飲食店アプリ作成前に検討必須な5つのコト

数ある集客方法の中でも、最近注目されている飲食店アプリを使った方法。

ご存知の方も多いと思いますが、難しそうという理由や、アプリ作成の会社もどこを選んだら良いのかわからない、活かせるのかわからないという飲食店の方の声も聞きます。

 

しかし、集客に効果がある!として注目されており、集客に悩みを持つ飲食店の方はとても気になりますよね。

 

ですから今回は、飲食店アプリを作成する前に検討すべき事を取り上げます。

現在検討中の飲食店の方も、気になっている方も是非参考にしてみてください!

 

また、飲食店アプリを作成したけど、まだまだ集客に効果がない・・・という飲食店の方もまだ間に合います!

活用方法や運用方法まで、ご紹介しておりますので、是非役立ててください!

 


<この記事の目次>
1.飲食店アプリ作成の目的は?
 1-1.自社ブランディング
 1-2.再来店の仕組み作り
2.飲食店アプリを作成するには?
 2-1.イチから作成する(フルスクラッチ)
 2-2.パッケージから作成する
3.飲食店アプリの活用方法は?
 3-1.ユーザーとのコミュニケーション
 3-2.ユーザーへのセールス
 3-3.ユーザーの利便性
4.飲食店アプリの運用方法は?
 4-1.顧客データの収集
 4-2.購買データの収集
 4-3.顧客データの分析
5.飲食店アプリをどう広めるの?
 5-1.来店時に宣伝
 5-2.広告
 5-3.ダウンロード特典
6.飲食店アプリの作成なら運用サポートの専門家にご相談ください


 

 

1.飲食店アプリ作成の目的は?

 

ではまず、最近の集客方法の中で、アプリ作成することが注目されているのは、どのような理由からでしょうか?

 

情報収集の方法としてネットが主流となっている現在では、ネットでの集客にも様々な方法があります。

その中でも取り入れやすく、集客に繋がりやすいとして、情報ポータルサイトへの登録は、飲食店経営者の誰もが一番に頭に浮かぶものだと思います。

 

もちろんそこから大きな集客に繋がることもあると思います。

しかし最近では、競合店が多く、注目されるには費用がかかる・・・という点がネックになっていました。

また、ポータルサイトからの予約の場合、手数料が発生することも。

 

こういった流れの中で自店のHPを作成し、予約システムを導入したり、ブログ配信でリピーターに繋げるなど、様々な工夫をされていると思います。

 

しかしそれも、ネットの検索結果上位になかなか上がらず、HP自体のアクセスが少ない・・・などの悩みも尽きません。

 

ネットを利用した集客の方法で、最近なかなか効果が表れてこないという飲食店の方も多いのではないでしょうか?

 

そんな中で現在注目されているのが、飲食店アプリの作成です。

飲食店アプリの作成が注目されている具体的な理由を以下でご紹介します。

 


1-1.自社ブランディング

まずはブランディングです。

ポータルアプリの中に入っているのではなく、飲食店独自のアプリですから、飲食店の色見や強味を出すことが出来ます。

そうすることで、お客様にこの飲食店はこんなお店なんだ!これがおいしいお店なんだ!と認識してもらうことが可能です。

 

この認識というのは、とても大切なもので、お客様が「今日は〇〇が食べたい!」と思った時に、無意識に「あのお店の〇〇が食べたい!」と繋げることができます。

また、「今度の女子会ではこういう雰囲気のお店に行きたいな」という場合でも、その雰囲気にマッチした飲食店が浮かんできます。

 

そういった、お客様に無意識に思い出してもらえる飲食店というのが、ブランディング力の高い飲食店と言えます。

 

ブランディング力の高い飲食店は、他の飲食店とは違う飲食店でもあります。

ですから、ブランディングの向上を図ることは、他店との差別化に繋がり、他にはない飲食店と認識してもらえます。

 

ポータルサイトでは、同じデザインの中で決まった枚数の写真しか投稿できない・・・などもありますが、アプリであれば飲食店の色見に合わせたデザインで作成することもできます。

どんな飲食店なのか、どんな体験ができるのか、アプリで飲食店独自の良さを伝えることが可能なのです。

 


1-2.再来店の仕組み作り

 

飲食店のアプリで最も強いのは、再来店に繋げる仕組みがアプリの中で作れることです。

アプリはお客様のスマホの中に入っていますから、お客様に直接再来店を促すことが可能なのです。

 

再来店の内容はクーポンや来店スタンプ、イベントや限定メニューなどの情報を配信したりなど、今までポータルサイトや紙媒体、カード発行などで行ってきた内容を、すべてをアプリに集約して行うことが出来ます。

 

アプリにはプッシュ通知という機能もあるので、お客様がアプリを開かなくても、情報をお知らせしてもらえますので、定期的に来店するきっかけ作りも可能と言えます。

 

 

2.飲食店アプリを作成する方法は?

