【ラムちゃん成功事例】
アプリ乗り換えで1か月1万DL&現場改善を達成!その秘訣を公開

本記事では、株式会社一家ダイニングプロジェクトが運営する「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」の公式アプリ導入事例をご紹介します。
旧アプリから新たに私たちが提供するアプリサービス「リピつく(レストラン★スター)」に切り替えた経緯や、導入後の成果を担当者インタビューとともにお届けします。
ラムちゃん公式アプリは「ダウンロード特典なし・入会金200円」という条件下で、1か月で1万DLと月間150件の顧客アンケート獲得を実現!こちらをどうやって達成したのか?その成功の裏側と導入の決め手を公開。飲食店経営者や店舗集客を強化したい方にとって必見の内容です。

※ちなみに同社の別業態である「博多劇場」様の導入インタビューもありますので、こちらも併せてご覧ください。

【博多劇場 成功事例】アプリ乗り換えで顧客管理を刷新!現場改善が進んだ理由

ラムちゃん公式アプリを開発したサービスについて

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まずは、株式会社一家ダイニングプロジェクト様がラムちゃん公式アプリとしてご利用中の「リピつく」というサービスについて簡単にご説明します。
「リピつく」とは飲食店の公式アプリを開発して運用支援までを行うサービスです。
このサービスでは、アプリ開発を私たちアクティブ・メディア株式会社が担当し、アプリ運営サポートを株式会社ビリオンフーズが担う、二社共同のサービスです。なお、「リピつく」アプリはレストラン★スターの仕組みを基盤としています。

※リピつくのサービスサイトはこちら

※「リピつく」を展開する株式会社ビリオンフーズと「レストラン★スター」を運営する私たちアクティブ・メディア株式会社は、パートナーシップを結んでいます。

※以下、リピつく(レストラン★スター)は当社アプリと記載します。

 

ラムちゃん公式アプリ導入経緯

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2024年1月より、「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」全12店舗で当社アプリの運用を開始しました。
従来は他社(Y社)制作の「博多劇場」アプリ内で「ラムちゃん」ブランドも運営していましたが、以下の課題がありました。

・個別顧客の来店頻度が把握できない
・休眠顧客へのアプローチが困難
・入会金オペレーションに対応したシステム開発が必要

こうした課題を解決するため、「ラムちゃん」を単独ブランドアプリにすることに決定。当社のアプリ開発・運営サービスで新たに構築しました。

新アプリには以下の機能を備え、リピート集客の最大化と運営効率の向上を目指しています。

・来店客への自動リピート促進
・アンケートや再来店データの自動取得・分析
・ロイヤリティプログラムの提供

これらの目標を達成するため日々の運用も支援させていただき、次章で紹介するような成功事例が生まれました。

 

成功事例|1ヵ月で1万DL & アンケート大量獲得

ラムちゃん公式アプリを導入してから約1か月で、全12店舗合計10,000件のダウンロードを達成
「アプリのダウンロード特典なしで入会金として200円をいただく」という条件下でも、会計時のスタッフによる案内を徹底し、スムーズな会員獲得に成功しました。

さらに、来店後には自動でアンケートを配信し、1店舗あたり月最大150件の回答を獲得。
これにより、従来は拾い上げられなかった顧客の声を日々収集し、店舗改善に活用できる体制が整いました。

今後はアプリを通じた顧客との接点をさらに拡大していく方針です。
私たちアクティブメディアはシステム開発を、パートナー企業であるビリオンフーズでは、取得データの分析や販促施策の提案など、引き続き運用面のサポートを行ってまいります。

 

「ラムちゃん」ご担当者様へのインタビュー

アプリを乗り換え導入してどのような点が改善されたか?や前章で紹介した成功事例はどのようにして生まれたのか?など、「ラムちゃん」公式アプリのご担当者様である株式会社一家ダイニングプロジェクトの河島様にインタビューさせていただきました。


導入前の悩みは顧客データが取得できず、一方通行のアプローチしかできなかったこと

【Q1】
本日はよろしくお願いします。今回は、当社アプリを導入いただく前の課題や、実際に使ってみての感想、アンケートデータの活用についてお聞きします。
まず最初の質問ですが、当社アプリ導入前に課題や悩み、不便に感じていた点はありましたか?

