくい場合はすぐにアンインストールされて二度と利用してもらえなくなる可能性もあります。そして、現場スタッフが使いにくいと通常業務を優先してしまいお客様に自社アプリのインストールをオススメしなくなってしまう可能性もあります。
せっかく自社アプリを開発したのにサービスが現場に浸透しない・・・ということにならないように注意しましょう。
自社アプリに必要な機能をピックアップする
自社アプリを開発する目的と理由を明確化したら、それを達成するために必要な機能を実装させましょう。
例えば、私たちが提供する飲食店公式アプリ作成サービス『レストラン★スター』には以下の機能を持っています。
お客様向けのアプリ機能
・ポイントカード(スタンプカード)
・メッセージやクーポンのPUSH配信
・アンケート収集とQSC分析
・テイクアウトなどのモバイルオーダー
・通信販売
・投げ銭(チップ)
・サブスクリプション(定額制)サービス
・インターネット予約 etc.
飲食店向けのアプリ機能
・顧客データ管理
・販促データ管理
・SNS連携
・POSレジ連携 etc.
以上のように飲食店経営に必須となる機能を全て備えています。
このような機能の中から、あなたの飲食店で自社アプリを開発する目的と理由を達成することができる機能を前面に押し出すと良いでしょう。その時に、ユーザーであるお客様と現場スタッフの目線を常に意識しておくことが大事になります。
自社アプリを開発する2つの方法
自社アプリを開発する目的と理由を達成するための機能を考えた後は、具体的な開発方法について検討します。
自社アプリを開発する方法は『スクラッチ開発』と『ノーコード開発』の2つがあります。それぞれ順番に解説します。
1.スクラッチ開発
スクラッチ開発とは、ゼロの状態からプログラミングコードを書いてアプリを作っていく開発方法です。スクラッチ開発のメリットとデメリットは以下のようなものがあります。
メリット
・機能やデザインなど開発の自由度が高い
・開発後にユーザーのニーズに合わせた機能改善や拡張がしやすい
デメリット
・ゼロから開発するため6ヶ月~数年単位で開発期間を要するのが一般的
・数千万円以上の開発費用が必要など高額になる場合もある
・プログラミングに詳しい専任スタッフが必要になる
以上のように、自由度が高いため「他社にはない独自性のアプリを作りたい!」という要望があり資金力のある企業に向いているのがスクラッチ開発です。
2.ノーコード開発
ノーコード開発とは、プログラミングコードを書くことがなく、ツールを利用して自社アプリを作成する開発方法です。ノーコード開発のメリットとデメリットは以下のようなものがあります。
メリット
・専門的な開発知識や経験がなくても開発できる
・開発作業の負担を大幅に軽減できるので効率的
・専門性の高い人材を確保するための費用などを抑えられる
デメリット
・実装できる機能やサービスが限定される
・ツールの提供元がサービスを終了した場合、アプリの更新や維持ができなくなる
以上のように、ノーコード開発は多機能なアプリや複雑な動作をするアプリの開発には不向きなものの、「開発の期間やコストを抑えたい」という要望がある企業に向いています。
特に私たちが提供する飲食店公式アプリ作成サービス『レストラン★スター』であれば飲食店アプリに必要な機能は全て実装していますのでオススメです。
自社開発 or 外部発注?それぞれのメリット・デメリット
アプリは自社で開発する方法と、外部の専門会社に発注する方法の2つの選択肢があります。
本章では、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
自社開発するメリット・デメリット
アプリを自社開発するメリットは開発技術を持った人材が社内にいるということですので、必要な機能やこだわりのデザインなどを調整しやすいことです。
そして、開発後もトラブル解消や追加修正などにスピーディーに対応することができます。
一方、デメリットはアプリ開発にはシステムエンジニア・デザイナー・プランナー・ディレクター・マーケティング担当者など様々な人材が必要になりますので、その確保が大変だというのがあります。
外部発注のメリット・デメリット
アプリを外部発注するメリットは、豊富な経験を持つ専門家による開発制度の高さです。
そして、アプリのストアへの登録申請手続きの代行やセキュリティの強化、リリース後の保守、運用サポートなどを提供している会社もありますので安心して使い続けることができるメリットがあります。
外部発注するデメリットは、開発後のコストが増大する可能性があるということです。
一般的に、アプリのバージョンアップや改修、バグの修正など様々な作業がリリース後に発生します。その作業費用が思ったよりも大きくなってしまう可能性もありますので、事前に確認しておくことをオススメします。
飲食店なら外部発注がオススメ
自社アプリは開発できる人材が社内にいるため何事にも柔軟でスピーディーな対応がとれるメリットがありますが、飲食店ではアプリ開発の専門チームを作るのはなかなか大変でしょう。
そう考えると外部発注の費用はかかってしまいますが「諸々を専門家に頼むことができる外部発注の方が飲食店には向いている」と言えます。
アプリ開発の外注先やツールを選定時の3つのポイント
自社アプリの開発を依頼する外注先やツールの選定ポイントは以下の3つとなります。
1.目的と理由を達成できそうか
まず一番大事になるのが、自社アプリを開発する目的と理由を達成できそうなツールであるかどうかです。
・開発したいアプリ機能が搭載できるか?
・マーケティングに役立つ分析機能を有しているか?
・分析はどれくらいのデータが収集できるか?
などを確認するようにしましょう。
2.サポート体制がしっかりしているか
次に大事になるのが、サポート体制がしっかりしているのかどうかです。
・アプリの開発前に具体的な計画を提案してくれるか?
・アプリの開発中の不明点を教えてくれるか?
・アプリの開発後はトラブル時にすぐに対応してくれるか?