では飲食店アプリを作成する方法はどのような方法があるのでしょうか?

アプリを作成すると聞くと、とても難しそうに感じてしまいますが、アプリを作成してくれる会社があります。

 

その中でもいくつかの方法がありますので、ご紹介していきます。

 


2-1.イチから作成する(フルスクラッチ)

 

費用はかさみますが、ブランディングに強いのがイチから作成するフルスクラッチという方法です。

デザインやコンテンツ内容などをすべて好きなように作成することが可能です。

いわゆるオーダーメイドです。

 

オリジナルのこんな機能がほしい!であったり、飲食店の色見を出せるデザインにしたい!などを叶えることができます。

 

しかしその分、費用がかかるのも事実です。

イチから作成しますから、作成だけでも最低500万円から、1000万円以上かかることもあります。

費用は作成する時だけでなく、アップデートなどの際にも必要です。

 

また、作成期間が長いこともフルスクラッチのデメリットでもあります。

6ヶ月から1年以上かかることも。

 

ただ、その分ブランディングの向上には適しており、他店との差別化を図れます。

 


2-2.パッケージから作成する

 

中小規模の飲食店で最も取り入れやすいのが、パッケージから作成する方法です。

クラウド型と言われています。

フルスクラッチと違い、イチからではなく、用意されているもの中から選んでいきます。

 

もちろんフルスクラッチよりも、デザインなどのオリジナリティには欠けてしまいますが、費用もぐっと抑えることが可能です。

また、既にアプリの基本が出来ている為、作成期間も短くて済みます。

 

 

3.飲食店アプリの活用方法は?

 

では飲食店アプリを作成してから、どのように活用していけば良いのでしょうか?

いくつかの活用方法をご紹介します。

 


3-1.ユーザーとのコミュニケーション

お客様に一度インストールしてもらったら終わりではなく、コミュニケーションを取ることが大切です。

定期的にメッセージ配信を行ったり、アンケートに答えてもらったりなど、アプリ内でコミュニケーションを取ることで、お客様に飲食店アプリを忘れられてしまわないようにしましょう。

忘れられてしまうと、再来店はおろか、アプリ自体を消去されてしまう可能性もあります。

 

SNSでコミュニケーションを取るような形で、定期的にコミュニケーションを取ることができれば、たとえ忘れられてもメッセージで思い出して来店してもらえる可能性もあります。

 

また、アプリにはプッシュ通知という機能があります。

ここが今までの集客方法との大きな違いで、メールやSNSでは開かないと見てもらえませんが、プッシュ通知はアプリを開かなくても見てもらうことが出来ます。

これは是非活用したい機能です。

 


3-2.ユーザーへのセールス

 

また、アプリを作成しても集客に繋がらなければ意味がありませんから、来店を促す動きも重要です。

内容として今までポータルサイトで行ってきた、クーポンやイベントなどで構いません。

 

飲食店アプリ限定のクーポンやイベントなどがあれば、お客様に飲食店アプリをインストールする意味も生まれます。

 

また、お客様を差別化してクーポンの内容を変えるなどの動きも、最近の飲食店業界では目立ちます。

何回以上来店や、何ポイント以上のお客様は、いつでもドリンク無料であったり、特別なイベントが用意されていたり、など。

逆に初めての来店の方に配信するクーポンも、再来店に繋がりやすくする内容にするなど、お客様によってセールス方法を変えるのもひとつの手です。

 


3-3.ユーザーの利便性

お客様にとってアプリの使い勝手が良くないと、アプリじゃなくてもいいや・・・となってしまいます。

HPではなく、スマホアプリだからこそ、利便性の良い機能が充実している必要があります。

 

例えばアプリから予約ができたり、混雑状況を確認できるのは、お客様にとっても利便性が良いと感じますよね。

また、位置情報で地図が見れたり、グループ店の情報も見れれば、近くにあるから行ってみよう!となることもあります。

 

 

4.飲食店アプリの運用方法は?

 

アプリを効果的に活用していく為には、上記以外に運用方法にも注目すべきです。

 


4-1.顧客データの収集

まずは顧客データの収集を行い、しっかり管理しましょう。

せっかくアプリをインストールしてもらえたら、そのお客様をリピーターに繋げる為に情報収集することは大切です。

どんなお客様なのかわかっていたら、好みに合いそうなメニューやイベントが行えますよね。

 

まずは、どんな顧客情報が欲しいのかをあらかじめ決めておくと良いです。

そうすればアプリをインストールした際に、簡単な質問を設けておくなどの準備ができます。

 

名前、住所、年齢、職業、電話番号、などの情報から、来店したきっかけやアンケートまで。

飲食店で記入してもらっていたことを、アプリ内で入力が出来ればお客様も楽ですし、飲食店側も管理しやすいです。

 


4-2.購買データの収集

 

そして顧客情報だけでなく、購買データも大切な情報です。

 

どんなお客様が、いつ来店してくれて、いくら使ったのか?