【A】
導入前から別の会社のアプリを使っていましたが、その旧アプリでは顧客データを持つことができませんでした。多くの会員様がいるにもかかわらず、そのお客様へのアプローチは一方通行で、全く活用しきれない状態でした。

今の新アプリの場合、1人ひとりにアカウントIDが発行されていて、顧客データを持つことができます。そのデータを分析し、特定のお客様に対してプッシュ通知を送るなど、セグメント配信ができるのは大きな強みで、とても助かっています。


導入の決め手は顧客IDによる分析機能と特典付きアンケート配信

【Q2】
当社アプリを選んだ決め手は、やはり顧客情報や分析機能でしょうか?

【A】
そうですね、今の新アプリを導入した決め手となったポイントは『お客様ごとにIDがあり、分析ができること』です。そのお客様に合った情報提供やプッシュ通知ができるのは魅力です。

もう一つは『アンケート機能』です。これまでお客様の声を拾う方法は、外部調査を依頼するか、店頭で「どうでした?」と直接聞くくらいしかありませんでした。
アプリ会員に特典を付けて「よければアンケートに答えてください」と配信でき、その結果が数値として出てくる。これは非常に便利で、今も活用しています。


アンケート結果を活用し、現場改善と施策効果の分析が可能に

【Q3】
導入後、特に役立っている機能は顧客情報やアンケート機能ですか?

【A】
はい、一番最初に効果を実感したのはアンケート機能です。どの項目にどのような回答が集まっているのかを把握でき、現場にフィードバックして改善につなげています。

業態としても、どこが伸びていて、どこが伸びていないのか、どの取り組みに反応が出ているのかが分かるので、とても助かっています。


スタッフは提案しやすくなり、お客様からは「使いやすくなった」と高評価

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【Q4】
スタッフやお客様の反応はどうでしたか?

【A】
スタッフは「ラムちゃんの単独アプリになって情報が特化され、おすすめしやすくなった」と話しています。店長など責任者からは「これまで拾いきれなかった部分のデータを取得できるようになり、分析がしやすくなった」という声があります。

お客様は、0から新しく入れたのではなく、元々あったものをブラッシュアップして内容を変えた形なので、「ラムちゃんのアプリ独立したんだ」という反応が多かったですね。
以前は博多劇場とラムちゃんが共通アプリでその共通特典がなくなったため、その点についてはネガティブな意見も一部ありました。
ただ、全体としては「前より使いやすくなった」という評価です。「使いづらい」「分からない」といった声は乗り換えてからはほぼなくなりました。


アンケートから得た気づきで、食べ放題のオペレーションを改善

【Q5】
アンケートや顧客情報から得たデータを、店舗運営や業態全体の意思決定に活かした事例はありますか?

【A】
もちろんあります。我々の業態は利用動機が多様で、お客様が困っていることや、どこを良いと思っているのかが分かるようになりました。

例えば、食べ放題の利用者は最初に大量注文をします。食べ放題は好きなものを自由に頼めるため、それぞれが思い思いのメニューを注文します。すると、入ってくるオーダーがバラバラになり、提供側はとても大変です。特に1組だけならまだしも、同時に複数組が来店すると、何から出していいか分からなくなり、提供が遅れる原因になります。

アンケート結果から、このオペレーションの難しさが明確になりました。そこで、最初のファーストオーダーにこちらからおすすめメニューを組み込み、提供スピードをコントロールすることにしました。具体的にはポップを作り、ルール説明後に「今人気の商品なので、ぜひ最初に注文してみてください」と案内しています。その結果、提供スピードが改善しました。


今後は、アプリ利用を促す新機能としてスタンプラリーやゲーム要素を希望

【Q6】
今後、アプリに期待する機能や改善点はありますか?