など、サポート体制がしっかりしているのか確認をとりましょう。
3.サービスに見合った料金プランか
最後に忘れてはならないのが料金面です。
自社アプリを開発する方法やツールによって料金は様々ですので、サービスに見合った料金プランであるツールを選ぶようにしましょう。
また、サポート内容によって有償・無償が異なる場合も多いので、その点も事前に確認しておくことが大切です。
ただし、料金プランの安さばかりを考えてツールを選んでしまうのでは危険ですのでオススメできません。
システムに詳しくない人からするとアプリ開発の会社やツールはどれも大差がないように思うかもしれませんが実際は違います。
(例)
・開発前でも依頼された内容しか作成しない会社もあれば、クライアントが持つ要望やお悩みをしっかりと理解した上で具体的な提案をする会社もあります。
・開発後でも「アプリを開発しましたので、あとはご自由にお使いください」という会社もあれば、「アプリの効果をUPするお手伝いをします」というサポート体制が厚い会社もあります。
・セキュリティが強そうな会社とそうでない会社もあります。
・開発費は安いが保守や運用サポートの料金が高い場合もあります。
以上のように、料金だけを見ないで下調べをすることが重要になります。
実際にアプリ開発会社に見積もりを依頼する時に確認しておくことをオススメします。
分かりやすい判断方法としては、外注先の実績をチェックするのが良いでしょう。アプリの開発会社には得意とする分野がありますので、期待通りの成果を得るためにも、自社の業界にマッチする会社を選ぶようにします。
例えば飲食店のアプリを開発するのであれば飲食店に特化したサービスを提供している会社を選ぶようにしてください。
飲食店のアプリ開発や運用サポートの実績が豊富な会社であれば、あなたが自社アプリを通じて実現したいことのイメージが伝わりやすく、結果的に時間と費用を有効に活用することができるようになるでしょう。
ちなみに私たちが提供する『レストラン★スター』は、ツールを使って自社アプリを開発するサービスです。
飲食店に特化したアプリを開発して、その後にもアプリ会員の増加や販促代行サポートなど運用支援も行っております。
導入実績は3,000店以上、導入後の継続率も99.2%を維持しておりクライアントである飲食店様にも高く評価していただいております。
もしも貴社からご相談いただければ、豊富なアプリ開発と運用サポートの実績に基づいて具体策をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ「飲食店が自社アプリを開発するなら専門企業への外部発注がオススメ」
自社アプリの開発について最後にまとめます。
自社アプリによる販促は『DXを促進できる』というメリットがあるため、飲食店を含めて多くの企業が注目するようになってきています。
開発方法にはスクラッチ開発とノーコード開発の2つの方法がありますが、基本的には開発費用の削減が期待できるノーコード開発が良いでしょう。
また、開発を自社で行うか外部発注するかの2つの選択肢がありますが、経験豊富で諸々を専門家に頼むことができる外部発注にした方が、結果的に手間も費用も少なくなります。
ということで、飲食店が自社アプリを開発するのであれば目的と理由を明確にした上で、ノーコードでの開発を外部発注することをオススメします。
ただし、自社アプリにはダウンロードしてもらうハードルが高い・開発費用が高額になる可能性もある・リリース後の運用が大変・・・といったデメリットもあります。
このようなデメリットを解消できるようなアプリ開発会社を選ぶようにしましょう。
アプリ開発会社を選ぶポイントは「飲食店への実績が豊富にあるか?」と「開発中だけでなくリリース後にもしっかりとサポートしてもらえるか?」という2点が重要です。
レストランスターを運営する私たちアクティブ・メディア株式会社は、ノーコード開発に対応した自社アプリ作成サービスを提供しています。
様々な業種に対応したアプリではなく飲食店に完全特化したアプリを開発し、リリース後にもダウンロード数の増加・販促代行・効果分析レポートなどの運用支援も行って二人三脚の形でサポートしております。
運用支援まで行っているアプリ開発会社は私たちだけであることもあり、圧倒的な実績数と豊富な独自ノウハウを持っています。
自社アプリの開発をご検討されている飲食店さまは、ぜひ私たちにご相談ください。実際の飲食店アプリの事例を交えて具体的なご提案をさせていただきます。
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また「飲食店の自社アプリの事例が知りたい!」という方は、導入インタビュー&事例集を公開しております。以下からお気軽にダウンロードしてご覧ください。
必要事項をご記入ください。
すぐに下記の詳細資料がダウンロードできます。
プライバシーポリシーをご確認、ご同意の上、「同意して送信」ボタンを押してください。
※アクティブ・メディア株式会社から最新のお知らせなどお送りすることがあります。
システム概要の資料:飲食店公式アプリ作成サービス
レストラン★スター
ダウンロード
- 内容
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- サービス概要
- 機能①会員証をDX
- 機能②ポイントカードをDX
- 機能③リピート販促をDX
- 機能④顧客管理をDX
- 機能⑤アンケートをDX
- 効果を最大化する3つのサポート
- 運営会社(導入・開発の実績) etc.
販促事例の資料:アプリのQSCアンケートを活用した販促
ダウンロード
- 内容
-
- QSCアンケート機能の特徴
- 紙のアンケート・覆面調査との比較
- 成功事例(日本酒原価酒蔵様)
- アンケート機能の活用例
- クーポン機能・分析データの活用例 etc.
アプリ導入インタビュー・事例集
ダウンロード
- 内容
-
- FTG Company様
- ステーキのあさくま様
- 0秒レモンサワーⓇときわ亭様
- クリエイティブプレイス様
- スター食堂 様
- 金剛園 様 etc.
それではこの記事は以上です。
あなたの飲食店経営のヒントに少しでもしていただける部分があれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。