また、どんな時にどういうお客様が来てくれることが多いのか?

などを知ることが可能になります。

 

これらも上記のように飲食店で記入してもらっていたアンケートのような内容であったり、ポータルサイトやHPで入力していたような情報をアプリで入力し管理できます。

 


4-3.顧客データの分析

上記の情報を集めることが出来たら、その情報を分析していくことが大切です。

やみくもにアプリ内でクーポンやイベント情報を配信していても、アプリの効果がどれくらいあったのかがわからなければ、次に生かすことが出来ません。

 

また、どのようなお客様の来店が多いのか?

男女比や年齢の割合と、時間帯や時期などを合わせて分析することで、その客層に合わせた内容のメニューやイベントを行うことも可能です。

実際に来店の多い客層向けに行えば、必ず効果は出ますよね。

 

何も情報がないまま行うのと、分析して行うのとでは、結果も変わってくるはずです。

このように飲食店アプリは情報収集と分析を行い、改善していくことが大切です。

 

 

5.飲食店アプリをどう広めるか?

 

ではいざ飲食店アプリの完成!となった場合、飲食店アプリをどうやってお客様に広めていくか?

ここも重要です。

お客様がインストールしてくれなければ、何の意味もありませんもんね。

ここから、いくつかの方法をご紹介します。

 


5-1.来店時に宣伝

一番手っ取り早いのは、来店してくれたお客様に宣伝することです。

来店してくれたお客様ですから、あなたの飲食店に興味を持ってくれていたり、通ってくれているお客様の可能性が高いですよね。

ですからアプリもすぐにインストールしてくれるでしょう。

 

まずは、あなたの飲食店を知っているお客様から広めていくというのは、一番広めやすい方法と言えます。

 


5-2.広告

 

次に、費用がかかりますが、大きな効果が期待できるのが広告です。

あなたの飲食店をまだ知らないお客様にも、あなたの飲食店を知ってもらえるチャンスでもあります。

 

ネットの広告の場合は、最近主流となってきているSNSの広告。

SNSの広告は地域や年代などに合わせて広告を出すことができるものもあり、非常に効果的と言えます。

SNSにはそれぞれに特徴がありますから、その特徴をうまく生かすことができれば、たくさんのお客様にアプリをインストールしてもらえるきっかけとなります。

 

また、飲食店アプリを作成したら、アプリをインストールする為のQRコードも作成し、今後の紙媒体などの広告にはQRコードを載せるというのも一つの手です。

HPのアドレスでは覚えられませんし、「〇〇で検索」というのも忘れてしまうかもしれません。

 

しかしアプリのQRコードであれば、その場ですぐにインストールしてもらえます。

 


5-3.ダウンロード特典

あなたの飲食店をあまり知らない、初めて来店した、というお客様にアプリをインストールしてもらう為には、何かメリットがないと難しいです。

面倒だし、気に入るかわからないし・・・というのがお客様の本音です。

 

ですから、アプリをインストールすることで、お客様に何かしらメリットを感じてもらえる必要があります。

一番わかりやすいのが、ダウンロード特典です。

 

ダウンロードすることで、ドリンク一杯無料、デザートサービス、次回来店時に〇%OFFといった、お得に感じるものがお客様もメリットを感じやすいです。

ですから最初は、そういった特典をつけて、まずはアプリをインストールしてもらう必要があります。

 

 

6.飲食店アプリ作成なら運用サポートの専門家にご相談ください

 

飲食店アプリは制作会社もたくさんあり、費用や機能もそれぞれです。

アプリをリリースするだけでなく、それを定期的に更新していく必要もあります。

 

また、せっかく飲食店アプリを作成しても、お客様にインストールしてもらえなければ意味がありません。

そしてしっかりとデータ収集を行い、分析して活用していくこともとても大切です。

ただ、こういった事ができず、飲食店アプリを作成しても、集客の効果が得られなかった・・・となってしまう飲食店もあります。

これでは作成費用の無駄です。

 

飲食店アプリの作成は無料では出来ないので、上記のような事がきちんと行えるか?が大切です。

このように書くと、とても手が出しづらいと感じるかもしれません。

しかし、これらのことがきちんと行えれば、大きな効果をもたらしてくれるものでもあります。

 

それくらい今はアプリでの集客が注目されており、リピーターに繋がりやすいということです!

 

専門的なことはわからない・・・というのが本音だと思いますので、最初はきちんと知識を持った専門家に相談するのが一番と言えます。

 

当社では、飲食店アプリの作成する為の運用サポートを行っています。

専門的な知識であなたの飲食店にあった、飲食店アプリの作成をご提案します。

 

いつでもご相談ください。

 

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。