【A】
スタンプラリー機能(コレクト機能)が欲しいです。特に当店は入会時に200円をいただいており、これは「買っていただいている」という認識があります。せっかくファンになってくださったお客様に、より楽しんでいただけるツールにしたいです。

また、販促以外でもお客様が自らアプリを開くきっかけが欲しいです。例えばミニゲームなどの暇つぶし機能、遊ぶとポイントがもらえる仕組み、ログインボーナスなどです。飲食店のアプリは、来店時以外は開かれないことが多いですが、来店しない時期でも開いてもらえれば、お店を意識してもらい、来店につながると思います。


LINEより登録ハードルが低く、個人情報の入力も必要最小限で安心

【Q7】
LINEとの違いやアプリの良さは何だと思いますか?

【A】
LINEは個人情報をしっかり持つ必要があり、登録に抵抗を感じる方も多いです。友人や親しい人と使うツールという認識が強く、「LINEで登録してください」というのはハードルが高い。一方、アプリは必要最低限の情報で利用でき、入力するかどうかは個人の判断なので安心感があります。

また、LINEは日常的にやり取りする場に広告が入ることを嫌う方もいますが、アプリはそういった抵抗が少ないですね。


会員獲得率の高さは「200円の入会金」による心理効果が大きい

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【Q8】
ラムちゃんのアプリは会員獲得率が高いですが、その秘訣は?

【A】
はっきり言うと、入会時に200円いただくことが大きいと思います。特典があるのは、また来ると思っているお客様だけに設定しています。先行投資として200円を払っていただくことで、「また来る」という意思表示になります。このやり取りの中で払っていただいた後、「アプリを入れてください」とお願いすれば、その場で登録してもらいやすくなります。

無料の場合は「いつでもできる」と思われ、後回しにされて結局登録しないことが多いです。しかし200円払うと「払ったのだから得をしないと」という心理が働きます。この心理が非常に大きいと感じています。

もともとはアプリではなく、ガラケー時代にスマホの裏に貼る会員シールを200円で販売し、お通し無料やバースデー餃子プレゼントといった特典を付けていました。その仕組みをそのままアプリに移行した形です。


スタッフの勧誘意欲を保つのは「お客様にメリットがある」という信念

【Q9】
アルバイトなど飲食業で働く人たちは、お客様から「いらない」とか「ノー」と言われる経験がほとんどないと思います。でもアプリ登録は、一定数どうしてもダウンロードしない人がいて、断られることも多いですよね。そういう場合、スタッフのモチベーションが下がることはなかったのですか?

【A】
もちろん「いらない」と言われるお客様はいらっしゃいます。ただ、私たちは「お客様にとって良いと思っているから勧めている」という考え方なんです。

これはそもそもの思想の違いだと思います。お客様にメリットがあると信じているから、断られても平気です。ポイントカードの登録なども、正直手間ではありますが、それでも多くの人がやるのは「自分に得がある」と思っているからですよね。それと同じで、当店の場合は200円払えば次回以降得になるとわかっているし、必ず使うと考えているから、ちょっとした手間でも登録してくれるのだと思います。

逆に無料だった場合は、その意思表示がないため「後でいいや」となり、結局やらない人が増えると思います。もちろん無料でも取れる人はいますが、「いつでもできる」と思われるので後回しにされやすいです。その点、200円払うという行為は心理的にも大きな意味があります。


200円シール会員制度を原点に、お通し無料などの特典を継承

【Q10】
アプリ会員の入会金を200円いただいて、お通しを次回から無料にするという仕組みは、どういう判断で導入したのですか?

【A】
もともとアプリではなく、販促用カードの代わりに会員シールを使っていました。ガラケーの時代、スマホの裏にシールを貼ってもらい、それを見せたら会員特典が受けられるという仕組みです。

地元で「これを持っているのは常連」という空気感が生まれて、良い意味で愛されていました。そのシールを200円で販売し、その代わりにお通し無料とバースデー餃子の特典を付けていました。最初は博多劇場が始まりで、この2つの特典だけでやっていました。

この考え方の根底には、「リピートしてくれる人がより来やすくなるようにしたい」という思いがあります。飲食店ではお通しは何もしなくてもかかる費用なので、それを無料にすることはリピーターにとって大きなメリットです。その流れをアプリにも引き継いだ形です。


他社より優れたサポートは、現場経験と改善スピードの速さにあり

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【Q11】
以前ご利用されていた他社アプリサービス(G社・Y社)と比べて、サポート面はいかがでしょうか?

【A】
これは間違いなく御社アプリサービスのほうが優れています。本当にそう思います。理由は2つあります。

まず、同じように飲食業を経験しているスタッフがいること。自分たちも昔アプリを使っていた経験があり、その現場感覚がアプリに反映されています。

もう一つは、開発に関わっている人たちがユーザーの意見を吸い上げてくれ、その対応スピードが非常に早いことです。要望を伝えると、一緒に並走して改善してくれる感覚があります。これは非常に助かっています。


このサービスは普段使いされる業態で多店舗展開を目指す外食企業に最適

【Q12】
このアプリは、何店舗くらいの規模で導入するのが向いていると思いますか?

【A】
1店舗でも導入は可能だと思いますが、どちらかといえば店舗展開を考えている方により向いていると感じます。

なぜなら、たくさんのユーザーにLINEのように広く浸透させていくイメージだからです。業態との相性もあって、特にローエンド〜ミドル価格帯の業態、つまり普段使いされる店とのマッチング性が高いと思います。高級業態だと、ややチープに見える可能性があります。そのため、日常的に利用される業態のほうがより効果を発揮すると思います。


以上、「ラムちゃん」公式アプリを担当されている株式会社一家ダイニングプロジェクトの河島様へのインタビューでした。
ご回答いただき誠にありがとうございました。

「ラムちゃん」公式アプリのデザインやサービス概要は以下のページで紹介しておりますので、もしよろしければご覧ください。

大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん(一家ダイニングプロジェクト)様の公式アプリ作成事例

 

私たちのアプリが貴店のリピート集客を変えます

今回ご紹介した「ラムちゃん」様の事例は、

・ダウンロード特典なし、入会金200円でも1か月で1万DL
・月150件の顧客アンケートを自動取得
・アンケート結果をもとに食べ放題の提供スピード改善
。スタッフが自信を持って勧められる販促体制

という、「売上につながる数字」と「現場が変わる改善」の両方を実現した好例です。
これらを実現できた理由の1つとして、単なるアプリ開発ではなく現場目線の運用サポートまで行っている点をご評価いただきました。

私たちが提供するアプリは、クーポン・ポイント・顧客管理・アンケート配信など基本機能はもちろん、現場課題に合わせた新機能開発や販促施策の提案までワンストップで行います。
だから、導入しただけで終わらず、成果が出るまで伴走できます。

「ラムちゃん」様のように、
・顧客データを活用して休眠客へアプローチしたい
・店舗の課題をアンケートから見える化したい
・会員獲得率を高め、ファンを増やしたい

そんな想いがある飲食店経営者の方は、ぜひ一度ご相談ください。
これまでに3,000店舗以上をサポートしてきた経験から、貴店に最適な導入・運用方法をご提案します。

↓ ↓ ↓

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また、この他にも以下の企業様を中心に様々な成功事例がございますので、まずはお気軽にお問合せください。

貴社からのご連絡をお待ちしております。

それではこの記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人
アクティブ・メディア株式会社 飲食店サポート事務局
店舗公式アプリ作成サービスを通じて飲食店の顧客台帳経営と販促をサポート。 その内容が「Withコロナ時代の即戦力アプリ」、「最も飲食店経営に寄り添ったサービス」として農水省後援の外食産業貢献賞を受賞する等、飲食業界や公的機関から高く評価。 このコラムでは3,000店以上のサポート実績から得た独自ノウハウや事例を公開する等、飲食店経営に役立つ情報を発信している。